みなさんおはようございます 木の実ちゃんです。
今回も 桜のことあれこれ お伝えしたいと思います。
満開だった桜の花が 風に乗って はらはらと散り始めました。
桜吹雪です。
桜の下のアスファルト全体が うすピンク色の染まりました。
近くの排水溝が 桜の花筏(はないかだ)になってました!
花びらぎっしり。これはこれで美しい桜の姿。
それにしても あーっ 桜が散ってしまう・・・
花開いてから 2週間ぐらいのはかない桜の命・・・ 名残惜しいです。
久かたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 紀友則
桜の花は大好きなので 自然に桜グッズが増えてきます。
木の実ちゃんのささやかな桜コレクションを ご紹介します。
蒔絵(まきえ)の桜(額縁にはいっています)
七宝焼きの 桜のペン置き。
軽井沢彫り 桜のペン立て。
軽井沢を訪れた記念に購入したものです。
避暑地の軽井沢では 明治から外国人向け商品として
軽井沢彫りのタンスやドレッサーなどが たくさん作られました。
日本を感じさせる桜の図案の物が 好まれたそうです。
濱文様の手ぬぐい「シダレザクラと鴨」
桜の版画のポストカード
桜を詠んだ歌人といえば 平安時代末期に生きた西行が 有名ですね。
武家の名門に生まれながら 若くして出家して世を捨て 日本各地を旅した西行法師。
花と月をこよなく愛し 膨大な数の和歌を残しました。
時の上皇や天皇とも 歌を通して親交をもっていました。
あくがるる 心はさても 山桜 散りなむのちや 身に帰るべき 西行
(山に咲く桜の花を見ると 心がふわふわと体を離れて飛んでいってしまいそうだ。
桜が散った後は 心が体に戻ってきてくれるといいのだがなあ)
自然や花の美しさを描写するだけでなく その美しさによって引き起こされる心の揺らぎを
ありのままに読んだ西行。
その時の心情を 素直に詠みあげた歌の数々は 世代を超えて支持され
現代の私たちの心にも 優しく寄り添ってくれると思います。
東山魁夷 「花明り」 ↑「東山魁夷 カレンダー」からお借りしました
桜と月の西行の歌といえば これ。
願わくは 花の下にて 春しなむ その如月の 望月のころ 西行
ライトアップされた あでやかな桜を見るとき
満月の月明かりに照らされた 美しい夜桜の下で死にたいと思う
西行の心情に共感し 心が震えてしまいます。
それぐらい夜桜は妖しくて 妖艶な感じがしますね。
姫路城本丸内の シダレザクラ。
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