Adagioな毎日

ゆっくりとした時の流れを楽しみにながら毎日をつづります。

寝台列車が運んでくれた青春の思い出

2017-02-23 16:38:19 | 

もう何十年も前、20代、山登りに夢中になっていたころ信州へ行くのに寝台列車に乗りました。

大阪から長野へ。「ちくま」だったかな。

2段ベッドで横たわりカタコトカタコト心地いい揺れを体に感じながら遠くまで運んでくれていると実感したものでした。

電気も落とされ暗かったけど駅を通過する時パッと明るくなって。

哀愁感じる汽笛。

終点のお知らせアナウンス前のオルゴールも懐かしく思い出されます。

大きな荷持つを降ろしたりして降りる準備をしたものでした。

数年前くらいまではよく大阪駅で電車を待っていると雪をいっぱい屋根に積んだ寝台列車が駅へ入ってくるのを 見ては懐かしくそして心踊ったものでした。

次々引退していきもう見られなくなっていく寝台列車。寂しい限りです。

最後にもう一度ゆっくり乗っておきたかったです。

 


酒粕&甘酒に夢中。

2017-02-23 15:28:09 | 健康

純米酒に凝っています。

旅行に行くと必ず買ってくるのがその土地のおいしい純米酒。 小さな500cc位の上品なびんに入った防腐剤はもちろんのこと何の混ざり気もない超純米酒。

とろっと口の中でなめらかに落ちていくっていうのがいい。

おいしいお食事をいっそうおいしくしてくれます。

そんなわけで「お酒」と名のつくものが大好き。

 最近凝っているものが「酒粕」と「甘酒」

その酒粕は主にお味噌汁へ入れるのが今のマイブームなんです。

酒粕を入れて、溶かしてお味噌はほんのり甘い白味噌を入れます。

これはもう欠かせない1品でもあるのです。

酒蔵によって味が違うと言われている酒粕。いろいろな酒粕を堪能したいです。生協で酒粕リピートしているこの頃。

酒蔵・・といえば買わずにはいられないのが「甘酒」。これもリピート、最近いつも手元にある飲み物です。

酒粕も甘酒も、たんぱく質、ビタミンB群、食物繊維がたっぷり含まれていて体にもいいし女性のみかたっていうから

うれしい!

甘酒は自分でも作れるぞ・・・・

近々酒粕で甘酒を作ってみようと思います。


津軽海峡冬景色・・竜飛岬へ

2017-02-11 14:29:34 | 健康

雪の東北へ行って来ました。

お得ツアーで、写真仲間と写真旅へ。

青森は初めてで心浮き立ちながら伊丹空港から飛び立ち青森空港へ。近づくに連れ山や一面の雪化粧が綺麗でした。

大阪では1月に入ってからはとても寒く雪が予想されながらも何センチも積るということはなかっただけに白銀の世界に感動!

 

青森空港へ降りたち寒さは覚悟していたのでわあ寒い!ということはありませんでしたがやはり積もった雪はきれいでした。

そしてバスへのり、1日目宿泊先へ。

早く旅館へ到着したので

あたりを散策。一面りんごの木でした。

春には白いきれいな花が咲き、秋には赤いりんごがきれいに彩ることでしょう。

そして冬は雪が枝に積もったリンゴの木。

ところどころで除雪作業をしている人達がいました。

大変な力仕事です。

宿泊先の温泉はりんごがたっぷり浮かんでいることが自慢の温泉宿でした。

大きなリンゴがプカプカ浮かびりんごを手にしながら温泉につかるなんてなんて贅沢。

次の日、お化粧ののりが良かったのは気のせい?

そのかわり地元名産の純米酒をおみやげに。

次の日は、まずワラッセルへ。

ねぶたがたくさん展示されていて勇ましくそしてきれいでした。

そして、バスは、突飛岬へ。

北へ進むにつれて、雪が降ってきて周りの景色も雪深くなってきました。

最先端竜飛岬は、風がとても強くて雪が飛ばされあまり積らない様なのですが冬の厳しさを感 じました

とうとう来た・・東北の最先端へ。

うなるように吹く風。

津軽海峡冬景色の歌碑が。歌碑にある赤いボタンを押すと歌が流れ渡ります。

歌碑にも歌詞が刻まれ

上野発の夜行列車 おりた時から 
青森駅は雪の中
北へ帰る人の群れは誰も無口で 
海鳴りだけをきいている
私もひとり 連絡船に乗り 
こごえそうな鴎見つめ泣いていました


ああ 津軽海峡 冬景色ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと
見知らぬ人が 指をさす
息でくもる窓のガラス 拭いてみたけど
はるかに霞み見えるだけ
さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ 津軽海峡 冬景色

 

雪が横殴りに降りうなるような風音に、険しい表情の海。

竜が飛ばされるほどの強い風が吹く・・ということで名付けられたと言われる竜飛岬。

この歌詩の風情が心に落ちて行きました。

流れる歌を聞きながら、景色をしばらく眺め堪能したあと海岸へ。

夏は海水浴にでもなるのか、コテージのようなものがたくさん建っていました。

浜辺は、夏の遊んだ後のごみがそのまま残されていました。

夏は海水浴となり若い子たちがたくさん訪れるのかな。

全く違った姿を見せることでしょう。

竜飛岬近くにある唯一のホテルへ宿泊。

ロビーの下を青函トンネルが通っていて、新幹線が走る度に七色の光が教えてくれます。 1泊目、2泊目どちらもホタテなど海の幸がたっぷりのお料理もおいしかった。

一緒に青森のお酒も飲みたかったかな、皆飲まないので私だけ飲むというのも。その代わりに地酒純米酒のお土産を買って帰りました。

そしてなんといっても温泉もとても心地よく体を温めてくれました。

朝・・晴れていて雪景色の北海道が良く見えました。

近くに感じました。

 

朝、竜飛岬から展望台の方へ歩きました。

その途中、「階段国道」の標識が。

雪のため閉鎖されていましたがこの道は車が走らない国道として有名な珍しい国道のようです。

ちゃんと「国道339」と標識もたっています。

歩いていると

地面が凍っていて何人かの人が滑り転んでいました。危険! 要アイゼンです。

展望台も手すりを持って恐る恐る登っていきました。

風力発電もたくさん立っていました。

上から見渡す一面は海岸ギリギリまで立つ家と漁船。

凍るような寒さの中朝早くから海へと出て行くのでしょう。

ここは夏はアジサイが一面に咲ききれいに岬を引き立てているようです。

春、夏、秋の竜飛崎もぜひ見てみたい!

と心を残して、青森空港へと向かいました。

青森空港では雪も強くなり空港の除雪作業をしていました。

雪深い冬の青森。

津軽海峡冬景色そのもので、旅情あふれる旅になりました。

 また来たいな。