石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

多情多恨・・・・

2012-09-21 17:34:34 | 日記

 私は、数年前に、沖縄が正体不明の戦闘機に爆撃される悪夢を見て、飛び起きた事がある。今、その正体不明の戦闘機の正体が見えてきた。

 尖閣諸島は、沖縄県に属していて、私は、沖縄県のU市の市民なのだ。尖閣諸島で日本の自衛隊と中国軍が、激突したら、正に私は戦闘の最前線の近くに住んでいる事になる。だから、沖縄本島が、中国軍の戦闘機に爆撃される可能性は十分有り得る。

 中国のマスコミか何かのアンケートによれば、中国人の大多数が尖閣諸島問題の最終的な解決は、戦争しかないと思っているようだ。

 私は、戦後生まれの所謂戦争を知らない世代なのだが・・・。今や、戦争を知らない世代の幸運も、風前の灯なのかも知れない。

 しかし、私は、多情多恨の人間なので、来るなら来いという覚悟は出来ている。

 

   『   尖閣や   九月下旬   波高し   』         石   兎


チャイナリスク・・・・・

2012-09-20 17:18:10 | 日記

 今日、Gooブログを覘いていたらランキング1位に見慣れぬ方のブログ発見。『鞦韆院落』と言う,だーしゅー(dashu-2005)さんのブログだ。何故急に1位、なんて思い潜って見れば、中国からの投稿。

 あぁ、皆「生」の声が聞きたいんだなって思った。そして、やっぱりなって思ったんだ・・・

 日本の経済界の首脳達は、欲ボケ爺さん達だ。今度の反日暴動デモで、日本の企業が放火打ち毀しで甚大な損害を被っているのに、日本政府に対して、中国政府との話し合いを要求している。

 いやはや、全く、何をか言わんやだ。

 尖閣諸島問題が絡んだ反日暴動デモの背後には、中国政府がいるのだ。話し合いも何も、中国政府は、尖閣諸島(いっそ琉球列島全部か?)が手に入るまで、何度でも反日暴動デモのカードを切り続けるだろう。

 最早、日本の経済界の欲ボケ爺さん達は、目の前にあるチャイナ・リスクを判然と自覚すべきだ。そして、中国市場を見切るべきだ。

 

   『   尖閣の  事を思えば  憂国の

               思いで胸が  一杯になる    』        石   兎

 


間尺・・・・

2012-09-18 17:44:02 | 日記

 尖閣諸島問題では、米国の思惑が今1つ良く解らない。

 領土問題では、中立だと言って、尖閣諸島は日米安保の枠内だと言っている。

 中国が尖閣諸島を、占領しようとしたら、日本の自衛隊と共に米軍は、中国と戦ってくれるのかどうか・・・・・。

 もし、日本の自衛隊が、最初から最後まで独力で戦わなければならないのなら、米国に対する日本国内の基地の提供も、思いやり予算も、間尺に合わない。

 

  『   浮雲の  動かぬ夕の  爽涼   』            石    兎

 

 

 


Taspo(タスポ)・・・・・

2012-09-14 15:23:11 | 日記

 或る夜、私がTaspoでタバコの自動販売機を起動させようとしたら、何時の間に来たのか、中年の男(四十代前半位の)が、「おい、俺にも貸せ」と言った。

 私は、その知らない中年男の大柄な口調と、態度にむっとして、睨み付けながらTaspoで自動販売機を起動させて、「先に買え」と言った。

 「ああ、どうも有り難う」と中年男の口調と態度ががらりと変わった。

 タバコを買って、私の側を足早に離れて行く中年男の後姿を見詰めて(へへへ・・・俺の拳のタコを見て、びびったな)と思った。

 我が家の暢気者達は「コケオドシ空手ダコ」なんて言うけど・・・。いやいや、暢気者達よ私は、常日頃日々努力しているんだよ。君達の見ていない所でね・・・。なんて反論しようものなら、「そもそも、Taspoは、人に貸したら法律違反だし!!」なんて言って来る。

 男子たるもの、婦女子の口には敵うはずもなく・・・・

 週末又台風・・・・庭の猫軍団心配だ。

 

      『  ムク犬と  君の姿を   捜す夕

                  何時もの道の   散歩の折に   』      石   兎

 


諺・・・・

2012-09-13 17:41:12 | 日記

  私が、その言葉(諺)を初めて聞いたのは、小学校の4,5年生の時であった。

 あの8月の宵、私は、仲間達と橋の上に屯していて、川の上を明滅しながら飛んでいる蛍の群れを見ていた。誰かが脈絡も無く「早く正月にならないか、な・・・」と言ったら、中学生のガキ大将の広志が、「来年の事を言うと鬼が笑うぞ」と言ったのだ。無論、私は、言葉の意味が解らなかったが。仲間達が「そうだ、そうだ、来年の事を言うと鬼が笑う、ぞ」と囃したて、どっと笑ったので、私も笑った。

 いや、いや、早いもので、今年も後3ヶ月と一寸だ。矢っ張り、今年の残りの日数を数える私を、鬼が笑っているのだろうか。

    

   『   片付かぬ  事の多くて  憂い九月   』                    石   兎