ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

あれから一年!

2018-07-23 07:43:15 | 日記
丁度一年前の今日僕は一度あの世に行った、というか行きかけた? 元々 軽い検査のつもりで行った病院で検査中に具合が悪くなり、そのまま入院。そこから1ヶ月と少し入院生活を送り、一旦退院したものの、その後も具合が悪く何度か病院に行って診てもらったものの、検査のデータが退院時と変わらないから大丈夫の一点張り。

しかし、症状は日に日に悪くなる一方だ。
そして遂にあまりのしんどさに夜間の診察に行った。その時もそれまでと同じでその時検査したデータが変わりないから、帰っても良いと言われた。でもあまりしんどいしその日は金曜日だったので土日に具合が悪くなったら嫌だから入院させて欲しいと粘りに粘りやっとの事で入院することができた。

ところが次の日更に状態は悪化、息が苦しくてどうしようもなかったのだが、その日は土曜日で担当の医師もおらず、当直のインターンの先生と看護師さんだけだった。殆ど処置らしい処置もしてもらえないまま更に状態は悪化。

監察室に移動させられた頃にはいよいよこれで僕も終わりかもしれないと観念しかけた。

しかし、母を1人残して逝くわけには行けないという思いだけはあった。でもいよいよ苦しくなり母にゴメン、もうあかんわ と言った所で意識が無くなった。

僕が生死の淵を彷徨っている時僕は現実と夢?の狭間で揺れ動いているような感じがした。どれくらい時間が流れたかわからぬまま、ふと気がついた時にそこがあの世ではない事と別の病院に変わっている事、そして自分は助かったという事が瞬時に分かった。結局僕は意識を失った後、それまで入院していた病院がバンザイしてしまったので別の受け入れ先を探してもらいそこに搬送するかどうかの決断を迫られたそうだ。

最初の病院の医者は搬送している間に死ぬかもしれないという事を延々と言っていたらしい。でも僕の従妹が頭が真っ白になっている母親の背中を押してくれたおかげで結果としては僕は助かった。結局僕は集中治療室に10日ほど入っていて8月に入ってから一般病棟に移る事となった。

後から聞いた話によると僕は今通院している病院に着いた時心臓が一時的に止まっていたようだ。
A E D を使って蘇生させたらしい。集中治療室の看護師さんも僕が運ばれた時当番で出勤してたけど死んでるように見えましたよと言っていた、

何とか一命を取り留めた後も意識が戻らなかったら植物状態になるとか、その他色々な事を聞かされたらしい。でも何でこんなに悪くなったのか分からないとも言われたそうだ。

たまたま僕を診て下さった先生が腕の良い先生だったのでなんとか助かったという事も後でわかった。

僕は集中治療室にいる間に誕生日を迎えた。
生まれたのが病院だったから、その時以来自分の誕生日を病院で迎えるなんて人生2度目の経験をしてしまった。
その後も一般病棟に移ってから更に2ヶ月以上の入院生活を送ることになったのだがこれがかなり辛かった。

でもこうして一年経った今もこの世に生きていれて生活出来ている喜びはひとしおだ。
そして色んな人の支えがあって今の自分があるという事も今回の件では思い知らされた。

助けて頂いた命を大切にし、感謝の気持ちを忘れずに少しでもお返し出来るようにしていきたいと思っています。