松岡圭祐著「水鏡推理」シリーズ第2弾。
文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希(25)が殆ど本能的な勘を働かせてまだ不正疑惑すら出ていない時点から動き出してしまいます。一般職事務員なのに。彼女は探偵事務所でアルバイトしたことがあり、推理力をそこで徹底的に磨いたので、そこらの官僚より勘が鋭いという設定です。
きっかけは彼女の小学校の頃の親友如月智美が大学院生の立場にもかかわらず、ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載し、マスコミに騒がれたこと。
今回はトリビア満載の松岡流が影を潜め、追われる事件は1件のみです。真相は意外なところにあるので、読んでからのお楽しみということにしておきます。
結末は色々の胸のすくようなハッピーエンドですので、良いエンターテイメント小説だと思います。 残念ながらそれ以上ではありません。松岡ファンとしてはちょっと期待はずれな感じです。
知らない匿名の方からそのようにののしられるような筋合いはないと思いますが。
私は松岡圭祐の大ファンです。ですが、この作品はファンの期待にそれほど応えていない、というのが私の感想です。それを自分のブログに書くことのどこに問題があるのか理解しかねます。貴方の失礼なコメントの方がよほど非難に値すると思いますよ。匿名のfeaさん。同じことを私に面と向かって言えますか?しかも他の人が見てるまたは聞いているかもしれない環境で?多分できませんよね。ネット上で何か書く際に常に匿名でなくても同じ発言をするかどうか考えてから投稿すべきだと私は思いますよ。