僕の好きな事の一つに映画観賞がある。ロードショーを観に映画館に行く時もあれば、観そびれた作品を後で買って観る事もある。
基本的には洋画の方が圧倒的に観る本数は多い。僕の今まで観た邦画の中で好きな作品は「砂の器」や「天城越え」と言った松本清張の作品や
「蒲田行進曲」や「時代屋の女房」と言った人情味溢れる作品だ。でも僕の中で断トツの1位はやはり「太陽を盗んだ男」を置いて他にない。
たまたま今日入った本屋で最新刊のキネマ旬報を見ていたら70年代の日本映画のランキングの特集をしていてその1位に「太陽を盗んだ男」が入っていたのだ。

良く40年近く前にこんなぶっ飛んだ映画作れたものだと今でも思う。原爆は誰でも作れると言うところからこの話は始まる。
でもこの映画の中では主人公が何故原爆を作ったのかその理由が全く述べられていない。最後まで動機は謎のままだ。
とにかく主人公は授業でも一生懸命原爆の作り方を生徒たちに説明したり、遂にプルトニュームを奪いに東海村の原発に潜入して見事に奪ってしまう。
そして自分の住んでいるアパートで原爆を作ってしまうのだ。

実は主人公はこの時被曝してしまう。科学の先生で原爆の製造に詳しいのに被曝対策があまりに稚拙だし、他の住人だって被曝してしまうのでは?なんて突っ込みを入れたくなる所もあるけど、そんな事忘れるほどストーリーの流れがいい。
そして原爆が出来た時に主人公が喜んで踊りまくるんだけどその時流れている音楽が ボブ マリーのGet Up Stand Up の ア、ヨー!ア、ヨーヨーヨー!の部分だ。シリアスな場面なんだけどほんわかしてしまう。
この映画は沢田研二と菅原文太という全くタイプの違う男の対決というのも見どころの一つだ。
主人公のジュリーが自分の対決相手として選ぶ菅原文太演じる山下警部と出会う 皇居前でのバスジャック事件 。

物語の途中まで山下警部は何故自分が犯人から対決相手に選ばれたか全く分からず手探りのまま物語が進んでいく。前半は普段は動の文太さんが静に徹した抑えた演技で犯人と向き合うというのも魅力の一つだ。
主人公が対決相手として選んだ山下警部 とのやりとりの中でも 原爆持ってるからなんでもできるはずなのに、何をしていいかわからないというやりとりがある。
①ナイターを最後まで観せろ
②ローリングストーンズの日本公演をしろ
などと言う荒唐無稽な要求をするのだ。
既に犯人も何をどうしていいのか?何がしたいのか? 分からず物語は迷走して行くのだ、

そして物語はどんどん加速して行くのだ!
基本的には洋画の方が圧倒的に観る本数は多い。僕の今まで観た邦画の中で好きな作品は「砂の器」や「天城越え」と言った松本清張の作品や
「蒲田行進曲」や「時代屋の女房」と言った人情味溢れる作品だ。でも僕の中で断トツの1位はやはり「太陽を盗んだ男」を置いて他にない。
たまたま今日入った本屋で最新刊のキネマ旬報を見ていたら70年代の日本映画のランキングの特集をしていてその1位に「太陽を盗んだ男」が入っていたのだ。

良く40年近く前にこんなぶっ飛んだ映画作れたものだと今でも思う。原爆は誰でも作れると言うところからこの話は始まる。
でもこの映画の中では主人公が何故原爆を作ったのかその理由が全く述べられていない。最後まで動機は謎のままだ。
とにかく主人公は授業でも一生懸命原爆の作り方を生徒たちに説明したり、遂にプルトニュームを奪いに東海村の原発に潜入して見事に奪ってしまう。
そして自分の住んでいるアパートで原爆を作ってしまうのだ。

実は主人公はこの時被曝してしまう。科学の先生で原爆の製造に詳しいのに被曝対策があまりに稚拙だし、他の住人だって被曝してしまうのでは?なんて突っ込みを入れたくなる所もあるけど、そんな事忘れるほどストーリーの流れがいい。
そして原爆が出来た時に主人公が喜んで踊りまくるんだけどその時流れている音楽が ボブ マリーのGet Up Stand Up の ア、ヨー!ア、ヨーヨーヨー!の部分だ。シリアスな場面なんだけどほんわかしてしまう。
この映画は沢田研二と菅原文太という全くタイプの違う男の対決というのも見どころの一つだ。
主人公のジュリーが自分の対決相手として選ぶ菅原文太演じる山下警部と出会う 皇居前でのバスジャック事件 。

物語の途中まで山下警部は何故自分が犯人から対決相手に選ばれたか全く分からず手探りのまま物語が進んでいく。前半は普段は動の文太さんが静に徹した抑えた演技で犯人と向き合うというのも魅力の一つだ。
主人公が対決相手として選んだ山下警部 とのやりとりの中でも 原爆持ってるからなんでもできるはずなのに、何をしていいかわからないというやりとりがある。
①ナイターを最後まで観せろ
②ローリングストーンズの日本公演をしろ
などと言う荒唐無稽な要求をするのだ。
既に犯人も何をどうしていいのか?何がしたいのか? 分からず物語は迷走して行くのだ、

そして物語はどんどん加速して行くのだ!