勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

参ったね~。

2014年12月05日 | 時事
NY円、7年4か月ぶり120円台…与党優勢で(読売新聞) - goo ニュース

ついに120円突破ですね。125円くらいまでは行くんじゃないかとは思っていましたが、やはりと言った感じです。『アベノミクス』で黒田バズーカを打ちまくり円売りへと・・・。こりゃ大変です。
全く持って財務官僚の良い様にやられっぱなしで、何回も言いますが庶民の暮らしは苦しくなる一方です。デフレスパイラルの再来も時間の問題かもしれませんね~。

(円安・株高&増税)→(輸出大企業はウハウハ)→(政治献金ガッポリで与党ウハウハ)
→(大企業等による天下りポスト拡大で財務官僚ウハウハ)

ま・・・こんな図式かなぁ
輸出の時にかかった消費税は戻ってくる(還付される)制度になっていますので増税は輸出企業は大歓迎です。消費税8%になりましたのでトヨタで2900億円近く戻ってくる計算です。労せずしてこれだけの利益ですから自民党さまさまってとこですかぁ・・・

対して日本の多くの企業に関連してくる輸入の方ですが、この為替レートでは更に商品代金に転嫁するしかないようで昨日会社で見積もりをとった輸入品も結局値が上がりました。今週はいくつかの仕入先が5~10%の値上げを打診してきています。これらの負担はやはり消費者です。このままでは来年は相当物価が上がるので我々庶民も覚悟を一層固めなければいけませんね~。

こんなことを言うと「消費マインドが落ちるから、逆にどんどん消費してお金を回して景気を良くするように発信した方が良い」と言われる場合がありますが、実際問題高給取りの人間には庶民の暮らしは頭でわかっていても体感していないでしょうから無理があるというものです・・・

いずれにせよ、物が売れなくなると売り手の方は利益を限界まで抑えて売ろうとします。当然利益は出ません。なので出すもの(賃金)も出せなくなります。給料は上らないので生活は良くなるわけもありませんね。
最近、メディアでもこの話題がよく出てきていますのでご理解されているかとも思いますが、一人でも多くの方がSNSを使って発信すれば「大きな世論」となって声が連中に届くかも知れないという淡い期待を抱きながら書いている所存です。


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