寒い冬には、やっぱり「花垣」

お酒を飲まない！というよりも、ノンアルコールビールで満足する。
そう決めて、アルコールを飲まなくなってから、４年経つ。
なぜ、４年とわかるか・・・運転免許の更新で、試験場の教官に「キリンフリー」は、まったくアルコールが検知されないと聞いたのがきっかけだったからだ。
実際には、歳のせいか飲むとグダッとしてしまうし、原付バイクやマイカーの運転をイザというときにできないのも敬遠する動機だった。
そして、キリンフリーを飲み続けているうちに、本当はアルコールがなくても満足することに気づかされた。
これは、学生時代に、みんなで大酒飲み（いわゆる一気飲みをみんなそろってやる）をして泥酔、狭い６畳間に男女８人が入り乱れて雑魚寝となった。
真夜中に、ふと意識が鮮明になり、目の前にかわいい子がいたが、体が仮死状態でまったく身動きができなかった。無念！
そのときから、絶対酒には飲まれないと決め、限界量を超えない飲み方をマスターした。

キリンフリーでアルコールが好きなわけじゃない！と気づかされた衝撃は、泥酔の無念さと同じインパクトだったのだ。
それが今年は、ちょっとした祝い事があって、贈り物にと「花垣」を取寄せた。
福井県越前大野の日本酒だ。銘柄も祝い事にふさわしい名だし、とにかく美味い。

しかし、ぐい呑み２杯で、泥酔した。
12月の蔵出しで出る「冬のしぼりたて」は、本醸造ながら糀香が鼻をくすぐる。

２月に出る大吟醸「たれくち」の到着を待っている。
その二つが、メタ坊のお気に入り・・・飲み切れば、また禁酒生活に入ろうと決めている。