ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

素朴で可愛いものや自然 小旅行が大好き。
60代の心ときめく可愛い暮らしを目指します。

昭和レトロなつかしいもの~おばあちゃんの着物~

2022-11-30 19:28:12 | 昭和レトロ

 みなさんこんばんは 木の実ちゃんです。

今日はおばあちゃんの 着物にまつわるお話をお伝えしようと思います。

      黒の絵羽織の模様(背中の部分)

 

 木の実ちゃんが小学校6年生の夏 地域の夏祭りがありました。

せっかくだから浴衣を着て行きたいと 伝えたところ

今までの浴衣は小さくなってしまい 着れません。

がっかりしていたら おばあちゃんが家にあった浴衣の反物で

半日で 浴衣を縫い上げてくれました。

  おばあちゃんが縫ってくれた 浴衣(昭和40年代後半)

 

 もともと祖母は和裁の先生で 以前は着物を仕立てたり 

仕立て方を教えていましたが その時は80歳近く。

体も弱って 針を持つことはなくなっていました。

孫娘の願いを聞いて 久しぶりに反物を裁ち針をもって

浴衣を縫いました。

「おばあちゃん すごい! たった半日で浴衣が出来た!」って

感動したことを 昨日の様に覚えています。

今覚えばおばあちゃんは 孫娘の浴衣を自分の手で

作りあげったかったのでしょう。

それこそ力を振り絞って 取り組んだことと思います。

その気持ちを思うと 胸が熱くなり 涙が・・・(ありがとう おばあちゃん)

もう50年前の浴衣で 木綿で 黄ばんでしまいましたが

処分できず 今もたんすに大切に置いています。

 

昭和の黒の絵羽織の模様(袖部分)と帯の模様

おーっ 華やかですね。盛ってます!  

ザ・昭和っていう感じの模様ですね。

今も色鮮やかです。

昭和の帯揚げを そのままかばんに仕立ててもらいました。

表部分と裏部分です。

ピンクの絞りのぼかしが とてもきれいです。

おばあちゃんの 黒の絽の着物(お葬式用)が残っていました。

ロングベストに 仕立ててもらいました。

絹の艶やかさ しなやかさ 透け感はそのままです。

黒のブローチも お揃いで作っていただきました。

ブローチの花芯の部分に 黒の絽が使われています。

おばあちゃんをとっても身近に感じ 眺めるたび元気をもらっています。

 

 小さいときに可愛がってもらったこと 大切にされた思い出やもの 記憶は

その人の心の宝物ですね。

大きくなって悲しいことや辛いこと 心が傷つくことがあっても

立ち直って 明日に向かって歩いていく心の強さの

原動力になると思います。

木の実ちゃんも周りの人の 心の強さの原動力になれる人に

なっていければいいなあ と思う今日この頃です。

 

 

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昭和レトロなつかしいもの~おばあちゃんのうつわ~

2022-11-17 20:22:49 | 昭和レトロ

 みなさんこんばんは 木の実ちゃんです。 

今日は昭和レトロの おばあちゃんが使っていたうつわについて

お伝えしようと思います。

   朱塗りのふたつきお椀です。全部で10客あります。

 

 実家を片付けたときに たくさんの昭和の什器や食器が見つかりました。

姉2人と3人で片付けました。その中でどうしても処分できず 持って帰ってきたものがあります。

お椀揃えや重箱 普段使いの食器などです。

中でもお椀揃えや重箱は どうやら 祖母の嫁入り道具みたいです。

祖母は明治の末生まれですから 大正末期 少なくても昭和初期の作と推定されます。

 

ふたつきお椀 ふたを開けるとこんな感じです。  側面から見た場合は こんな感じ。

汁物をお椀に盛り ふたにお漬物などを盛ることが出来ますね。昔の食器は 合理的に出来ています。

お椀の朱色や 金の縁取りなどは色あせず 鮮やかに残っています。

ふたの模様をよく見ると

花や葉っぱ 枝やつぼみ 蝶が金などで描かれています。

面白いのが お椀のひとつひとつの模様が 微妙に違うこと。

花の形でも 横に広がったものもあり つぼみの枝の角度も 細かく見れば違いがあります。

手書きで おおらかに描いたものなんでしょう。

下のふたの模様は なんとつぼみを描くのを忘れちゃってます(笑)

この時代の 温かみ ぬくもり おおらかさを感じて おもわずほほえんでしまいます。 

お次は 三段重箱。入れ子式になっています。内部と底面は赤の漆塗り。側面は黒の漆塗りになっています。

入れ子式っていうの いいですね。収納に便利ですぐれものです。

いまも三段の重箱ががきれいに収まるのが すごいと思います。

ふたも三段重ねになっています。

今トレイとして1枚ずつ使っても いい感じですね。

重箱とふたを全部重ねてみました。きれいに重なります。

すごい存在感!

木の実ちゃん この重箱の中に 朱塗りのお椀を入れて

キッチンの食器棚の上で 保管しています。食器棚の上がすっきりしました。

 

普段使いの食器は こちら。

 

ふたつき茶わんやお皿です。

おばあちゃん どうやらエビの模様が好きだったみたい。エビは縁起のいい模様ですね。

他の食器も トレイに並べてみました。

凛とした雰囲気が漂います。

金の縁取りの食器が多くて、金の縁がつややかに光っています。

夫を亡くし 女手一つで5人の子どもを育てた祖母。

決して楽で 豊かな生活ではなかったでしょう。

しかし つつましやかで質素な生活の中でも お嫁に持って来た塗り物を大切にし

華やかな食器を使って 生活に ささやかな色どりを添えていたんでしょうね。

そう思うと この食器たちが とても愛おしく感じられます。

中でも 木の実ちゃんのお気に入りはこれ。

メロンの模様のお皿です。

可愛いですね~ メロンを そのままお皿にするという発想がすごい!

木の実ちゃん 普段使いに このお皿をバンバン使ってます。

 

 なつかしいものを見るたび 心が潤い豊かになります。生きる力が湧いてきます。

なつかしいもの なつかしい人との思い出 ずっと大切にしていきます。

 

 

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どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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昭和レトロのダイアリー手帳

2022-10-01 21:38:04 | 昭和レトロ

みなさん こんばんは 木の実ちゃんです。

今日は またまた3姉妹で 近くの〇〇市の 〇〇百貨店に行ってきました。

次女が その百貨店に用事があって 長女と木の実ちゃんが便乗して

一緒に行ったというわけです(確か倉敷でも3人で百貨店行ったような)

例のごとく いろいろ売り場を見て回った後に

ロフトに行くと 今日から10月というわけで

来年のダイアリー手帳が 売り場にはいっぱい!

そこでめいめい 手帳を買おうと いうことになりました。

木の実ちゃんが買ったのはこれ。

アデリアレトロの ダイアリー手帳です。

アデリアレトロは 昭和レトロの可愛い復刻版のグラスが有名ですが

その文房具版ですね。

ページをめくると

きゃーっ 可愛いチューリップがいっぱい並んでいる!

次に2022~2024のカレンダーが載ってて その次は 月ごとのプランを書く欄があります。

それから月ごとのスケジュール表(マンスリーページ)が載っていて めくると無地のノートページが2P続きます。

それが2024年の 1月まであって

後ろは記念日の控えや贈答品の控え 欲しいものリスト したいことリストが続き

後はメモ帳です。

背表紙はこんな感じ。

昭和レトロの大好きな木の実ちゃん 可愛く 心ときめいたので 購入決定です。

他に ブックカバー ディリーシール ボールペン ペンホルダー アデリア付せんも購入しました。

姉たちも それぞれ手帳を購入。

お茶を飲みながら 手帳の見せ合いをしました。

手帳を見ながら 来年度の旅行計画で 話が盛りあがりました。

来年も3人元気で 楽しい旅行に行けたら いいね。

 

家に帰ってから アデリアダイアリーをカスタマイズしました。

今から いっぱい記入していこうと思います。

実は 小さな軽い携帯用のスケジュール表は もう買っているんです。

このアデリアダイアリーは お家において 金銭出納帳にしようかな。

気に入って買ったもの 大切に使っていきたいと思います。

少し早いですが 2023年も素敵な年になりますように と願いました。

 

 

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ブルーストーンのペンダントトップ~おばあちゃんの思い出~

2022-09-14 17:30:32 | 昭和レトロ

 こんにちは、木の実ちゃんです。

前回の「なつかしいもの ~昭和レトロのガラスたち~」で、

実家やおばあちゃんの思い出がよみがえった木の実ちゃん。

実は おばあちゃんの思い出はまだまだあって・・・

両親が共働きだったので、実家で祖母と一緒にいる時間が多く

幼少期の思い出は やっぱりおばあちゃんが 多く登場します。

 

 今回はおばあちゃんが大切にしていたものを お伝えしようと思います。

祖母は実家は裕福だったけれど、嫁いできてからは 早くに夫を亡くし

女ひとりで 男の子3人女の子2人を 苦労して育てあげたそうです。

和裁が得意で 針と糸を頼りに 和裁の先生や着物の仕立物をこなし 生計を立てたそう。

苦労して育てた長男が海軍士官になって、長年の苦労をいたわり、神戸で指輪や宝石を買ってもらったみたいです。

指輪は残念なことになくなってしまったんですが 宝石(?人造宝石)は私の手元に残りました。

   青い 透き通った 美しい石です。(昭和10年代後半)

 

 その後 娘2人を病気で亡くし、頼りだった長男も戦死してしまった祖母。

どんなに悲しかったことでしょう。

長男に買ってもらった指輪類やこの石を 大切に大切にしていました。その祖母の姿を知っていた木の実ちゃん。

最近になって この石を持って 思い切って宝石屋さんを訪ねてみました。

宝石屋さんいわく 

この石は 今の京セラの前身の会社が戦前に神戸にあって そこの会社が製作した人造宝石なんだそうです。

ガラス玉ではなく、れっきとした宝石だそう。

お店の方は 大切になさってください とおっしゃってくださいました。

そこでリフォームを頼みました。

指輪には大きすぎるので 自然な感じのペンダントトップにしてほしいと頼みました。

出来上がったのがこれです。

プラチナの葉っぱに 小さなダイヤがちりばめられた 素敵なペンダントトップになりました。

もちろん それ相応の金額がかかりましたが、祖母の思い出には代えられません。

 

 ペンダントトップにして、祖母の思い出を身に着ける機会が増えました。

おばあちゃん 喜んでくれてるかな~

ペンダントを身に付けるたび、祖母の笑顔が頭に浮かびます。

これからも大切に 大切にしていきたいです。

 

 

 

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木の実ちゃん 励みになります。

 

 

 

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なつかしいもの ~昭和レトロのガラスたち~

2022-09-05 13:00:21 | 昭和レトロ

 みなさん こんにちは。木の実ちゃんです。

今回は 実家にあった昭和レトロガラスについて お伝えします。

じゃ~ん 迫力ありますね!

実家にあった キャンディボンボン入れ(多分? 昭和40年代)です。

 

 昨今、若者を中心に「昭和レトロ」がブームだそうです。

もちろん私たち昭和世代も懐かしさでいっぱいですね。

現在はシンプルで洗練されたデザインが多いですが、昭和のデザインは派手、形が複雑、過剰、盛りだくさん。

でもそのパワフルさが逆に「可愛い!」と受けているそうです。

このボンボン入れの全体像は こんな感じです。

ずっしりと重いこのボンボン入れ、黄金色というか茶色いガラスが何とも言えませんね。

 水で洗うと一層キラキラして 輝きを増すんです。まさにクラウンのように。

びっくり! それだけガラスが厚いってこと?

物心ついた時から家にずっとあって、実家の片付けの時に処分できずに

連れて帰ってきたもののうちの一つです。

 

 さて 木の実ちゃんがなぜいきなり 「昭和レトロガラス」なのか

お答えしましょう。

先日元同僚の先生と娘さんがブルーベリー摘みに来られて、事後

コーヒーをお出したことは 前回のブログで紹介しました。

コーヒーと一緒に出したシュガーポットが「可愛い!」「素敵!」と

絶賛されたんです。

       シュガーポット(昭和40年代)

 

 あっ これ 実家から持って帰ってきたガラスのうちの一つやん!

実家はテーラー(紳士服仕立て屋)を営んでいたので、接客用に使っていたものと思われます。

改めてじっくり見ると ほんと可愛い! 下のシルバーの模様がなんともいえず ええわ~。

これも昭和レトロやなあ と思い お客様が帰られてから ゴソゴソと他のガラスを探す木の実ちゃん。

 

 すると ありました、ありました。なつかしいガラスたち。大事にしまってました。

   ブルーの小鉢とガラスのさかずき(昭和30年代) 

 

 なんと! 光を当てるときれいな模様の影が出来るんですね 新発見です。

左の小鉢は おばあちゃんがよくそうめんを作ってくれて つゆ入れとしてよく使いました。

右のさかずきは お酒用ではなく、私が小さいとき発熱すると おばあちゃんがピンク色の液状の飲み薬を入れて

飲ませてくれた 思い出があります。(今でもその飲み薬の味 おぼえています)

さかずきには2匹のトンボさんが 涼しそうに飛んでます。見えますか?

 

小鉢とさかずきに ベリーを盛ってみました。うーん なかなかいい感じ!

 

 昭和の名残のガラスにふれ 実家やおばあちゃんの思い出がよみがえって、

静かに心ときめいた木の実ちゃんでした。

 

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