上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

週末は歌三昧…♪

2011-10-25 20:02:30 | 日記
 土曜は、梅田阪急ターミナルビル17階のとても見晴らしの良い会場で、三田学園同窓会を盛り立てるべく我らクリスタル・イブが蝶よ花よと華麗な舞台を繰り広げた。(よく言うわ…。)去年に引き続きお呼びが掛かり、すっかり専属歌手のような気分で楽しく歌わせて頂いた。昭和30年卒の今年75歳の男性諸君。皆さんとっても若々しくてまるで60代でもいけそうな方々ばかりであった。

 曲目は、テーマ曲の「One note samba」で始まったが、終わったとたん目の前のひとりの男性が手を上げて、「その歌、どういう意味なん?」すかさず「私たちのテーマソングなんです。」「ほぉ~~~。」「ライブの最初にいつも景気づけに歌うんです~。」「そうなんか。なるほど、ええやんか。」

 続いて「Yesterday once more」「Tennessee waltz」「Moonlight serenade」

ここで、幹事さんから提案された『みんなの歌』を挟む。

 「学生時代」「涙そうそう」…「俺、一番だけ知っとる。」と別の男性が相棒のマイクを奪い取って大きな声で歌ってくれた。

 後半は日本語バージョン。

 「雨」(チンクウェッティの楽しい方)「砂に消えた涙」「ザ・ピーナッツメドレー」「川の流れのように」

 メドレーでは曲が変わる度に「おおぉ~~~。」とどよめきが。おじ様方にはかなり斬新な展開だったようだ。ウシシ…♪ 最後の「川の流れのように」では、続々とおじ様方が前に出てこられ、弾き語りをしている私の横に整然と並び、楽譜を覗き込んで歌詞を確認しながら大合唱となった。凄まじくテンションの高いひとときであった。

 終わってから着替えに行きかけたら、「記念写真やんか、はよはよ~。みんな待ってんでぇ。」と呼び止められた。

 私たちも、同窓生?…ちょっとだけ複雑な心境やけど、まぁ、専属歌手という事で。


 夜7時からは北新地のシャンソニエ『シャンブル ド マチコ』へ相棒を誘って聴きに行く事になっていた。お店のライブ8周年記念ということで、今年ドーンセンターでのコンサートでご一緒させて頂いた先輩井上真智子さんからご案内状を頂き、予約を入れていたのだ。3時に同窓会がお開きとなり、ふたりで遅昼を食べていたら、2次会のカラオケになだれ込んだおじ様たちからお誘いの電話が。時間もあることだからお付き合いしようということでDDハウスへ。私たちが到着すると皆さん大喜びで出迎えてくれた。デュエットしようと言われても恥ずかしながら学生時代に歌ったことのある「銀座の恋の物語」しか知らない私。相棒は仕事でのお付き合いが多いらしく、最近の歌までよく知っていて驚かされた。しかも、おじ様の中には社交ダンスの先生もいて、ノリの良い相棒と意気投合し、ふたりで何曲も踊りまくっていた。それが初めてとは思えないほど息が合っていて、華やいだ2次会にみんな大満足。私もリクエストにお応えして「コスモス」「桃色吐息」「サントワマミー」「ラストダンスは私と」…踊れない私はひたすら歌で対抗したのであった。


 そして2次会を後にして、『シャンブル ド マチコ』へ。6時に着いて一番乗り。開演7時までに次々とお客様が入られて、とうとう満席に。隣の男性と話が弾み、1月早々の北新地『ポケット』初出演ライブにも来て頂けそうな感じであった。
 この日のゲストは、accoさんとRiRiさん、そしてお店のママである真智子さんの3人。それぞれの個性豊かな歌を聴きながら、相棒と飲み放題の楽しい夜を過ごした。お客様の中には、これまたドーンでご一緒させて頂いた「つのだよしひろ」さんも来られていた。席が端っこ同士で、最初にご挨拶しただけでほとんどお話出来なかったが、最近あちこちでご活躍のようだ。私も、来年は大阪での出演機会が増えそうだから、頑張んないと!


 朝9時半に三田を出て、夜10時半に三田へ戻った。歌三昧の、大阪での長い一日であった。
コメント
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