うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

どうなるインフルエンザ

2009-05-09 19:41:08 | うたたねこと~日々雑感
やっぱり日本でも患者が出た豚インフルエンザ。 麻生首相は「水際で食い止めた。国内発症ではない。」なんて言ってるけど、あまり意味無いんじゃ。

でも罹った人たちも、そう重症じゃないみたいだし、もともと毒性も高くないみたいだから、あまり大騒ぎすること無いと思いますよ。

それでも気がかりなことも幾つか。

医療機関で受診拒否するところが出始めているとか。
朝日新聞社説で、「検疫が大げさだから…」みたいなことを書いてたけど、始めの頃、メキシコでは大勢死者が出ていたんだから、それは仕方ないでしょ。 もっと毒性が強くて国内でも流行していたら反対のこと言うくせに。
それに、「いきなり医療機関を受診しないで保健所などに相談してから…」と広報しているんだから、それをとばしてのいきなり受診を断るのなら、それも仕方ないのでは。
内容をきちんと報道せずに騒いでるマスコミが一番、無責任でタチが悪いと思いますよ。

それにしても今まで疑いのあった例で、「A香港型でした」「Aソ連型でした」で済ましてるけど、それって良いの? 毒性はあまり変わらない感じだけど。
新型というけど、高齢者で罹る人が少ないらしい。 実は昔流行った物では?

鳥、鳥、と言ってたら豚だったという今回の騒ぎだけど、鳥インフルエンザからすっかり関心がそれてるけど、いいんですかね。

後、心配なのは、メキシコで死者が多かったように、知識や備えのない所で流行れば、毒性が弱くても大変なことになること。
今のところ先進国中心の流行だけど、アジア・アフリカの貧困地帯に広がる不安もあります。 
国連ではその対策を言ってるけど、日本ではまだ関心が低いみたい。
もし、そういう地域で大流行したら、直接の被害はもちろんだけど、流行を繰り返すうちに強力な物に変異する可能性もある。
その時、慌てても遅いですよ。

貧困問題は対岸の火事ではありません。
日本で流行るかどうかだけじゃなくて、世界全体のことを考えた対策を望みます。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の語学講座~リトル・チャ... | トップ | 新型インフルエンザ国内発症 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うたたねこと~日々雑感」カテゴリの最新記事