最近の母の様子がとても気になること、
そして私自身も何かと忘れやすいことが心配になってきたことも
あり広報で知ったこの講座へ行くことにしました。
大学病院の大きな会場には、埋め尽くされ150人もの人が受講しました。
それだけ大きな関心事や真剣な悩みの一つになっていることだと思います。
講座では
日常で、認知症の患者さんに関わっているお医者さんのお話、
看護師さんのお話、リハビリテーションの先生、認知症に関する
薬のことや、飲みづらいときの飲み方の方法、
栄養士さんによる認知症を予防する食べ物、栄養のこと
そして、認知症を患い進行してきた時、自宅で生活できなくなってきたとき
地域の中で家でどのように生活していくか
など、各方面からお話を聞くことができてとても勉強になりました。
認知症のリスクを抱えている人は
・糖尿病
・血圧が高い人
・喫煙者
・体を動かさず運動をあまりしない人
・歯が悪い人
・人との関わりがあまりない人
など・・.
私は歯がとても悪く、そういえば最近はあまり体を動かしていません。
夜のビールも欠かせないし、仕事を辞めてから人ともあまり関わりがない。など
とてもハイリスクな状態です。
こうなれば何としても
認知症を予防するために是が非でも対策を考えていかなければ・・。
ということで
この公開講座ではしっかり学んできました。
・運動をすること
有酸素運動・・息切れがするほどの運動でややきついかなと思うほどの運動だそうです。
1回、45分~60分を週3回・・・・少なくとも3か月は続けて
できれば半年から1年は続けていくことが効果的だということです。
足踏み、ウォーキング、ステップ運動など歩き方を変えたり
足踏みをしながら腕を振ったり、それに加えて計算をしたりしりとりや
じゃんけん。
たとえば右と左でじゃんけんをして右は勝つと決めてじゃんけんをする。
みんなでやってみたけれど、間違ってしまうこともあり油断できない
いい頭の体操になります。
・食事は、偏らず3食バランスがいい食事を心がけること
そして、薬は、認知症を治療することはできないけれど
今の進行を遅くすることができるということです。
薬の臨床をしても効果がでなかったり副作用が出たりして認可がおりなかったり
しているものもあり、認可された限られた薬を使用していくことになるようです。
「サプリメントは、認知症リスクを低くする効果が見つかっていないと
臨床研究では言われているそうですが、WHOでは効能を否定するものではない」
とのことです。ただ治験を繰り返すなど高額な費用もかかりサプリメントを臨床するまでは至っていない・・らしいのです。
このようにセミナーを受講してみて改めて阻止しなければと思いました。
年を取れば機能も弱り、誰もが認知症になる可能性はありますが、
その年齢をとにかく先送りしていきたいものです。