「水が合わない」という言葉がある。土地の環境や風土に馴染まないことの意だ。実際、海外へでかけたときには、その土地の水を飲んだために腹を痛め、旅行中ず~っと観光地よりもトイレへの滞在が長かったといっていた人もいる。瓶入りのミネラルウォーターなら大丈夫と思っていたら中身は現地の水道水だったり、サラダをうっかり食べて、その野菜を洗った水にやられたという人もいる。実に水は侮れない。日本国内で買ったエビアンやボルヴィックといった銘柄のミネラルウォーターでも、それが硬水であるために腹をこわす人もいる。「水と安全(平和)はタダ」という日本神話も崩れてしまった昨今、どこに生まれどこに育ち、何を飲み、何を食べていたかで、癌などの病気の発症の割合が変わってくるという学説もあると聞いた。私の場合、横須賀生まれの横須賀育ち、ときどき南房総、結婚して横浜だから、それぞれ半原系統、井戸水、道志・馬入水系と水を変えていることになる。水道施設の資料を見ると、神奈川県の人口が急増しはじめる昭和40年に相模川中流域の取水がはじまっており、横須賀の場合、半原から小雀へ順次移行していたことがわかる。こじつけかもしれないが、当時、体質の変化があったのかもしれないと今思うと合点する部分もある。千葉の井戸水は典型的に肌に合わなかった。そのため、田舎から帰るとしばらく吹き出物の治療に医者に通っていたことを思い出す。横浜の水もいけなかった。それが急に改善した時期が宮ケ瀬ダムの完成で水のブレンド具合が変わったせいだと思い込むのも少々度が過ぎているかもしれない。とにかく、聞くところによれば、聖マリアンナ医科大学西部病院では「はまっ子どうし」の売れ行きが飛び抜けているという。長年にわたって横浜の水を飲んでいた人の中で治療の必要から水分を多く摂取しなければいけない人に、相性の点からも横浜の水道水を仕込んだものを勧めているからだと思われる。もし、他の方面病院でも売り上げが伸びているとしたら、その仮説が成り立つはずだ。そうなると、私の場合は半原から取った水を飲めば体質改善が著しいかもしれない。これをご覧の皆さんも生まれ育った土地で飲まれている水を手に入れて、試しに飲み続けてみる価値はありそうだ。
アクセス状況
アクセス | |||
---|---|---|---|
閲覧 | 181 | PV | |
訪問者 | 156 | IP | |
トータル | |||
閲覧 | 3,614,849 | PV | |
訪問者 | 1,267,087 | IP |
最新記事
カレンダー
バックナンバー
カテゴリー
- ★ぐるメタ坊食日記(160)
- ☆グルめぐる横浜(634)
- ☆行っチャイナ街(65)
- ☆ガチうま商店街(46)
- ★メタ坊タウン情報(93)
- ☆横浜じゃん(338)
- ☆神奈川県(ハマ以外)(67)
- ☆千葉県(211)
- ★デジカメタ坊写真帳(102)
- ☆撮!富士 #Fuji(294)
- ☆撮!本日の逸品(153)
- ★メタ坊徒然草(145)
- ☆たまに娯楽(97)
- ☆たまに修行(91)
- ★集メタ坊屋敷ごみ(77)
最新コメント
- 酔華/1年を振り返って
- あぶら/2001、2003年の戸塚駅周辺
- メタ坊/マダムのあられ
- 酔華/マダムのあられ
- メタ坊/寒い夜には
- 酔華/寒い夜には
- メタ坊/遠望・富士山2023.11.14(火曜日のランチ)
- 佐貫卓球ルーム2/遠望・富士山2023.11.14(火曜日のランチ)
- メタ坊/金曜日のバーミヤン
- 酔華/金曜日のバーミヤン
ブックマーク
- ◆散歩の閑人
- メタ坊のホームページ
- ◆中華街ランチ探偵団
- 酔華大人の横浜中華街案内
- 茶飲み富士サンの定点観測
- コツコツと記録更新
- goo
- 最初はgoo
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます