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20日 オテッロ ・オテッロ・・グレゴリー・クンデ ・デズデーモナ・イアノ・タマール

2008-11-22 | ロッシーニ オペラ
                オーチャード 3F4-26・17,000円・安い
 一幕から、随所にアリアがあり、登場人物の描写、心理劇を発揮してます・・
ロッシーニのオテッロは、鍵になる脇役も主役であり存在感が発揮され、素晴らし歌を役どころに与えてますね・・善・愛 と 悪・嫉妬、妬み 明と闇の と 
エミーリア と デズデーモナ と オテッロ と 随所に聴き応えある歌唱と演劇性ですね、素晴らしい歌手陣ですね。

 学生時代、TVで真っ黒な顔のオテッロ・・あの方がデル・モナコですか・・その息子が演出家に・・九の扉が・・今後の人生に拘る・・逃げることが出来ない出逢いを連想させる・・七扉に、五扉に 動かしたり・・奇数の扉が、何かを暗示させたり・・合唱を左右の中段にまとめ、動きが無いのも、一段と人物像を的確に表現できたのでは・・
 最後の場面でも・・扉が反射板の役割もあってか・・生声域が素晴らしいですね
 指揮、オケの響きは一幕はメリハリが乏しい音楽創造と感じさせた、よく言えば、歌手の歌唱を邪魔しない?・・二幕,三幕と充実した舞台で、オケ、歌手、合唱とバランス感覚が良いと感じました・・満足のオテッロでした。

オテッロ」オテッロ またはヴェネツィアのムーア人 Otello 1816年 ナポリ
指揮:グスタフ・クーン
演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
出演:
オテッロ・・・グレゴリー・クンデ(テノール)
デズデーモナ・・イアノ・タマール(ソプラノ)
エミーリア・・・マリア・ゴルツェフスカヤ(メゾ・ソプラノ
イヤーゴ・・・フェルディナント・フォン・ボトマー(テノール) 
ロドリーゴ・・・ブルース・スレッジ(テノール)
エルミーロ・・・・ミルコ・パラッツィ
合唱:プラハ室内合唱団
管弦楽:ボルツァーノ・トレント・ハイドン・オーケストラ
動画

動画

18日 マホメット2世 ・アンナ・・・マリーナ・レベカ ・マホメット2世・・・・レガッツォ

2008-11-19 | ロッシーニ オペラ

 初見のオペラで、前半は声量、音量とも凄いですね3階後方席でも響きますPAを使っている感じですが??・・音楽自体が練れてない感じと、劇の筋書きが単調な想いで観て、聴いてましたが、其れと合唱も大音量で??・・何か違和感が
 休憩後、何か違ったオペラ、音楽を聴くような、アンナ・・・マリーナ・レベカ
パオロ・エリッソ・・・フランチェスコ・メーリ、カルボ・・・アーダー・アレヴィ
一家と敵対するマホメット2世との・・
 アジリタ歌唱・・高音からすぐ低音に下げたり、又逆の歌唱みたいな、フルート、ピッコロが活躍の場が多い旋律ですね・・ドニゼッティを彷彿させたり、モーツァルト的であったり・・それぞれに刺激され、霊感をえて・・自己の曲に昇華した様な・・音楽自体、舞台転換も切り替えが早いオペラですね、飽きはしませんが・・
 カルボ・・・アーダー・アレヴィの長大なアリアは、父を子供がお説教する様な、又亡き母・妻として語る様な、女声で男役を・・立派な歌唱ですね。
 アンナ・・・マリーナ・レベカが素晴らしい歌唱ですね、此処でも長大なアリアを
コロラツゥーラとアジリタを操り終始安定した歌唱ですね
 パオロ・エリッソ・・・フランチェスコ・メーリ・・声、声量とも素晴らしい、やや一本調子かな
 マホメット2世・・・ロレンツォ・レガッツォ・・アンナとの恋仲で、又敵対する関係が・・心理描写、歌唱は良かった、バスと言うより、バリトンバスかな
 後半のアリアでは・・指揮、オケと歌唱がマノビする感じも

              オーチャードホール 3F4-12・17,000円妥当な額
「マホメット2世」・1820年初演
指揮:アルベルト・ゼッダ
演出:ミヒャエル・ハンペ
出演:
マホメット2世・・・ロレンツォ・レガッツォ(バス)
アンナ・・・マリーナ・レベカ(ソプラノ)
パオロ・エリッソ・・・フランチェスコ・メーリ(テノール)
カルボ・・・アーダー・アレヴィ(メゾ・ソプラノ) 
コンドゥルミエーロ・・・エンリーコ・イヴィッリア
セリモ・・・コジモ・パノッツォ
合唱:プラハ室内合唱団
管弦楽:ボルツァーノ・トレント・ハイドン・オーケストラ
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アジリタ
「アジリタ」とは軽快さを意味する言葉ですが、オペラでは、細かい音符で書かれた速いパッセージのことを言います。イタリア・オペラでは特に重要で、大きな喜び、悲しみ、怒り、ドタバタなど様々な場面に登場します
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「オテッロ」
指揮:グスタフ・クーン
演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
出演:
オテッロ・・・グレゴリー・クンデ(テノール)
デズデーモナ・・・イアノ・タマール(ソプラノ)
ヤーゴ・・・フェルディナント・フォン・ボトマー(テノール) ほか
合唱:プラハ室内合唱団
管弦楽:ボルツァーノ・トレント・ハイドン・オーケストラ

特別コンサート「ロッシーニ・ナイト」(序曲集+「テーティとペレオの結婚」)
【第一部】
序曲集(指揮:グスタフ・クーン)
「どろぼうかささぎ」序曲
「ウィリアム・テル」序曲
「セヴィリアの理髪師」序曲
【第二部】
「テーティとペレオの結婚」(演奏会形式)(指揮:アルベルト・ゼッダ)
出演:
テーティ・・・ナターリア・ロマン(ソプラノ)
ペレオ・・・フェルディナント・フォン・ボトマー(テノール) ほか
合唱:プラハ室内合唱団
管弦楽:ボルツァーノ・トレント・ハイドン・オーケストラ
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公演日程 「マホメット2世」
2008/11/18(火)18:00開演  2008/11/23(日)17:00開演
「オテッロ」
2008/11/20(木)18:00開演  2008/11/22(土)14:00開演
特別コンサート「ロッシーニ・ナイト」
2008/11/21(金) 19:00開演
会 場 Bunkamuraオーチャードホール

ロッシーニ
ロッシーニオペラ主催HP
マホメットⅡ世

アジリタに付いてブログが
絹のはしご La scala di seta 1812年 ヴェネツィア
試金石 La pietra di paragone 1812年 ミラノ
成り行き泥棒 L'occadione fa il ladro 1812年 ヴェネツィア 
タンクレーディ Tancredi 1813年 ヴェネツィア
アルジェのイタリア女 L'italiana in Algeri 1813年 ヴェネツィア
イタリアのトルコ人 Il Turuco
セビリアの理髪師(アルマヴィーヴァ) Il barbiere di Siviglia(Almaviva) 1816年 ローマ
オテッロ またはヴェネツィアのムーア人 Otello 1816年 ナポリ
チェネレントラまたは善意の勝利 Il trionfo della bonta' ossia La Cenerentola1817年 ローマ
泥棒かささぎ La gazza ladra 1817年 ミラノ
マオメット2世 Maometto secondo 1820年 ナポリ

18日22日 イタリア・スポレート歌劇場  ・チェネレントラ・ シンデレラ

2008-06-20 | ロッシーニ オペラ
             18日 文化会館5F・R2-10・9千円・
             22日 オーチャード・3F・4-9・12,000円・

22日、3階のやや左側席で比較的正面から声が聞こえ・・
一幕から,良く声が届くアリドーロ・カロージェロ・アンドリーナ、 シンデレラ カルメン・オプリシャーヌの二人が18日より声が良く伸びて、歌唱に深みも増し良かった・・2幕ではアントニーノ・シラグーザが好調を維持、大ブラヴォーです、2幕は18日より、歌唱、オケ,合唱と呼吸感,共振性が増して良い出来でした。
初見・聴きで十分楽しむ事が出来ました。。。
 音響の違いかな,弦の響きは文化ですね・・他のブログを拝見すると,総じて出来に不満の方々が多い様ですね・・

18日 序曲からロッシーニ節炸裂かな・・序曲後・・ブーヤカラがお一人いましたね,そんなに悪い演奏でしたか?ロッシーニの専門家かな・・
 弦の波動が良かった,管はチョット雑かも・・歌唱が入ってからは,歌手,合唱、オケと有機的,共振し合い,良い舞台では
 2幕の大アリア、アントニーノ・シラグーザが大喝采でした・・
 代役のカルメン・オプリシャーヌ声質がアルトに近い?かな、高音声域に伸びがない様な感じは受けましたが、音楽自体が良く、役不足とは思わなかったですが・・
ダンディーニ(王子の召使) …… オマール・モンタナーリ 当たり役で存在感がありますね・・22日に今一度観に・・

イタリア・スポレート歌劇場 シンデレラ」
アンジェリーナ(シンデレラ) …… カルメン・オプリシャーヌ
        (怪我でキャンセル・ダニエラ・バルチェッローナ)
ドン・ラミーロ(サレルノの王子) …… アントニーノ・シラグーザ(6/18、22)
ダンディーニ(王子の召使) …… オマール・モンタナーリ
ドン・マニフィコ(モンテ・フィアスコーネの男爵) …… ルチアーノ・ミオット
クロリンダ(ドン・マニフィコの娘) …… ルツィア・クノテコヴァー
     (ドン・マニフィコの娘) …… レベッカ・ロカール
アリドーロ(哲学者・ドン・ラミーロ先生)・・・カロージェロ・アンドリーナ
アルレッキーノ(道化) …… フランチェスコ・ヴォルフ
コロンビーナ(道化) …… イレーナ・レポレ
イタリア・スポレート歌劇場管弦楽団 /合唱団
指揮 ……… ジュセッペ・ラ・マルファ
演出 ……… アレッシオ・ピッツェック
舞台美術 ……… フェルッチォ・ヴィッラグロッシ

『シンデレラ』(チェネレントラ)
(全2幕・休憩1回・伊語上演・日本語字幕付き)
~驚異的な技巧と色彩豊かな舞台があなたの心をステージに釘付けにする!~
 物語はペローの童話『シンデレラ』を土台にしているが、幻想的なおとぎ話仕立てではない。ガラスの靴は腕輪にとってかわり、魔法使いやカボチャの馬車は劇中には現れず、すべてが現実の話として進行する。しかし、天才ロッシーニの手にかかったこのオペラ・ブッファには、見る者の心を掴んで離さない魅力がぎっしりとつまっている。
 「イタリア・スポレート歌劇場」の『シンデレラ』で、私たちは「本物のロッシーニ」をあらためて体験することになるだろう。

『チェネレントラ』(La Cenerentola)は、ジョアキーノ・ロッシーニが作曲したイタリア語オペラ。童話のシンデレラを元にした物語で、台本はヤコボ・フェレッティによる。1817年1月25日にローマで初演された。
 ロッシーニが25歳のときの作品で、『セビリアの理髪師』の翌年に書かれた。わずか3週間で作曲されたが、ロッシーニのもっとも優れたアリアや重唱を含んでいる。早口ソングやドタバタを採り入れたオペラ・ブッファ(喜劇)であるが、チェネレントラや王子の真摯なアリアのように喜劇を超えている面もあり、「オペラ・セミ・セリア」とも分類される。
 初演では不評であったが、すぐにイタリア内外で人気の作品となり、1820年にはロンドンで、1826年にはニューヨークで上演された。19世紀の間は『セビリアの理髪師』と人気を競っていたが、コロラトゥーラ・コントラルトの歌手がまれになると、しだいに上演されなくなった。しかし、1970年代以降のロッシーニ・ルネッサンスによって、チェチーリア・バルトリなどのロッシーニを得意とする新世代のメゾ・ソプラノ歌手が登場し、この作品の人気は再燃した。現在では、録音や上演回数の多いオペラ作品となっている。
チェネレントラ
ロッシーニ
出演者変更

7日 どろぼうかささぎ  チンツィア・フォルテ シラグーザ

2008-03-10 | ロッシーニ オペラ


 2008年3月7日(金)18:30-22時 東京文化会館・3F・R4-10・5,000円妥当な額

1幕を聴き、良さが解らない間々・・2幕へ、音楽自体の密度、深み、厚み、オケの響きは重たい?感じが、此れってロッシーニと想いましたが・・初見でもあり、比較が無い
 二幕の音楽創造はモーツァルトのオペラに似ていると思い・・ナガラ・・楽しめました

 アジリタ??が日本人と外人の発声、発音、歌唱力の違いが、1幕では顕著に感じましたが?
ニネッタ・チンツィア・フォルテ ジャンネット・シラグーザは共に好調では?・・
 弾けた、快活な響きと重厚な響きが弦群は良く謳っていたと想いますが、後フルート、持ち替えピッコロが上手いと思います。
 初見でもあり、二幕は今一度観たいと思います。

 どろぼうかささぎ  藤原歌劇団のロッシーニ・シリーズ。
指揮:アルベルト・ゼッダ  演出:ダヴィデ・リヴァーモア

第5弾は、ロッシーニが25歳の時にスカラ座のために作曲し大成功を収めた大作「どろぼうかささぎ」です。小太鼓の連打で始まり華麗に展開していく序曲はコンサートでもよく演奏さる名曲で有名ですが、全曲上演は世界的にも少なく、日本での舞台上演は今回が初めてとなります。喜劇と悲劇の両方を取り入れた「セミ・セリア」と呼ばれるこのオペラは・・・・
ジョアキーノ・ロッシーニ(本名はジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ Gioachino Antonio Rossini, 1792年2月29日 - 1868年11月13日)は、イタリアの作曲家。美食家としても知られる。『セビリアの理髪師』や『ウィリアム・テル』などのオペラ作曲家として最もよく知られているが、宗教曲や室内楽曲をなども手がけている。彼の作品は当時の大衆やショパンなど同時代の音楽家に非常に人気があった。
ジョアッキーノ(Gioacchino)と綴られることが多かったが、出生届けなどからGioachinoであることが判明したため、ペーザロのロッシーニ財団の要請で、ジョアキーノ(Gioachino)と綴るようになってきており、ここ数年のイタリアでの公演や録音、映像収録ではGioachino綴りで行われているが、イタリア国外ではまださほど徹底されていない。
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初期のロマン派までのオペラでは、歌唱には二つの様式がある。ひとつはレチタティーヴォ(朗唱)で、会話を表現するものであり、普通の朗読に近い抑揚で歌われる。もうひとつはソロ(独唱)で歌われるアリア(詠唱)や複数の歌手が歌う重唱(アンサンブル)あるいは大勢で歌う合唱で、通常の歌唱である。これらの様式はみな伴奏を伴う。
レチタティーヴォは、古典派の時代まではチェンバロのみで伴奏されるレチタティーヴォ・セッコと、管弦楽伴奏によるレチタティーヴォ・アッコンパニアートがあり、前者は会話的な抑揚で語るように歌う。後者は直後のアリアや重唱の導入として置かれることが多い。ロマン派時代のオペラではレチタティーヴォ・セッコはほとんど見られなくなった。
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どろぼうかささぎ
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1日4日 スポレート歌劇場 セビリアの理髪師

2007-07-05 | ロッシーニ オペラ


 4日はシラグーザ1日、を聴いた後では、中島さん割り負けですね、体調悪しかな?
後は1日と同じ歌手陣で進化してます、弾けてます、演技良し、歌唱良しですね
1幕終幕の5重唱、6重唱と合唱が音が飛んでいる、弾けているオケが歌っている
見事な呼吸感ですね・・
 チェンバロ アントネッラ・ポーリさん巧いですね・・
 オケはバス2、チェロ4、ビオラ4、ヴァイオリン14、2管編成、フルート、ピッコロ持ち替え、が巧い、東京公演最終日でより一層序曲からオケ軍団も弾けてました
ロッシーニはフルオケより、小編成が良く似合う・・当然指揮者、オケ軍団の技量にもよりますが。

 1日 ロッシーニ風丼は具が盛り沢山です・・鮮度100㌫魚介類丼でした
テノールが甘味、舌触り良し、風味良し・・ウニの香り
メゾソプラノが、中トロ適度な油に山葵をつけ・・チョット、ピリット
バリトン 噛み応えある、タコ、イカ・・噛めば噛むほど 味があり
 各具の味が主張し合い、溶け込み、・・良い味、良い仕事してます
オケパ-トにワサビを効かせ・・小気味良い、良質な具材が際立ってます。

7/1(日) 東京 東京文化会館 17:00        4F1-35・12000円安い
ジョアキーノ・ロッシーニ  セビリアの理髪師
 チェンバロ アントネッラ・ポーリ
指揮・・・・・ヴィート・クレメンテ、指揮振り快活ですね・・歌があります
演出・・・・・ジョルジョ・プレスブルガー

アルマヴィーヴァ伯爵・・・アントニーノ・シラグーザ◎◎◎◎◎
           4日 中島康晴・・ベストでは無いかな
バルトロ・・・・・・・・・オマール・モンタナーリ◎◎◎◎
ロジーナ・・・・・・・・・ソニア・ガナッシ華◎◎◎◎◎
フィガロ・・・・・・・・・マッシミリアーノ・フィケーラ◎◎◎◎
ドン・バジリオ・・・・・・プラーメン・クンピコフ◎◎◎◎
フィオレッロ・・・・・・・ジューリオ・ボスケッティ
ベルタ・・・・・・・・・・フェデリーカ・ジャンサンティ
アンブロージオ・・・・・・イヴァーノ・グランチ
 チェンバロ アントネッラ・ポーリ華◎◎◎◎◎

7/4(水) 東京 東京文化会館 18:30
           5F1-35 7千円・安い 2幕3FL2へ移動ごめんなさい
主役、脇役、アンサンブル、演技、そしてオーケストラ・・・
すべてが粋!これぞイタリア人による正真正銘のロッシーニ
いまやイタリア・オペラ界を代表するスターとなったシラグーザ、ガナッシのふたりが最高の当たり役で登場!
さらに、20代の若さにしてスカラ座で次々と主役を歌い、ペーザロ・ロッシーニ・フェスティバルでも成功を収めるなど世界をまたにかけて大活躍の中島康晴。この3人を中心に、今まさに才能を大きく花開かせようとするイタリアの若手歌手達が集結し、ロッシーニの音楽のノリの良さを存分に聴かせます。
映画・オペラの演出、さらにミステリー作家としても知られるプレスブルガーによる演出は、インテリジェンスとスパイスと風刺をストーリーに盛り込み、オペラにさらに小気味よいテンポ感を生み出します。
主役、脇役、演出、すべてにたっぷりの魅力をたたえる『セビリアの理髪師』、このおもしろさは本物です!
完璧な歌唱と可憐な舞台姿 当代最高のロッシーニ・テナー 日本の誇る若きホープ
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ブルゾン、ライモンディ、デヴィーア、ヌッチ、
サッバティーニ……
多くのスター歌手がこの歌劇場から世界へと飛び立った!
イタリア最高権威の新人歌手登竜門
イタリア中部、ウンブリア州の古都スポレートは、ローマ時代の繁栄を今に伝える水道橋や野外劇場の遺跡が残る静かな町で、画家フィリッポ・リッピがモデルの尼僧と駆け落ちしたドゥオモをもつことでも知られます。
 この町に本拠をおくスポレート歌劇場は、1947年から続く「若きオペラ歌手のためのヨーロッパ声楽コンクール」を運営し、その入賞者たちによるフレッシュな公演を毎年実施しています。コレッリ、ボニゾッリ、ブルゾン、ライモンディ、デヴィーア、ヌッチ、アリベルティ、サッバティーニ、ガナッシ、フロンターリといった錚々たる顔ぶれが、コンクール入賞~スポレート歌劇場出演というプロセスを経て、押しも押されもせぬスター歌手となったことで、今では新人オペラ歌手の登竜門として世界有数の名声と権威を誇っています。
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 長靴形のイタリアのちょうど真ん中に位置するウンブリア州。アペニン山脈の緑に抱かれ、「イタリアの緑のハート」と呼ばれるこの小さな州には、個性溢れる街が点在しますが、その一つが、ローマ時代に起源を持つ古都スポレートです。
 この街には世界に誇る二つの音楽イベントがあります。一つは、作曲家メノッティが創設・主催する『二つの世界フェスティバル』、もう一つが、1947年から毎年行われている『若きオペラ歌手のためのヨーロッパ声楽コンクール』です。
 数えきれないほどの偉大な歌手達を輩出してきた歴史と伝統を誇るこのコンクールの最大来日日程が6月19日ー7月7日まで15公演とお疲れ様、感動ありがとう