おとなになってフランスに留学した話

アラフォーのフランス留学日記です🇫🇷パリの大学で学部生をしています。フランスのことや、学校生活について書いています。

ma vie déconfinée

2020-05-12 22:53:00 | 日記
フランスでは、昨日から外出制限が緩和されています!
久しぶりに友達が外出するよと連絡をくれたので、少し一緒に散歩しました。町には人が溢れ、半分くらいはマスク姿でした。
どのお店も、店内の客数を制限していて、入店待ちの列ができている店もありました。入店にマスクが義務の店も。
基本的に、店員さんはマスク着用、入店時に手指消毒、レジにはプラスチック製のシールドが。




今日はやっとお店が開いたので、スーパーで買えなかった日用品をさがしに行ってきました。
例のSDFのお兄さんが、マドモアゼル!と何度も呼ぶから、カンパかな?と思って財布を探していたら、”そうじゃないんです。元気でしたか?いつも顔を合わせるのに、あまり話してなかったから、、、体に気をつけて。”と。お兄さん、わたしのブログ読みました?笑。




ロワール川沿いの遊歩道もついに解禁!!雑草伸び放題です。

帰り道、知らないおじいさんが真顔で呼び止めてきました。なんか言われるのかな、、と思ったら、”すみません、今日何日だっけ?”5月12日です笑。
そういえば、去年の今日、トゥールに初めてやって来たのを思い出しました。




帰りにスーパーに寄りました。お客さんはまばらで、レジも並ばずに済みましたが、いつも無口なお兄さんが今日に限り、”お探しの物はみつかりました?”と。(ええ、だからお会計をするんですよ。)と思っていると、お兄さん、ご親切に今度は英語で同じ質問を笑。
たまらず、ありがとう、大丈夫。でもなんでそんなこと聞くの?と聞いてしまいました。




わからないけど、なにか探してるなら手伝おうかなと思って、、、。とお兄さん。
レジに来る前に聞いて笑。

結論、割とみんな浮かれているようです笑
たしかに、友達に会えて、自由に外出できて、天気も良くて。うれしいですよね。
2か月も外出禁止、そして経済的にも精神的にも大変な時期を経ての制限緩和。どうなることかと思っていましたが、今のところ、あたたかいToursの人々は変わりないようです。




ちなみに、わたしは募金もしますし、寄付もします。SDFのお兄さんが困っていたら小銭くらいなら渡します。見る人によっては偽善に思われるかもしれません。それでは根本的解決にならないとか、本当に有意義に使われているかわからないとか、わたしもその通りだと思います。
でも、別にそれで良いのです。偽善だろうが、自己満足だろうが、自分になにかできることを、と思って行動を起こすことがまず大事なのではと思っています。

日本のニュースを見て、聞いて、悲しくなりました。
Et vous? Vous reprochez à qn qui fait des efforts...qu’est ce que vous pouvez faire alors?