86歳の門下生が初仕事…♪

　３月１日、86歳の誕生日をその前日迎えたばかりのうちの門下生（私の長年の相棒であるよっこのママ）、幾代さんが、私がたまに歌で呼ばれるデイサービス『さわやか三田』からのオファーで、初仕事を立派にやり遂げた。いやぁ～、たまげた！エピソードの一杯詰まった三田名物おばちゃん、いや、『よ～いドン！』の三田版で取り上げられ人間国宝に認定された偉いお方である。当日の朝もよっこさんから「母を宜しくお願いします～♪」と電話をもらった。最初、高みの見物のつもりでいた私だが、よっこさん曰く、「母はあれでも超あがり症やから、スタッフさんの送迎よりみ～ちゃんに付き添って欲しいねん＾＾；。とにかく初めての場所で初対面の方ばかりやから、むっちゃ緊張すると思うわ。」

　てなわけで、アッシー（送迎）兼　ボウヤ（荷物持ち）兼　機材提供（マイク・スタンド・簡易プレイヤー）・司会進行役etc.

を一手に引き受けたわけである。お安い御用だい！あそこのお昼ご飯、美味しいんだもの＾＾v。

　11時にママを楽屋に待機させ、私はそそくさとレッドカーペットの舞台に機材のセッティング。そして主役のご登場～!!



　なんのなんの。どこがあがり症やねん！譜面台が倒れそうな程の楽譜をドサッと乗せて、片足を自前の足置き台にドカッと乗せ、歌うわ歌うわ…♪「お前に」「希望」「小さな日記」「東京ラプソディ」「銀座の恋の物語」etc.

私がMCのキッカケを作ってママに話を振ると、喋るわ喋るわ…♪

　あっという間に１時間たっぷりのワンマンショーが終わってしまい、ママ曰く、

　「えーーーーーっ？！もう終わりなん？！」＾＾；

　サロンに来られた同年代のお客様達、感極まった様子で口々に「元気をもらえたわ！」「励みになったわ～、ホンマ来て良かったー！」と満面の笑顔。


　皆さんと一緒に美味しいお昼をご馳走になり、心もポカポカにサロンを後にした。
　そしてママと共にグループ教室「音わらび」のお稽古に突入したのであった。

　ママも梯子やったね。お疲れさん！＾＾v