散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

トワイライト

2015年01月08日 | ★デジカメタ坊写真帳

トワイライトエクスプレスは、人気のある寝台特急だけど・・・トワイライトゾーンというと話は別になります。

トワイライト(twilight)は、辞書を引くと、まずはじめに「薄明、日の出前、(日没後の)たそがれ」と出ています。
文学的な訳では「逢魔ヶ刻」などともあり、今のように電灯が点ることもなかった時代には"魔が差す刻限"とされたようで、それまではっきりと見えていたものが、薄暗さの中で顔かたちも朧げに見えるのですから、のっぺらぼうなんて妖怪は、きっとこの時刻によく見かけられたのかもしれません。
辞書では、twilightの前後に、twice=2度、2回、2倍。twin=双子、双生などの単語があります。
つまり、2つの明かりという意味で考えれば、太陽と月が空にある状態、どちらかというと、日没後のまだ明るさが残っている東の空に満月が姿をあらわしたときか、日の出前の明るくなってきた西の空に満月が沈みはじめるころを、トワイライトとして、さまざまに怪異な話が伝えられています。
有名どころでは、満月の夜に現れる「狼男」がそれで、「吸血鬼」もドラキュラのように毎日現れるのではなく、子どもの姿になって満月の夜に女性の血を吸うなんて話もあります。
自然分娩を手がける助産婦さんが「引力の関係かどうかはわかりませんが、月が中天にあるとき(満潮時)に産まれることが多い」といっていましたが、血を「ケガレ」と考えるに至ったのは「死」や「病」と密接に関係していることもありますし、狼や野犬など血の匂いを嗅ぎつけて襲いかかってくる動物がうろうろしていた時代に、女性の生理、特に死亡率の高かった出産と月の関係は切っても切れないものでした。
とりとめのない話になってしまいました。
「トワイライトゾーン」で思い浮かぶのは、我々世代では、テレビ放映されていた「ミステリーゾーン」と、同名の映画を撮影している最中に、コンバットで有名なビッグ・モローさんと子役が爆風であおられて墜落したヘリコプターのローターに巻き込まれて亡くなったこと。
You Tubeで、その事故シーンが公開されています。

ここ数日、朝、西の空を見ると、だんだんと明るくなる中、まん丸の月が沈んでいきます。
1月5日が満月でした。
月の満ち欠けは、約29.5日周期です。
その、ほぼ15日前、12月22日が新月でした。
下の写真は、12月24日の夕闇が辺りを真っ暗にしたとき、西の地平線にポツリと浮かぶ薄い光が見えたので、全体と望遠で撮影した月です。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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すごい (酔華)
2015-01-09 08:56:31
デジカメで撮影したんでしょうか。
望遠できれいに撮れてますねぇ。
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ISO感度 (メタ坊)
2015-01-12 23:16:55
愛用のデジカメは、ず~っと富士フィルムです。
ISO感度が3200なので、手ぶれしにくいのかもしれません。
返信する

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