
カボ・デ・ガータはアルメリア県東南部にある自然公園です。地図で見ると、イベリア半島の右下の角に当たります。この辺りはスペインでも最も乾燥している地域なんだそうです。
私たちが最初に目指したのは Mirador Las Salinas という本来は塩田なのですが、水鳥の憩いの場になっているところが見渡せる場所でした。
バードウオッチング用の小屋 ↓
フラミンゴの群れ ↓
ラス・サリナスに生息する動物たちの解説 ↓ 全部スペイン語なので、分かるのは絵だけですが(笑)
そこから海岸沿いのAL-3115をドライブして、灯台のところまで行きました。火山岩が波に削られて見事なリアス式海岸を形成しているなかなか風光明媚な眺めです。
途中で下りて灯台を撮影 ↓
灯台に到着してから撮影 ↓
この岩がモアイのように見えるのは私だけ?
灯台を見た後はラス・サリナスに戻って最初に見つけた開いているレストラン(El Naranjero)で遅い昼食を取りました。シーズンオフで開いているレストランが少ないと色々不便ですね。日替わりメニューを頼んで、チップ込み26€で済んだのはいいのですが、お味の方はなんというか、いまいちでした。私の頼んだサラダやダンナの頼んだ煮込みスープはOKでしたが、メインの魚のフライ盛り合わせの中には明らかに「まずい」と感じて食べられないものがあり、お肉の方もいまいち(ダンナの感想)でした。トリップアドバイザーの口コミが散々なのが理解できます(笑)
このいまいちなごはんにめげずにシエラ・デ・カボ・デ・ガータ山脈を越えてサンホセという海水浴場までドライブしました。
「Mirador」の標識を見るとつい行きたくなってしまう癖がついてしまい、狭いくねくねした道を運転する羽目になったダンナが文句を言っておりました(笑)プラットフォームは真新しい感じで、作ったばかりのようでした。
空いているの海水浴場 Playa de San Jose
ここで肌寒くなるまで(18時半くらい)ゴロゴロしてました。 ダンナはちょっとだけ海水に入ってましたが。浅瀬の範囲が広く、30mくらい進んでも腰くらいの水深にしかならないところです。風が強くなると細かい砂がバチバチと体に当たって結構痛かったです(´;ω;`)
サンホセの海水浴場はさほど長くなく、街中も山の斜面に張り付いているような狭くるしい区域が多いので、結構リゾート地化されてますが、そんなに魅力的とは言い難いと思いました。地図で見る限りでは、サンホセの南方8㎞くらいのところにある Playa de los Genoveses の砂浜の方が長いので、そちらの方がよかったかもしれません。
この後アルメリア市に戻って食べた晩ごはんはちょっと失敗でした。宿泊中のホテルから近いシーフードレストラン「Entremares Cervecerías」で、ここもやはり飲み物を頼めばただでミニタパスを1皿選べるようになっていましたが、店員がやたらと量が多く高いものを勧めるので、まだ片言しか話せないダンナが根負けして、貝のミニタパスがフルサイズに化けてしまいました。
でもこのナスのフライ、ハチミツソースかけは美味しかったです。やはり量は多すぎた感がありましたが… ↓
教訓:店員のお勧めに根負けしてはいけない(笑)