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29日三ツ橋敬子指揮 シューマン:ピアノ協奏曲 萩原麻未・ブラ1、東響

2011-12-04 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
                   川口・リリアホール・2F16-32・4,000円

世界に翔く! 三ツ橋敬子 萩原麻未 夢の共演
三ツ橋敬子動画 指揮情熱大陸2東京交響楽団特別演奏会  ピアノ:萩原麻未

 川口まで遠征しました、行った甲斐がありました・・話題のご両人です
旋律感、音楽の流れ、呼吸感、躍動感と素晴らしい 肝っ玉お嬢さん・三ツ橋敬子の指揮でした・・肩から腕の表情を観ましたが・・特に左腕、指先の動きが優美、やや運動し過ぎかな?・・それにしても、奏者、聴衆を魅了するオーラが・・今後オペラ指揮も挑戦して戴きたい・・・
 モーツァルト:歌劇「劇場支配人」序曲・・が快活感、メリハリ感、息づき、このまま全幕を鑑賞したいと想いました・・一瞬で凄い演奏を弾き出した・・

 指揮から奏でた東響の演奏に賞賛が・・特にコンミス大谷さん始め弦奏者が協力的で指揮者の解釈、音楽創造に賛同して、素晴らしい演奏を奏でていたと、強く感じます
流石プロ集団・・金管はヤヤ不満が 
 今後も在京オケとの指揮活動を重ねて頂きたい、三ツ橋さんですね

ピアノ:萩原麻未動画・・話題の人
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調・・1楽章はオケが??指揮、オケ、ピアノとづれづれの印象が・・聴いていて、心配と感じましたが・・1楽章後半から指揮の手腕ですかね、音楽が流れてだし、2,3楽章の、音色の弾み、メロディーラインと指揮、オケ、との共振性も長けていた・・
 萩原麻未、今後に期待感が・・容姿から可愛い、現役音大生の印象も・・
 
 ブラームス:交響曲第1番・・ティンパニの力強さ、オーボエの闇美な詩、弦の重厚な響が・・私の好みでした・・
1楽章の核心に充ちた音楽表現から・・全ての悩みを超越して・・人生の歓び、活きる力が、・・終楽章までの流れも素晴らしい・・感動しました
 
モーツァルト:歌劇「劇場支配人」序曲・・・暗譜指揮
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68・・暗譜指揮
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2012年・・・速報です、新日本フィルで指揮
7月13日(金)14:00開演 会場:すみだトリフォニーホール
7月14日(土)14:00開演 会場:すみだトリフォニーホール

#23 新・クラシックへの扉
金曜午後2時の名曲コンサート / 土曜午後2時の名曲コンサート

■プログラム
チャイコフスキー作曲 バレエ組曲『眠りの森の美女』 op.66a
チャイコフスキー作曲 交響曲第6番ロ短調『悲愴』 op.74
■出演者指揮:三ツ橋敬子
公演の聞きどころ2010年トスカニーニ国際指揮者コンクール準優勝という快挙を成し遂げ、一躍「時の人」となった注目の女性指揮者、三ツ橋敬子が新日本フィルに登場!現在はイタリアに本拠地を置き、世界的にも今後の活躍が注目される旬の指揮者です。

じつは新日本フィルとは、すでに墨田区音楽鑑賞教室で共演済み。そのようすはTBSテレビ『情熱大陸』でも取り上げられ、大きな話題を呼びました。そしてこの共演が今回の《新・クラシックへの扉》出演につながるきっかけに。小柄な体からほとばしる情熱的な音楽は、圧巻!プログラムはそんな彼女にぴったりのロマンティックなチャイコフスキー・プログラム。どうぞご期待ください!

「新・クラシックへの扉」とは・・・ これからクラシックの人に。これからもクラシックの人に。

愛され続けるオーケストラの定番&名曲を集めました。おかげさまで毎回大好評!金曜日のお客様もどんどん増えています。オーケストラが初めての方から、オーケストラ大好きの方まで幅広くお楽しみいただける人気の名曲シリーズ、ぜひ体験してみてください。
座席表&チケット 金曜午後2時の
名曲コンサート 土曜午後2時の
名曲コンサート
S席 A席 S席 A席
一般 4,000円 1,500円 4,500円 2,000円
シルバー(65歳以上) 3,000円 - 3,500円 -
学生 2,000円 1,000円 2,000円 1,000円
墨田区在住・勤* 3,000円 1,200円 3,500円 1,600円
残席状況 ○ ○ ○ ○

○…余裕あり △…残りわずか ×…完売
*新日本フィル・チケットボックス&トリフォニーホールチケットセンターでのみお取扱い
すみだトリフォニーホール座席表(PDF)

■ 金曜日は平日割引! 土曜日より¥500お得です。 (一般、シルバー、S席墨田)
【発売日】
優先発売:2012/2/18(土)午前10時~
一般発売:2012/2/27(月)午前10時~
※FAXでのお申込みは発売日翌日より受付

チケットお求め方法チケットを購入する初めての方はこちら 新日本フィル・チケットボックス TEL:03-5610-3815
FAX:03-5610-3828
・月~金:10時00分~18時00分
・土:10時00分~15時00分      (日祝休 FAXは24時間

     
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
曲の構成]Allegro affettuoso
冒頭はイ短調属調長調のホ長調の強奏。鋭い付点リズムでピアノが応え主題につながる。第1主題は木管の素朴な響きが印象的。オーボエがC-H-Aの主題を印象付ける。 展開部はもともとピアノ・管弦楽のための幻想曲であった経緯で非常に自由。変イ長調の夜想曲風の変奏がやはりC-H-Aの主題を印象付ける。冒頭序奏の鋭いリズムが同調で現れ気分を変える。しかし展開部全体は協奏曲の建前上短い。

再現部でイ長調の昂揚が終わるとカデンツァが作り付けになっている。技巧的には極端なものではないが対位法的処理が多く、作曲技術としても充実した内容になっている。コーダはC-H-Aの主題を木管が執拗に繰り返す中、ピアノはオブリガートに徹している。
Intermezzo;Andante grazioso
間奏曲と題された、落ち着いたヘ長調楽章。A-B-C-Dのつぶやくような進行。木管で応答があり繰り返される。最後に前楽章主題のC-H-Aが短調長調で現れ、循環形式による楽章間の調整を図っている。当然次楽章とは切れ目がない。第1楽章の動機(C-H-A)が管楽器で繰り返される。全楽章の統一を意識している。第3楽章との連絡に活用している点に作曲者の大家としての技術が光っている。
Finale;Allegro vivace
4分の3拍子。堂々と律動的な第1主題。イ長調の華やかな曲想が作曲技術に凝りすぎだという批判を和らげている。ホ長調のヘミオラが登場する。不思議に落ち着いた演出をしている。管弦楽とピアノが時にオブリガートを互いに務めるという凝った構成である。終結はピアノのトッカータ的演奏と打楽器とが曲想を盛り上げる。
ぴあ・・・10日発売、指揮三ツ橋

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川口17日第九・・私の好きな大隅さんが歌います、私は聴けない、残念

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20日指揮:井上喜惟メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏、植村理葉、他・ジャパン・シンフォニア

2011-11-23 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
16回定期演奏会 ジャパン・シンフォニア      3-18・5,000円
2011年11月20日(日)14:00開演 晴海トリトンスクエア 第一生命ホール

年に2回ないし、1回聴きに行ってますが、毎回最前列(3列目)か4列目で聴いてます

 白眉は植村さんですね
ヴァイオリン:植村理葉・・メンコンが聴き応え十分でした、植村さんの音楽観、集中力、技量が優れものですね・・メンコンでこんなに内省深い音楽創造は初めてで、1楽章のカデンツァ然り・・音楽の追い込み、盛り上がりと迫真の演奏が・・心深く刺され・・高揚感と何か泣けてくる音楽旋律が・・充実の演奏でした
当然指揮、オケの共振性、アンサンブルが長けた結果でありますが

シューベルト:交響曲第7番ロ短調・・
 低弦の謳い込みが素晴らしく、小編成の弦群から重厚な響が・・・バス3本、チェロ6本が私は1年ぶりの響ですが・・素晴らしく良くなってますね・・第2、ヴィオラの弾きこみがヤヤ不満と感じますが?

シベリウス:交響曲第5番・・・
 前半の2曲で音楽に惹き込まれ、氣持ち良くウトウト状態でした・・生聴きは初めてで、1,2楽章と旋律感が単調な曲想?と感じましたが・・弦の小刻みな響は2番を連想させ、葉のざわめき・・風が吹き抜ける、景色だったり・・睡魔に・・突然音楽が変わり、木管、弦の壮大な音楽創造と変化してきた・・・聴き込めば少しは好きになる曲かな??
 何れにしろ、井上指揮、小編成オケ軍団との音楽創造を今後も期待したい、緻密な、濃厚なアンサンブルの構築を・・

指揮:井上喜惟
ヴァイオリン:植村理葉HP
ジャパン・シンフォニア
シューベルト:交響曲第7番ロ短調、D.759「未完成」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調、Op.64
・・・休憩・・・
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調、Op.82
 アンコール・・悲しいワルツ
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*ジャパン・シンフォニアは「心のとしょかんプロジェクト~避難所にちいさな図書館を贈ろう」の活動に賛同して、当日会場において、広報・募金活動を行います。
 ご来場の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。http://www.facebook.com/kokoronotoshokan?sk=info

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 大野和士指揮・・来日予定・・大野和士 個人HP 
2011年12月24日(土) 14:00 東京文化会館・・・
2011年12月25日(日) 14:00 東京文化会館
2011年12月26日(月) 19:00 サントリーホール・・・2度聴きに
東京都交響楽団 都響スペシャル
ベートーヴェン : 交響曲第9番「合唱付き」 他
ソプラノ:天羽明惠
メゾソプラノ:小山由美
テノール:佐野成宏
バリトン:堀内康雄 合唱:東京オペラシンガーズ
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NEW !・・・・大野さん、半年間隔で、帰国指揮予定が・・追っかけします

2012年6月18日(月) 19:00 サントリーホール・・・二度聴きに行きたい
2012年6月19日(火) 19:00 東京文化会館・・・・・
東京都交響楽団 定期演奏会
シェーンベルク:浄められた夜
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番(庄司紗矢香)
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
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13日 ソプラノ:蔵野蘭子プーランク:モノ・オペラ「人間の声」ジャパン・シンフォニア

2010-11-14 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
2010年11月13日                      4-25・18に移動・5,000円・安い

 蔵野蘭子の歌唱、演技が素晴らしい・・目の前で鑑賞しました・・
同棲相手に棄てられた女・・傷心の顔の表情と朗唱的な綺麗な発声からの歌唱と・・
最後に自害へいたる、感情表現の凄さに、背筋が凍る想いでした・・女優ですね・・
 オケから奏でる弦奏の音色も艶やかであり、陰鬱で空虚な旋律から、彼との対話・・
歌唱とオケの・呼吸感が・・秀作ですね

 電話・・ゴード・・電話を待つ刹那・・ゴード・・絆の切断・・
ゴードが・・己の首に巻きついてゆく・・

指揮:井上喜惟ソプラノ:蔵野蘭子水谷真季さんのブログから蘭子さんのコメント

ビゼー・アルルの女・・聴きなれた曲もジックリ聴くと・・
新鮮な感動が・・有名なフルートソロ・・奏者、中々良い味出ていました、どちらの奏者かな?
中村明子音大講師
大澤明子音楽教室講師

 今回はコンミスに植村理葉・・彼女が演奏する様になり弦奏の統一感、響きの洗礼さを感じさせます・・

ビゼー・アルルの女 第一組曲・前奏曲・メヌエット・アダジェット・カリオン
 第二組曲・パストラーレ・間奏曲・メヌエット・ファランドール
・・休憩15分・・
プーランク:モノ・オペラ「人間の声」解説

オケ・ジャパン・シンフォニア
晴海トリトンスクエア・第一生命ホール


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 12月5日 チケット発売
11年3-4月春・音楽祭

9日指揮:井上喜惟、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、植村理葉・ジャパン・シンフォニア 

2010-05-09 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
●第14回定期演奏会
ジャパン・シンフォニア 2010年5月9日(日)          4-19・5,000円・
晴海トリトンスクエア・第一生命ホール 開演14:30

 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調、ヴァイオリン:植村理葉・・3楽章全てに立体的な音楽波動が・・1楽章は、内省的で核心に満ちた演奏で陰陽の呼吸感が素晴らしい、
2楽章はロマンティシズムな旋律が木管との歌も素晴らしい・・最近はフルート、オーボエ、クラリネットのトライアングルの受渡し、奏でる旋律に注目していて、今日の奏者は上手いですね・・
 それにファゴットの闇美な響きが良かった・・3楽章は風を感じさせて・・吹き抜ける風は・・香り、色合いを運んでいる・・

チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ・・初見です、素晴らしい木管の演奏と、弦群の合奏と云い・・パーカッション隊も切れ味鋭い音色が、
 今回のメンバーで半数ちかくは、ゲスト奏者?では、3曲とも、入魂演奏を肌、耳で感じさせた・・今後も楽しみな演奏集団ですね、指揮:井上喜惟・・毎回的確な音楽解釈で、其れを音に表現させる手腕が素晴らしいですね・・
 前回にくらべお客さんの入りも良く、今後益々聴衆の増大が期待される・・
 次回は蔵野さんが・・終演後お顔拝見しました、次回も楽しみですね、
第三弾の 耳からうろこ 状態でした・

指揮:井上喜惟  ジャパン・シンフォニア
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調、Op.47 ヴァイオリン:植村理葉
作品の内容
協奏曲の通例どおり「急 - 緩 - 急」の3楽章からなるが、特に第1楽章に強い独創性が認められる。前述のとおり、独奏楽器の技巧性よりも交響的な重厚な響きと室内楽的な緊密な構成が特筆される。
第1楽章 Allegro moderato
ニ短調、拡大された自由なソナタ形式。大まかには提示部(3つの主題) - 展開部(カデンツァ) - やや変形された再現部とコーダ の形を取る。シベリウスは第1楽章の冒頭部分に関して、「極寒の澄み切った北の空を、悠然と滑空する鷲のように」と述べている。
4声に分割された弱音器付きのヴァイオリンが小さく和声を刻む上を、独奏ヴァイオリンが第1主題(ニ短調)を提示して曲は始まる。独奏楽器がカデンツァ風にパッセージを奏でた後4分の6拍子に転じチェロとファゴットが第2主題を開始する。主題が確立した後、曲はテンポを落とし、独奏楽器がゆったりとこの主題を歌う。独奏楽器が長いトリルを奏でた後、曲は2分の2拍子に戻って第3主題部(変ロ短調)となる。ここでは独奏楽器は表れず、オーケストラは力強い主題を奏でて高揚してゆく。オーケストラの興奮が収まり静かになったところで独奏楽器が引き取り、低音楽器のpppでの持続音の上でこれまでの3つの主題を素材にしたカデンツァを奏でる。
通例は楽章の最後に置かれるカデンツァが、ソナタ形式の展開部にあたる楽章の中央に位置するのがこの作品の最大の特徴であり、このカデンツァはそれに値するだけの精緻な主題操作と展開で構成されている。ソナタ形式の原理に当てはめるならば、カデンツァの後が再現部となるが、通常のソナタ形式の再現部とは異なり、各主題は大きく変化した形で再現される。ここでも入念に展開がなされており、再現しながら展開するという独創的な形になっている。なお初稿では再現部の第3主題前にもカデンツァを置いていたが、改訂時に削除された。
交響曲を思わせる重厚な響き、緊密な構成など、いかにもシベリウスらしい独創性に富んだ楽章で、そのスケール感は古今のヴァイオリン協奏曲の中でも屈指の名楽章である。
第2楽章 Adagio di molto
変ロ長調、3部形式。楽章のはじめに木管楽器が導入句を演奏する。これに続いて独奏楽器が主部主題を厳かに奏でる。すると弦楽器が突然冒頭部の動機を強音で演奏し、劇的な中間部に入る。しかしヴィオラ、オーボエ、クラリネットが主部主題を提示し、楽章は静かに閉じられる。
第3楽章 Allegro ma non troppo
ニ長調、自由なロンド形式でA-B-A-B-A’(コーダ)の構造となっている。ティンパニ、低弦の刻むリズムに乗って独奏楽器が技巧性を発揮する華やかで常動的なロンド主題で開始される。副楽節は短調に転じ舞曲風のリズミックな主題である。次いでロンド部、副楽節部と展開しながら反復し、華麗に盛り上がってゆく。最後はロンド部の断片を結尾に華やかに終止する。
ハチャトゥリアン:劇付随音楽「仮面舞踏会」・・真央、音楽で・・人気が・・
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」、Op.32
曲の内容
この曲は導入部に続いて3つの部分が展開される形式となっている。大規模な楽器編成を要し、和声法もかなり大胆である。
導入部は減七の和音を駆使した重苦しい雰囲気となっている。アンダンテ・ルグーブレ、4分の4拍子。銅鑼と金管楽器が重用され、不安定な世界が繰り広げられる。次の第1部にも用いられる動機が次々と現れる。調性感は極めて不安定。
第1部に入ると、主調たるホ短調が確立され、テンポがアレグロ・ヴィーヴォ、8分の6拍子となる。ここでは地獄で苦しむ罪人達の姿、フランチェスカたちを待ち受ける過酷な運命が描かれる。木管楽器が特徴あるリズムに乗ってトリル風の動機を出し、ホルンが主要主題の断片を出す。緊張を高め、クライマックスに達すると、シンバル、ティンパニが激しく打たれ、トランペットが主題を強奏する。この主題が何度も繰り返され、一旦静まると、クラリネットに印象的なレチタティーヴォが現れ、第2部に入る。
第2部では、テンポがアンダンテ・カンタービレ・ノン・トロッポ、4分の4拍子に落ちる。レチタティーヴォの主題によって、弦楽器を主体とした甘く幻想的な世界が繰り広げられる。フランチェスカとパオロの恋を描いている。しかしホルンの信号風の動機によって曲調は一転する。テンポもアレグロ・ヴィーヴォに戻り、調性感が不安定になる。レチタティーヴォ主題が全楽器の強烈な咆哮によって打ち砕かれ、2人の恋人の破滅が描かれる。
終結部たる第3部は、再びホ短調が確立される。第1部の主題が再現され、地獄に落ちた2人が描かれる。最後にテンポを加速し、激しいリズムに乗った強烈な和音が奏された後、大きく膨れ上がり、ホ短調の長い和音で終わる。地獄篇」第5歌 [編集]
この曲の題材となっている詩、《フランチェスカ・ダ・リミニ》はダンテの「神曲」中の絶唱とされている詩である。その内容は大体次の通り。

13世紀ラヴェンナにあるボレンタ家の美しい姫フランチェスカは、父の命令で宿敵マラテスタ家との和解のため、同家の長男ジョヴァンニのもとへ嫁ぐことになる。フランチェスカを迎えに来たのは、ジョヴァンニの弟である美青年パオロだった。2人は恋に落ち、醜いジョヴァンニとフランチェスカが結婚してからも密会を続ける。ところがある夜、フランチェスカとパオロが密会しているところをジョヴァンニに見つかり、嫉妬に狂ったジョヴァンニによって2人は殺されてしまう。2人は色欲の罪を犯した者として、地獄の嵐に吹き流される。
編成
フルート3(3番奏者はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、コーラングレ、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、コルネット2、トランペット2、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ(3台)木下卓也
武蔵野音楽大学を卒業。
在学中より、打楽器を中心とした器楽の研究に励む傍ら校内選抜オーケストラやアンサンブル等にも出演。
卒業後、ミュージックイベント企画#アンリー#を立ち上げ、地域や商店街での音楽演奏・企画等で活動中。、大太鼓、シンバル、タムタム、ハープ、弦五部・コンマス浜野孝史
   
第15回定期演奏会
2010年11月13日(詳細後日発表)
晴海トリトンスクエア・第一生命ホール
指揮:井上喜惟
ソプラノ:蔵野蘭子
プーランク:モノ・オペラ「人間の声」ジャパン・シンフォニアHP

(ナショナル・ロマンティシズム)
出典: フリー百科事典『ウィキペ)ディア(Wikipedia)』
ナショナル・ロマンティシズム(National Romanticism)とは、民族的ロマン主義や国民的ロマン主義などとも呼ばれる思潮のこと。ヨーロッパの18~19世紀の文学や政治におけるロマン主義を起源とし、美術や音楽、建築など広範囲の芸術領域に波及した。
 芸術におけるナショナル・ロマンティシズムは、汎ヨーロッパ的な意味合いを持つ古典主義に対する、民族や国民国家などのアイデンティティを意識したローカリズムの主張と模索であったとひとまず考えることができる。したがって、イギリス・フランス・イタリアといったヨーロッパ文化の中心をなす国よりも、
 北欧・東欧・南欧(特にスペイン)などの周辺的な存在の国や地域により強く出現する傾向にあった。

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 昔ご近所に、声楽家が、シミオナートに師事してイタリアへ渡った方が・・その後は?
オペラ歌手のG・シミオナートさん死去
 AP通信によると、イタリア出身のオペラ歌手ジュリエッタ・シミオナートさんが5日、ローマの自宅で死去、99歳だった。イタリア・オペラの殿堂、北部ミラノのスカラ座が明らかにした。
 30年代にスカラ座の舞台に立った後、40年代後半に頭角を現し、力強く感情豊かなメゾソプラノで、名ソプラノ歌手のマリア・カラスらとともに人気を博した。56年9月には初来日したイタリア歌劇団の一員として、ソプラノのステルラらと名を連ね、66年に引退した。 (共同)

8日波多野睦美&つのだたかし  

2010-05-09 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
第201回  [フィリアホール・横浜・青葉台
                           2F・R-13・4,000円
 波多野さん、生聴きは初めて、素晴らしいですね、静かな感動が・・
声が良い・・氣持ちよい・・全細胞に染みいる感じが、爽やかな風が流れる・・

最近。熱狂の日でヘンデルアリアを聴き・・スコットランドの民謡、ヘンリーパーセル1659-1695・バロックを聴き、何か同じような風を 感じましたが・・
第二弾の目から鱗・耳からうろこ・・状態でした・笑い

(ヘンデル(1685-1759同年生まれのバッハと並ぶバロック音楽の巨匠。多数のオペラやオラトリオをのこす。「ハレルヤ・コーラス」で知られるオラトリオ「メサイア」は特に有名。代表作の多くは後年帰化した英国で書かれた。)秋にメサイア・・英国語演奏とかNBS・・

波多野睦美&つのだたかし リュートソング・デュオ
[日時] : 2010年5月8日(土) 18:00開演
 400年の時を超えて英国の古き良き音楽が蘇る。波多野睦美とつのだたかしの名デュオが紡ぐ、詩情豊かなダウランド・リュートソング。
 メゾソプラノとリュートが織りなす深い響きに心癒されるひとときを。

メゾソプラノ=波多野睦美音源が
7月に 影の反 オペラ
リュート=つのだたかし経歴と
~ダウランドの真夜中~
ジョン・ダウランド1563-1626:リュートソング
甘い愛が呼んでいる/悲しみよとどまれ/冷たききみ ぼくの心をひき裂いて/
愛と運命に
イギリスのイギリス民謡:フォークソング
 スカポロー・フェア 三羽のカラス サリー・ガーデン カッコー
ジョン・ダウランド
 彼の金髪も/流れよ わが涙 うせろ 自分しか愛さない者たち 彼女はいいわけできるのか
・・・・・・休憩・・・
リュート・ソロ・・・繊細な音色が・・心の休符・・
 パヴァーン アルメイン ラクリメ

ヘンリーパーセル1659-1695の歌曲 
 美しい鳥 歌劇・アーサー王より
 恋が甘いものなら 歌劇・妖精の女王より
 エジンバラの街から遠く 劇音楽・偽りの結婚より
 僕よりも幸せなものは 歌劇・妻を支配すること より
 孤独
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  波多野睦美(はたの むつみ)は日本のメゾソプラノ歌手。本籍は大分県。宮本修・地村俊政・高田重孝・江口元子・エリザベス ホウズに師事
略歴 [編集]
1964年(昭和39)父親の赴任地である宮崎県で生まれる。大分市立上野丘中学の頃、合唱に興味を持つ。大分県立大分上野丘高等学校から合唱の傍ら宮本に個人指導を受ける。宮崎大学教育学部卒業後、大分県立豊府高等学校に赴任。一年間音楽講師として勤務後ロンドンのトリニティ音楽大学に留学声楽科専攻科修了。帰国後、大分県立緑丘高等学校で非常勤講師の傍ら、初めてのリサイタルを行う。
1990年からリュート奏者のつのだたかしとリュートソングのデュオを組んで活動している。彼のバンド、タブラトゥーラのアルバムにも度々参加し、CD「悲しみよとどまれ」・「サリーガーデン」を発表。
2001年にはつのだとともに「イギリスにおける日本年 JAPAN2001」に参加して、リンカーン、ケンブリッジを含む6都市の古楽フェスティヴァルで公演し、好評を博している。
同じく2001年、アメリカでの中日韓米世界平和祈念コンサートで間宮芳生の『セレナーデⅢ』を世界初演している(05年に再演)。
現在はavexから「美しい日本の歌」・「ひとときの音楽」を発表している。
歌詞の深い理解から生まれる情感豊かな歌い方、ビブラートを抑えた瑞々しい声質で、聴衆を魅了している。歌唱法としては、コンソート・オヴ・ミュージックのイヴリン・タブの演技力の幅広さと、エマ・カークビーの声質の可憐さの両方を兼ね備えており、留学先のイギリスの古楽界からの影響が顕著である。
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リュート(英: Lute、伊: Liuto)は撥弦楽器の一種で、主に中世からバロック期にかけてヨーロッパで用いられた古楽器群の総称。ひとまとめにしてリュート属とも呼ばれるこれらの楽器群には時代や目的によってさまざまな形態のものがある。
 元来はアラビア起源の楽器が中世にヨーロッパに伝来し独自に発達し、リュートの原型となったと考えられている。 よく似た外見で現代もアラビア文化圏で用いられている楽器であるウード (oud) と同じ起源をもつとされ、また日本や中国の琵琶とも祖先を同じくする。リュートやウードの名前は「木」を意味するアラビア語の"al‘ud"(アル・ウード)に由来するとされてきた。英語では、リュート奏者はlutenist、リュート製作者はluthierという。リュートは
 
 NHKの映像・・容姿・生は・・九州美人ですね・・
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