ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

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大河ドラマ「光る君へ」383940 ~弟や一条帝の死 そして物語はいよいよ佳境へ・・・~

2024-10-24 22:41:57 | 大河ドラマ

 みなさん こんばんは。

大河ドラマ「光る君へ」 いよいよドラマは佳境を迎えようとしていますね。

光源氏が人生の最盛期を迎える 第33帖「藤裏葉」(ふじのうらは)まで書きあげたまひろ。

宮廷では一条帝や中宮彰子を前に 華やかな「藤裏葉」の朗読会が行われました。

「藤裏葉」は準天皇まで昇りつめた光源氏が 自身の住まいの六条院に兄の朱雀院 

今上の冷泉帝を招いて 華やかな宴を催すストーリー。

豪華絢爛な集まりの裏には 光源氏の不義の子である冷泉帝と 嫡子である夕霧の容貌が

よく似ている様子が描写され そことなく秘密が匂わされているシーンが展開されます。

朗読を聞きながら 一条帝は「美しいが 恐ろしい」とつぶやきます。

朗読の内容も 光源氏を中心とした華やかな宴の様子が伝えられるのですが

ドラマの撮影場面も 豪華絢爛。

一条帝 中宮 親王 左大臣 左大臣の息子 華やかな衣装をまとった女房達

まさに「ザ・平安絵巻」! 御簾や屏風 華麗な襖絵 清められた白木の柱 美しい調度品

さすがNHK 私たちが見たいと思っていた平安絵巻を令和の世に展開してくれてますね💛

 

 「藤裏葉」で頂点を極めた光源氏 次の「若菜」の帖では一転して 光源氏の前に黒雲が立ち込めます。

兄の朱雀帝の皇女 女三宮を正室に迎えたことで 最愛の女性紫の上が発病し

女三宮が不義を犯すことで 光源氏の住まいの六条院の栄華も 静かにゆっくりと崩壊の道をたどるのです。

一条帝もこの朗読会の後体調を崩し 譲位出家の後 この世を去ります。

そう思えば この華やかな朗読会の様子は一条朝の 最後のきらめきだったのかもしれません。

源氏物語の展開と一条帝の運命がリンクして 美しいけれど哀しい 心に残るシーンでした。

 

 一条帝は定子の遺児敦康親王を東宮にしたいと望みながら 藤原行成など家臣の意見を受け入れ

彰子の皇子を東宮と決めます。

しかしその心は 葛藤の嵐だったことでしょう。

激情をぐっと抑えながら情勢を見極め 断腸の思いで判断する様子

一条帝役の塩野あきひささん 見事な演技でした。帝の悲しみが心に刺さりました。

 

 まひろにも 悲しい別れがありました。

弟の藤原惟規(ふじわらののぶのり)。賢い姉のもとで何かと肩身の狭い弟でしたが

姉を慕い 姉と道長との恋も温かく見守り 姪の賢子にも頼もしい叔父であったのに

父の赴任先の越後で急病に襲われ  亡くなってしまいます。

試験に合格して官職につき 乳母のいとや家族みんなを大喜びさせたのに

急に亡くなってしまい 言葉もありません 😿 😿 😿

まひろにとっても 大変な打撃だったことでしょう。

青春時代を共に過ごした弟を失ったまひろ 

打ち解けて何でも話し合った弟は もういないのです。

 

 一方逞しくというか 闇が深くなっていったのは道長。

おっとりしていた三男坊 権謀術数にたけた父親に反発し 

長男の兄に仕えていたところ 兄も次兄も相次いで亡くなり 

甥の伊周との凄まじい権力闘争を経て 心の闇も深まっていったようです。

嫡男の頼通に 我が家の繁栄の為ではないといいながらも

孫の皇子を帝位につけ 外戚として自分が権力を一手に納めようとしています。

東宮の人選について 帝に抗議に行こうとする中宮彰子の袖を 道長はしっかりと握ります。

政を行うのは自分であり 中宮ではない あなたはひっこんでいなさいと無言の圧力。

そこにはいままでにない冷たい目線の道長がいました。

圧倒的な権力者の姿。中宮は抗議をあきらめざるを得ませんでした。

人はある波に乗ってしまうと もう引き返しが出来なくなるものなのでしょうか?

しかし次期天皇の三条帝は 一条帝とは違いクセあり。

道長と三条帝との対立の予感???

これから朝廷はどうなるのでしょうか?

 

 「罪を犯した者は必ず己に帰ってくる」とつぶやくまひろ。

源氏物語の展開に 新たなストーリーが加わります。

そして自身と道長の関係は? 

実は道長の子どもである賢子はこれからどうなる? 

佳境に入った「光る君へ」 

最終話まで目が離せません。

画像は全て美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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三人姉妹の旅 立山黒部アルペンルート2~☔予報70%だったけれど・・・~

2024-10-17 23:02:31 | 国内旅行

 みなさん こんばんは。

立山黒部アルペンルート 三人姉妹の旅 前回の続きです。

    ↑ 室堂平(むろどうだいら)のみくりが池

 

 同じバスツアーの方が 朝食会場で がっかり顔でお話してくれました。

「今日は予想降水率70%ですよ 残念だなあ・・・ もうぽつぽつ雨降ってます」

あらあ~っ 昨日ルンルンで弥陀ヶ原を散策したのに 

今日こそ雨の中 びちょびちょでアルペンルート わたっていくんかい!と テンションは一気に⤵ 😭 😭

ぽつぽつ雨の中 再び立山高原バスに乗り込み 室堂を目指します。

車窓から見える室堂までの弥陀ヶ原は 広々として気持ちいい。

いつしか雨はやみ 真っ白な大日岳連峰が目の前に迫ってきます。

火山地形なので 山肌が真っ白! 低山とは雰囲気が全然違います。

バスはぐるぐるコースを進み 標高が高くなるにつれ樹木はなくなり

がれきや岩などが見え 荒々しい山容に息をのみます。

車窓から 立山高原ホテル越しに剣岳(つるぎだけ)が望めました。

本当に剣みたいにとんがっています。

 

室堂に着きました!標高2450m。

室堂ターミナル駅の外に出ると さすがに寒い! 上着を着こんで散策します。

雨は降っていません かろうじて⛅ わあ~い 景色もばっちり見えます 🥰 🥰 🥰

 

湧水がありました。手がしびれるぐらい冷たい!

この湧水は 室堂平にそびえる雄山直下の 立山トンネルの破砕帯から湧出するお水だそう。

室堂平をお散歩します。

左から富士の折立(ふじのおりたて2999m)大汝山(おおなんじやま3015m)

そして雄山(おやま3003m)。

真っ白い岩肌の火山と がれきの散歩道 日本じゃないような風景が広がります。

真っ白な景色の中で 色づいた高山植物が映えます。

散歩道の至る所で ハハコクサが見られました。小さな白い花のかたまり

清楚で可愛らしい花です。

お散歩していると みくりが池に着きました。

一万年前の噴火でできた 周囲600メートルの爆裂火口湖。

立山黒部アルペンルート随一の絶景スポットです。

快晴なら青い空のもと 湖面に立山の姿を美しく映すそうですが

あいにくの曇り空 湖面は静かに揺れるのみ。でもすごくきれい!

池の周辺の映えているハイマツの木陰に ライチョウがいるらしいですが

残念💦 ライチョウは姿を見せてくれませんでした。

池を一周散策したかったのですが 時間は限られており おまけに風が冷たくなったので

三人の老女は 早々にターミナル駅内に戻りお茶タイム 😅 😅 😅

ターミナル内のラウンジ カフェ「りんどう」のチーズケーキ。

カフェの窓からは 立山の絶景が見れて ケーキの美味しさも格別でした!

ケーキについてるクッキーは ライチョウくんです(粋な演出)

添乗員さんに聞いたんですが 立山は高所なのでガスにおおわれていることが多く

こんなにはっきり山容が見える日は まれなんだそうです(やったー もしかしてこの旅ラッキーの連続?)

 

 立山トンネルトロリーバスに乗って大観峰を目指します

ここも絶景! 遠くに黒部湖が見えました。

立山ロープウェイで 黒部平まで一直線。

7分間の乗車。高低差488mの間に ロープウェイの支柱は一本もありません。

雪崩がよくおこる地形なので 支柱は立てられないそうです。

秋の錦秋が始まった立山連峰の景観 見事です!

黒部平駅に着きました。標高1828m。

駅のすぐ前には 赤沢岳の堂々とした雄姿が見えます。かっこいい~。

黒部平駅内はナカマドの紅葉と 真っ赤に色づいた実が多くみられました。

 

 黒部ケーブルカーで 1445mの黒部湖駅まで下っていきます。

最大傾斜31°のケーブル かなり急 座席にしっかり座って 手すりをしっかり持って降りていきます。

黒部湖に着き 薄暗い街道を歩いていくと 遠くに水しぶきの音が聞こえてきます。

雄大な黒部湖のほとりに着きました。

湖面は深いエメラルドグリーン。ダムは放水が始まっていました。

「くろよん」の名前で知られる 関西電力の水力発電用ダム。高さ186m巨大なアーチ式のダムです。

黒部峡谷にアーチ式のダムをもうけることで 貯水した水の圧力を

両岸の山で受け止めるように設計されています。

ダムの真上から放水の状況を撮影しました。撮影中 スマホを落っことしてしまわないかドキドキ💦

   ↑ 画像はダムのポスターからお借りしました。

ダムのほとりには 殉職者慰霊碑が建てられています。

日本最大級の水力発電ダム建設という 世紀の大事業。

7年の歳月をかけ 延べ1000万人もの人手をかけて ダムは完成。

しかし171名の犠牲者を出す難事業でした。

犠牲者を悼み 今も慰霊碑には美しく花がいけられ 訪れた人々が手を合わせています。

サンドイッチマンの伊達さんもテレビ番組でこの地を訪れ 慰霊碑に黙とう合掌されていましたね。

姉妹三人で 祈りを捧げました。

 

 この地点で 再び雨がぽつぽつと降り始めました☔

最後の乗り物は 関電電気バス。

黒部ダムから長野県の扇沢駅を結びます。出発するとすぐ関電トンネルに入り

途中で 黒部ダム難工事場所であった破砕帯を通ります。

破砕帯付近は トンネル内で青い光に照らされていました。

扇沢(おうぎざわ)駅で本日のお昼ごはん 黒部ダムカレーをいただきました。

ごはんはダムで アーチ形をしています。カレーは黒部湖 コロッケは黒部湖遊覧船を著わしています。

お腹が空いていたので 全部平らげてしまいました 😋 😋 😋

レストハウスのお土産物屋さんで ダムカレー皿なるものを発見。

ごはんとカレーの間に仕切りがあり その仕切りには穴が開いてて

ごはんを掘っていくとカレーが流れ込んで カレー放流らしい(なんか笑える😁)

 

 全ての工程を終わり 帰りのバスに乗り込もうとしたら

なんと大雨が降ってきました。 なんといいタイミング!!

結局アルペンルートめぐり中は雨が降らず 曇り空だったけれど素晴らしい風景ばっちり見れました!

なんてらっきい~💛 💛

添乗員さんも このタイミングにはびっくり。感動されてました。

姉ちゃん二人も 素晴らしい景色に感動して 来てよかったあ~ すばらしかった~と大満足。

あ~っ よかったあ~ 

バスツアーで効率よくルートを回れ 帰りは旅の疲れでぐうぐう寝てても🥱😴 バスなら平気。

お天気はらはらしたけれど 大満足の旅となりました。バスツアー お勧めです。

長女次女が元気なうちに(いつまでも元気でいてね) またバスツアー三人旅 行きたいものです。

 

 

 

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三人姉妹の旅・立山黒部アルペンルート1 ~山上ガスで真っ白で がっかりと思っていたら・・・~

2024-10-09 19:52:31 | 国内旅行

 みなさん こんばんは。

やっと涼しくなってきたので 姉妹で国内旅行を計画しました。

行先は立山黒部アルペンルート。

木の実ちゃん山の旅大好きなんですが 姉ちゃんたちも山の景色が大好き。

ずっと前 みんなまだ若かりし頃 三人で上高地に行ったことがあり

上高地の素晴らしい景色に 大興奮したことがありました。

今度は立山黒部。三人ともまだ行ったことがありません。

しかもみんな老女なので(72歳 65歳 62歳)自分たちで計画を立てる旅より

座ったら連れて行ってくれるお気軽なバスツアーで 立山を訪ねることにしました。

富山県からいくつもの乗り物を乗り継いで 室堂から黒部平 黒部ダムを経て

長野県の扇沢に抜けるルートです。

 

 前日までは快晴✨ なのに旅行当日の空模様は怪しい~

う~ん 嫌な予感。現地の天気予報は⛅のち☔。

なんとか☔よ 降らないでえ~。

姫路市を出発したバスは 舞鶴若狭自動車道を経て北陸自動車道を走ります。

福井県の四方五湖のサービスエリアで休憩 昼食。

まだ青空が広がっています。

 

越前おろしそばを食べました。梅干しと昆布入り 美味しかったです!

石川県に入ると 空が曇ってきました。

日本海も荒れ模様?

バスの中では NHKのプロジェクトX 黒部ダム工事の様子のビデオを

放送してくれました。

関西電力の黒部ダム建設プロジェクト。

高度経済成長期の関西の電力不足を補うべく 

北アルプス山中の黒部川をせき止め 超巨大ダムを作るという昭和の大工事。

7年の歳月をかけ 171名の犠牲者も出たほどの難工事。

それでも工事に関わった人々の 電力を作るという情熱と行動力に

感動して 思わず涙が・・・😿 

感動しながらも バスの中でくびまくらを活用して しっかりお昼寝した木の実ちゃんでした😅

北陸自動車道で立山インターチェンジで高速道を降り 富山地方鉄道立山線に乗り換えます。

いくつかの駅を過ぎ 立山駅着。

立山駅から立山ケーブルカーに乗って 標高差500メートルを一気に登ります。

 

立山駅では天気は⛅。雨は降っていませんが・・・

標高があがっていくと 少しずつ周りは真っ白に💦 山のガス発生です!

美女平駅に着きました。

ぎゃああ~ 真っ白!

やはり予感的中 ⤵ ⤵ ⤵ あーっ ガス発生はしょうがないわ

天気だけはどうしょうもない 自然には逆らえん 

でもこの旅 ずっと景色真っ白ばっかり??? 💦 💦 💦

立山高原バスに乗り込み 今日の宿泊地である弥陀ヶ原(みだがはら)を目指します。

美女平の美しい立山杉はバスの窓越しに 確認することが出来ましたが

落差350m日本一の名瀑 称名滝(しょうみようだき)は見ることが出来ませんでした あ~残念!

(ガスがなかったら バスの車窓から見えるらしいです)

バスはくねくねと 美女平天空ロードを走ります。

そうしているうちに・・・

 

ガスが消えてきた! よっしゃあ~ らっきぃ~😁

ガスが消えたあとは・・・広い湿原が現れました!

「弥陀ヶ原」(みだがはら)です。

標高2000mの溶岩台地に広がる広大な湿原。

無数の小さな池が点在し 高山植物が咲いています。

正面の山は大日岳。周りの山は大日岳連峰。

湿原の中は 木道が長く伸びていました。

弥陀ヶ原ホテルに着きました。

部屋に入って休憩した後 ホテル主催の散策案内に参加しました。

空は今にも雨が降りそうでしたが ガスは発生してなくて 見晴らしはすこぶる良好です!

やったやった うれしいなあ~ ルンルンで散策に参加です💛

湿原にはたくさんの小さな池(池塘)がありました。不思議な風景です。

高い山でよくみられるハイマツ。

チングルマの綿帽子。初めて見ました!ずっと見たいと思っていたので 感激です!

ナナカマドの紅葉。標高2000mの湿原の世界では 錦秋の秋が始まっていました。

ホテルでは 夕食後星空観賞会などの催しもあるのですが

この日は星空が期待できなく ビデオで星空を写してくれました。

晴れた夜はこんな感じ。すごいなあ。見てみたかったあ~。

その代わり部屋の窓からは 遠く離れた富山市街の夜景を望むことが出来ました。

真っ暗な闇に 街の明かりの煌めきがとても美しかったです。

さて明日は室堂 黒部平 黒部ダムを見に行きます。

お天気は?景色は? どうなるのでしょうか???

 

 

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