散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

はまっ子どうし

2009年06月20日 | ☆撮!本日の逸品
「水が合わない」という言葉がある。土地の環境や風土に馴染まないことの意だ。実際、海外へでかけたときには、その土地の水を飲んだために腹を痛め、旅行中ず~っと観光地よりもトイレへの滞在が長かったといっていた人もいる。瓶入りのミネラルウォーターなら大丈夫と思っていたら中身は現地の水道水だったり、サラダをうっかり食べて、その野菜を洗った水にやられたという人もいる。実に水は侮れない。日本国内で買ったエビアンやボルヴィックといった銘柄のミネラルウォーターでも、それが硬水であるために腹をこわす人もいる。「水と安全(平和)はタダ」という日本神話も崩れてしまった昨今、どこに生まれどこに育ち、何を飲み、何を食べていたかで、癌などの病気の発症の割合が変わってくるという学説もあると聞いた。私の場合、横須賀生まれの横須賀育ち、ときどき南房総、結婚して横浜だから、それぞれ半原系統、井戸水、道志・馬入水系と水を変えていることになる。水道施設の資料を見ると、神奈川県の人口が急増しはじめる昭和40年に相模川中流域の取水がはじまっており、横須賀の場合、半原から小雀へ順次移行していたことがわかる。こじつけかもしれないが、当時、体質の変化があったのかもしれないと今思うと合点する部分もある。千葉の井戸水は典型的に肌に合わなかった。そのため、田舎から帰るとしばらく吹き出物の治療に医者に通っていたことを思い出す。横浜の水もいけなかった。それが急に改善した時期が宮ケ瀬ダムの完成で水のブレンド具合が変わったせいだと思い込むのも少々度が過ぎているかもしれない。とにかく、聞くところによれば、聖マリアンナ医科大学西部病院では「はまっ子どうし」の売れ行きが飛び抜けているという。長年にわたって横浜の水を飲んでいた人の中で治療の必要から水分を多く摂取しなければいけない人に、相性の点からも横浜の水道水を仕込んだものを勧めているからだと思われる。もし、他の方面病院でも売り上げが伸びているとしたら、その仮説が成り立つはずだ。そうなると、私の場合は半原から取った水を飲めば体質改善が著しいかもしれない。これをご覧の皆さんも生まれ育った土地で飲まれている水を手に入れて、試しに飲み続けてみる価値はありそうだ。

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