問題山積の三菱自動車。

三菱自動車の苦境は続きます。
不正行為のあった「eKワゴン」、日産自動車に供給している「デイズ」、それら４車種のユーザーや、生産停止で打撃を受ける部品会社や日産自動車への補償などにかかる費用が見通せないとして来年３月期の業績予想の公表を見送りました。当然といえば当然ですね～
三菱東京UFJ銀行、三菱重工業、三菱商事の三菱３兄弟が手厚く支えてくれるかどうか・・・なにせこの３兄弟の業績も急降下ですので安心してはいられません。世論では「三菱自動車に車を作る資格はない」とまで言われていますので今後落ち込む売り上げの回復が心配です。
とは言え、希望はあります。海外での売り上げが多くを占める同社にとって、アメリカでの再テストが「燃料試験データは正確で、米環境保護庁（ＥＰＡ）が定める手続きに従っていることが確認された」ことは一安心かも知れません。あとは「信用の回復」でしょうね～
この不祥事は２度目ですので市場が許すかどうか・・・長い我慢になりそうです。

さて、信用といえば“日本の信用”はどうでしょう。今日は日銀の追加金融緩和見送りで一気に円高が進み株価は暴落の一途でした。もう打つ手がなくなってきたアベノミクスによる金融政策は完全に信用力を失いつつあります。一般的に困った時は“落としどころ”を探すわけですが、この最大の国策に落としどころはあるのでしょうか（汗


＜保有銘柄＞
ゲオ
津田駒工業
東洋埠頭
ザッパラス
カドカワ
リミックスポイント