うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

震災~避難生活、節電にソーラークッキングを

2011-03-14 09:21:02 | 世直しエコ生活
東日本の大震災、未曾有の災害に何か出来ることはないかと考えています。
以前、エコロジーへの興味から試したソーラークッカーが役立つのではと思い、紹介させていただきます。

夏場の関西で1時間半から2時間で90℃位になり、卵や野菜を茹でることも出来ました。
季節や場所の条件は違いますが、冬でも使えるとの記述も見ました。 水やレトルト食品を温めることは出来ると思います。

ダンボール、アルミホイルなど身近な材料で出来ます。 私は内側が銀色の食品やペットフードの袋を利用しました。




ダンボールを図のような形に切り、アルミホイルなど光を反射する素材を貼り付けます。





これを立体的に組み立てます。 側面の三角形に飛び出した部分を底面のスリットに差し込みます。 



調理器は熱に強い空き缶などを黒く塗って使います。 プラスチック容器は使えません。 金属製の蓋も必要でやはり黒く塗ります。 塗料は水性インクはダメで油性の物を使って下さい。
熱を逃がさないように透明なカバーを掛けます。 これにはペットボトルを切って使っています。



セットするとこういう形です。 使用時には底面前側の部分を折り曲げて持ち上げ(下に石やブロックを置くと良いでしょう)、パラボラ型に近い形にします。

 

使用時には熱が効率よく集まるように、手動で時々調整する必要があります。
かなり熱くなりますので、軍手などつけて、くれぐれも火傷に注意して下さい。
少量しかできない、時間が掛かる、天候に左右される、など難点も多いですが(あと女性は下からの照り返しによる日焼けも気になるのですが)、容器や置き方など工夫してみてください。 前に紹介したダンボール保温調理器と組み合わせると、煮込み料理も出来るかも知れません。

避難所だけでなく、一般家庭で計画停電対策の節電にも使えるはず。
被災地以外でも節電して電力を被災地に回せるなら、喜んで協力したいのですが、東日本と西日本はヘルツが違うので難しいとニュースで言ってました。 何とかならないものでしょうか?

一人でも多くの方々が、少しでも元気を取り戻されるよう願っています。
 


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