こんにちは、木の実ちゃんです。
今回はうちのファームの土壌についてお伝えしようと思います。
なぜブルーベリーなの?との答えに、うちのベリーくんは
「カキ、ブドウ、イチジクとかいろいろ果物の栽培を試したけれど、ブルーベリーが一番簡単だったから。」
と言っていました。
そこで、もっと突っ込んで、ブルーベリー栽培の土壌について質問した木の実ちゃん。
するとベリーくんから簡単ではない苦労話が出てきました…
もともとブルーベリーは北欧とかカナダなどの寒冷地のベリー。
栽培土壌も寒冷地の土壌が一番適しているらしいです。畑の土や市販されている果物栽培土は適さないそう。
ピートモスの使用が必要ですが、なかなかモスが手に入らなかったそうです。
やっと手に入れ、土壌を改良し、木の根元には水分の蒸発を防ぐため、木の皮を敷き詰めました。
その木の皮は近くの製材所に頼みに行って、実り始めたブルーベリーと交換にいただいたそうです。
ここの気候と土壌のせいではなく、ベリーくんの努力の成果であることが分かりました。
こんな小さなブルーベリーの苗が
5年ほどたつと、こんなに成長します。
背丈は私の身長と同じ158センチぐらい。足元には、木の皮が敷き詰めてあります。
剪定であまり背を高くしないそうです。だから摘みやすいんですね。
苦労話を聞いて、今更ながら「へえ~」と驚く木の実ちゃん(おいおい妻だろう)
『そういえばピートモスの空袋がいっぱい畑の納屋にあったなあ』とか、
『ベリーくん軽トラックでいっぱい木の皮運んでたよねー』とか今思いだす、のんきな木の実ちゃん。
ベリーくんの頑張りを肌で感じながらも、木の実ちゃんは木の実ちゃんで、園に行き必死で働いていました(汗っ)
時間と気持ちの余裕ができた今、心を入れ替えて、足手まといにならないようファームのお手伝いしようと決めました。
それにしても、もっとベリーの勉強しなくっちゃ! と思う木の実ちゃんでした。
ブルーベリーの並木道です。
木の下に潜ったほうが、ベリーは摘みやすいです。
ブルーベリーのチーズケーキも絶品です!(納めているケーキ屋さん作)