上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

生かされている私たち

2011-03-18 22:51:30 | 日記
 ブログを最後に投稿して一週間が経ち、そろそろ書こうかと思った矢先に起こった未曾有の大震災。いつの間にか2週間が空いてしまった。阪神淡路大震災の時には、私は淡路島の洲本にいた。海の近くの家で、真っ暗闇の中で物凄い地響きが遠くから迫ってくるのを聴いた。あの時津波が起きていたら…。


 命のはかなさと、尊さを改めて思い知らされる日々。

 静岡の友人は、「仙台の親戚はダメみたい。埼玉の娘が来月出産だけど被爆が心配。」

 神奈川の友人は、「公文の仕事中に地震に遭い、生徒達を抱えて外に出たら高台にある家の灯籠が落ちてきて危なかった。学校へ行った次男と5時間連絡取れなかったけど、なんとか無事で、電車が止まったため学校に泊まり朝帰ってきた。」

 千葉の友人は、「家族バラバラに出かけていたけど、全員が帰宅難民となり翌日帰ってきた。買い物に出かけても、乾電池もカップラーメンもひとつもない。」

 所沢の友人は、「親の病院へ行く途中、電車の中で地震にあい、帰れなくなり車で迎えに来てもらったけど、大渋滞だった。友達は確定申告中に地震にあい、区役所にそのまま泊まった。妹は武道館コンサートで地震にあい、都内を歩き回り正に帰宅難民で、夜中に帰宅した。週明けて輪番停電に振り回され、街中騒然としている。被災地でもないのに食料や日用品、ガソリンなどの争奪戦で大渋滞。学校は給食が停止、パンもお米も品切れの中、食材かき集めお弁当作ってる。」

などなど…。


 いつ、どこで、何が起こるか分からないけれど、生かされているという事を実感。辛い出来事をふと思い出す度、過去にフィードバックし、悲しみの渦に巻き込まれて苦しくなる時もあるけれど、生かされている命だから、前を向いてしっかりと今を大切に生きていかなければ。自分の生まれてきた意味、役割を、いつ終わるか分からない命だからこそ、悔いのないよう果たしていきたいと思う。


 私の役目は歌うこと。命輝く歌を目指して。
コメント (4)
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