15日 新国立 カヴァレリア・ルスティカーナ・道化師
指揮・阪哲朗 演出・グリシャ・アサガロフ オケ・東京フィル 7回公演の4回目 3F 9-2 7,350円 安い
作曲・ピエトロ・マスカーニ1890年カヴァレリア・ルスティカーナ
サントゥッツァ・エリザベッタ・フィオリッロ ローラ・坂本 朱 トゥリッドゥ・アティッラ・B・キス アルフィオ・青戸 知 ルチア・片桐仁美
マスカーニの旋律美が 如何なく発揮された特に・・合唱に美を感じた・・筋書きが浮気 嫉妬から・・決闘へ・・母に別れの歌唱B・キスに聴くものがあり・・全体の印象は合唱に声楽付きのようなオペラで声楽陣の共振性に欠けていた?
作曲・台本・ルッジェーロ・レオンカヴァッロ1892年 道化師
カニオ・ジュゼッペ・ジャコミーニ トニオ・ゲオルク・ティッヒ ネッダ・ジュリエット・ガルスティアン ペッペ・吉田浩之 シルヴィオ・ルドルフ・ローゼン
ジャコミーニを始めて聞く 緩急自在の歌唱?甘い声と 力強い声の対比と 演技がカニオになりきっていた・・存在感ある歌手の波動・オーラが好作用をもたらす結果・・脇役の存在感もあり・・秀演の舞台となる
2004年09月17日 09時37分45秒
11日 ローエングリン
指揮・飯守泰次郎 演出・鈴木啓介 5千円 超安い 文化・5F R2-26
一幕は白鳥の引く小船に乗り 一人の騎士が・・自分を信頼するなら その名と素性については一切質問してはならぬと・・エルザに・・(夕鶴が浮ぶ)・・毒により二幕・三幕と・・
白眉は二幕であった
二幕のオルトルート・小山 分厚い声量に余裕ある演技と最高の歌唱で存在感が一番・・妖術の力でやって来た素性の知れぬお方。いつまた突然姿を消して、あなたを不幸に陥れぬとも・・エルザに・・魔の毒液が・・
フリードリヒ・島村の 今一度の復讐を・・
全幕を通じ 合唱と歌唱により 人物像・神像・悪と善 等の 音型・動機のモチーフが随所に旋律となり 展開の妙が・・最高の出来となる・・洗足の合唱が大健闘でした
飯守に大ブラヴォー
オケ・東京シティ・フィル 合唱・洗足学園合唱団 二期会合唱団
ローエングリン・成田勝美 エルザ・緑川まり
フリードリヒ・島村武男 オルトルート・小山由美
ハインリヒ王・鹿野由之 ゴットフリート・大 雅 王の軍令使・成田 博之
2004年09月12日 16時17分58秒
2005年1月7日 (金) マクベス
昨年も マクベス夫人 ルカーチを聴く・・回を追う事に・・己の五感・五官の壁を突き抜けて・・演技歌唱が・・俗に一皮むけた・・感極まった感動が
当然好作用をもたらしたのがマクベス・アルヴァレスの艶のある声と演技歌唱が
千両役者の オーラ・輝きが・・
オケ・歌手陣 合唱を 最大限引き出した指揮者リッカルド・フリッツァ が
貢献度一番となる・・
26日の席が指揮者の真横で・・アイコン・・歌手・合唱・オケの
間の計り方 等 楽しめた
26日が全体の統一感 総合芸術として最高の出来かな
2回とも昨年と比較すれば数段上の出来ばえであった
26日3F-R1-1 7,350円 29日・4F2-46 6,300円 ヤヤ安い
作曲 : ジュゼッペ・ヴェルディ 原作 : ウィリアム・シェイクスピア
台本 : フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ/アンドレア・マッフェイ
指揮 : リッカルド・フリッツァ
演出 : 野田秀樹 美術 : 堀尾幸男 衣装 : ワダエミ
照明 : 服部 基 振付 : 木佐貫邦子 演出補 : 田尾下 哲
舞台監督 : 大仁田雅彦 合唱指揮 : 三澤洋史
合唱 : 新国立劇場合唱団 管弦楽 : 東京交響楽団
キャスト
マクベス : カルロス・アルヴァレス マクベス夫人 : ゲオルギーナ・ルカーチ バンクォー : 大澤 建 マクダフ : 水口 聡
マルコム : 内山信吾 侍女 : 渡辺敦子 医師 : 片山将司
マクベスの従者 : 大森一英 刺客 : 篠木純一 伝令 : 塩入功司
第一の亡霊 : 友清 崇 第二の亡霊 : 高原由樹 第三の亡霊 : 直野容子
昨年の・・
16日 マクベス 新国立 2F 4-42 13,650円 ヤヤ高い
今回の話題作りは 野田の演出が 最近の透明人間の蒸気 昨年のオイル等 俳優の動線の早さ・・舞台を 縦横に使う手法は
今回のオペラには・・楽譜・伝統ありきの音楽劇としては制約が??
権力の象徴として 椅子 野田装置は赤の椅子を・・魔女軍団が中央に移動したり・・パンクォー マクベス と夫人 今後の展開に 魔女の手が長い骸骨・・顔も仮面に骸骨風で・・暗示的な・・気配を感じさせる・・前奏の場面に黄色の花が??何を意味する??・・中央装置が2階の螺旋階段を動かす事により魔女の動線を・・装置が勝ち過ぎで 人物像の印象が薄れるが・・幕を追う事により・・理解 しやすい面は・・声楽人は
ルカーチの歌唱 演技は 良しと感じたが オケ・指揮 他の声楽人の技量 歌唱力は?・・ 分かり易い演出 衣裳で 物語として充分楽しめた
ジュゼッペ・ヴェルディ マクベス
マクベス・ヴォルフガング・ブレンデル マクベス夫人・ゲオルギーナ・ルカーチ バンクォー・妻屋秀和 マクダフ・ミロスラフ・ドヴォルスキー マルコム・井ノ上了史 指揮・ミゲル・ゴメス=マルティネス 演出・野田秀樹 31日 ヴォツェック
演出・ペーター・ムスバッハ 舞台・安藤忠雄
指揮・小澤征爾 オケ・サイトウキネン
情け容赦ない祝典だった ヴォツェックがマリーの喉を切る時に、赤い血なんて流れない
舞台はペットボトルを積み上げた空間だし、殺害する者とされる者を、衣裳で区別することもできない。だがそれが、演奏の凄みを浮かび上がらせる。その時、どんな血よりも赤い響きが、客席を襲った 29日堀内 修・信濃毎日新聞より
何十年前に日生で観たただ一度のヴォツェックは記憶が薄れ・・何かこの世ではない力・・音響感が脳裏に・・
SKF松本のヴォツェックは 言葉・台詞が反体制 風刺 哲学 等・・・不安定な旋律 人間の奥深く隠された思想・・生きかたをえぐる舞台と感じさせた
舞台中央を正方形の空間として 縦横にペットボトルで仕切が・・これが照明により赤色照明が乱反射させ・・不安定な精神世界を表す・・声楽人は総じて安定した歌唱を聴かせ・・統一感に優れたオペラとなる
4階ではオケ・歌手の呼吸までは感じられないが・・毒・・不安定なリズム・難解な台詞があるが・・全身に痺れ・・恍惚感を 得るブロダクションであった
ヴォツェック・マティアス・ゲルネ マリー・ソルヴェイ・クリンゲルボルン 鼓手長・ステファン・マルギタ アンドレース・レイモンド・ヴェリー 大尉・クリス・メリット 医者・デイル・トラヴィス マルグレート・アン=マリー・オーウェンズ マリー子ども・藤田幸士郎 合唱・東京オペラシンガーズ
2004年09月08日 11時48分48秒
サイトウキネン 31日 1日 松本
31日 オペラ アルバン・ベルク ヴォツェック まつもと市民芸術館 4F-1-5 16,000円ヤヤ高い 交通費9千円 宿泊費4,980円
1日 斉藤秀雄 メモリアルコンサート 文化会館 2F2-50 8千円超安い 交通費9千円 宿泊費4,980円
新劇場の最初のオペラが・・難解なヴォツェック 4階やや左席 ホール空間は狭い印象と4階最前列は安全ポールが舞台を見にくく 席の向きも舞台に向かず舞台の右席が視線の真正面となり・・改善の余地が多くありそう?・・音響はオケ声楽とも直線的?透明感な音色と聴き取れたが??残響が無い印象が 東京の新国立・上野文化の 音空間の広さが響きの違いかも
2004年09月04日 09時12分16秒
ルチア 3日 ラ ヴォーチェ
ルチア・ドニゼッティ 新国立 3Fー2-48 12,000円 超安い
指揮・ステファノ・ランザーニ 東フィル 藤原歌劇団合唱
ルチア・マリエッラ・デヴィーア エドガルド・マルセロ・アルバレス エンリーコ・レナード・ブルゾン ライモンド・カルロ・コロンバーラ アルトゥーロ・中鉢 聡 アリーザ・エレナ・ベルフィオーレ ノルマンノ・樋口達哉
声量/歌唱 演技が絶品のアルパレス 超ブラヴォーと
演技/歌唱 デヴィーアの 狂乱の場 でフルートの 音質と 声・ソプラノの 同質性を感じえたのは 初めてであり 感動であった
コロンバーラ の 慈悲のある 演技歌唱
ブルゾンの兄・エンリーコ 家・権力者 妹・ルチアを政略結婚へと・・心理描写等
初日から 総歌手陣の歌唱演技と オケ/指揮者との有機的な舞台創造を創りあげた
2004年08月05日 15時38分26秒
1日 矢部/横山
矢部達哉・ヴァイオリン 横山幸雄・ピアノ フィリアホール 2F R-12 3500円ヤヤ安い
ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 横山幸雄・ヴァイオリン・ソナタ2003 ー矢部達哉に献呈ー ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調
此れからの より可能性を感じさせた 2人の演奏家である 何れも30代で 円熟の50,60代がどうのような 音楽家に変貌を遂げるのであろうか 今の時を奏でる・・横山のピアノと 矢部のヴァイオリン が共振し 音楽創造を醸し出した 横山の作に 旋律美を強く感じさせた 3楽章 美しいものが好き という美意識が・・
2004年08月05日 09時59分46秒
25日 ドン・ジョヴァンニ
二期会オペラ 上野・文化 4F3-17 7千円 ヤヤ高い
モーツァルト・ドン・ジョヴァンニー
指揮・パスカロ・ヴェロ 演出・宮本亜門 東フィル
ドン・ジョヴァンニー・宮本益光 ドンナ・エルヴィーラ・腰越満美 ドンナ・アンナ・増田のり子 レポレッロ・久保和範 マゼット・山下浩司 ツェルリーナ・砂田恵美 騎士長・長谷川
亜門演出が・・面白い?最後に何処かの国旗が多数でて??現在の悪は独裁者?何処かの国の指導者・・ある面では独裁者・・ジョヴァンニを現在の指導者に置換えた??殺人者?・・女好き?・・悪者は地獄に・・
指揮者が前半から平坦な道をガスに覆われた何処の道を・・目的を見出す事が出来ない・・迷い道を・・だだ歩む・・あの頂きが・・目標なの・・あと戻り・・歌が無い
2004年07月28日 1日
新国立 ファルスタッフ 5公演の4回目
指揮・ダン・エッティンガー 演出・ジョナサン・ミラー 4F 2-14 6300円 安い
ファルスタッフ・ベルント・ヴァイクル フォード・ウラディーミル・チェルノフ フェントン・ジョン・健・ヌッツォ 医師カイウス・ハインツ・シェドニク バルドルフォ・中鉢 聡 ピストーラ・妻屋秀和
フォード夫人アリーチェ・スーザン・アンソニー ナンネッタ・半田美和子 クイックリー夫人・アレクサンドリーナ・ミルチェーフ ベージ夫人メグ・増田弥生
14日 東京室内歌劇場
パーシモン・目黒 2F2-26 7千円 ヤヤ安い
オペラ・モーツァルトは中規模ホールが似合う
オケ 歌唱陣も 必要以上に声量を上げる事も無く・・諸に歌手の感性・技量 歌唱力が伝わる
佐々木・伯爵夫人の情感溢れる歌唱力と演技が際立ち・・小鉄・フィガロの安定した歌唱が舞台の充実度を高めた・・1.2幕のスザンナ ケルビーノのレチタティーヴォが 難しさが・・
三、四幕と絶妙なアンサンブルが
声楽とオケが有機的な響きを醸し出した・・若杉・東響はヤヤ重たい響き 一音一音の響きに 弾ける 躍動感 陰陽感は 不足と??総じてホールの規模の小ささが好作用が
秋のNHK・文化の小澤・ウィーンオペラは??
モーツァルト・フィガロの結婚
伯爵夫人・佐々木典子 アルマヴィーヴァ伯爵・勝部 太 フィガロ・小鉄和広 スザンナ・菅 英三子 ケルビーノ・井坂 恵 マルチェリーナ・森山京子 バジリオ・ドン・クルツィオ 近藤政伸 バルトロ・アントニオ 池田直樹 バルバリーナ・小林菜美 合唱・東京室内合唱団
2004年05月18日 10時05分26秒
小澤征爾 音楽塾オペラ 11日
上野・文化 4FL2-7 13,000円 ヤヤ高い
プッチーニ ラ・ボエーム
過去の演出・装置から想像出来ないプロダクションであった
一幕でビックリが中央に正方形の部屋を斜めに配し部屋の壁を取り払い周辺を雪が・・人物の動きは屋根裏部屋として床から主役が出入りする動線とした・・実に巧い・・狭い部屋が庶民生活感を表す・・ミミとロドルフォの一幕に聴かせ何処も 明かりが・・鍵が・・劇性に優れていた
二幕も一幕のベットをテイブルに替えスピーディな舞台転換となり・・ムゼッタの人物像が際だち 放漫な心 人間は恋に遊びに 今楽しめば実に舞台にミミとムゼッタに性格対比が際立ち又合唱少年行進でオケ舞台の共振共鳴感が秀演の二幕となる・・ヤヤ 卑猥な男女の絡みが・・此処まで演技演出をと・・思わせたが 許容範囲である
三幕も酒場から漏れる暖かい光りと寒寒した外気の陰陽が絶妙で・・生きる光り と 後僅かな命を・・影を・・明 暗 の心の動きが・・
二組の出会いと・・
四幕は一転屋根裏部屋に・・春になれば 木々も新たな伊吹が 新たな命が 一面を黄色花で春をあの出会いの時明かりが鍵が・・でも命が・・愛が
歌手陣では 演技 歌唱で際立ちアンナ・ネトレプコ と家主と哲学者のバスに最大のブラヴォーであった 小澤 オケは 響きにしなやかさが不足と??小澤オペラと感じさせた二幕 演出 劇性 振付 照明 等 舞台創造に最大のブラヴォーが・・今後のボエームの定番となる演出・プロダクションと感じさせた
(新国立の演出・舞台関係者は勉強して??と感じた前回のボエーム)
ミミ・ノラ・アンセレム ロドルフォ・ロベルト・サッカ マルチェッロ・マリウス・キーチェン ムゼッタ・アンナ・ネトレプコ
ショナール・ネイサン・バーク コルリーネ・ハオ・ジャン・ティアン ベノア・アルチンドロ・ポール・プリシュカ
2004年05月13日 11時06分10秒
指揮・阪哲朗 演出・グリシャ・アサガロフ オケ・東京フィル 7回公演の4回目 3F 9-2 7,350円 安い
作曲・ピエトロ・マスカーニ1890年カヴァレリア・ルスティカーナ
サントゥッツァ・エリザベッタ・フィオリッロ ローラ・坂本 朱 トゥリッドゥ・アティッラ・B・キス アルフィオ・青戸 知 ルチア・片桐仁美
マスカーニの旋律美が 如何なく発揮された特に・・合唱に美を感じた・・筋書きが浮気 嫉妬から・・決闘へ・・母に別れの歌唱B・キスに聴くものがあり・・全体の印象は合唱に声楽付きのようなオペラで声楽陣の共振性に欠けていた?
作曲・台本・ルッジェーロ・レオンカヴァッロ1892年 道化師
カニオ・ジュゼッペ・ジャコミーニ トニオ・ゲオルク・ティッヒ ネッダ・ジュリエット・ガルスティアン ペッペ・吉田浩之 シルヴィオ・ルドルフ・ローゼン
ジャコミーニを始めて聞く 緩急自在の歌唱?甘い声と 力強い声の対比と 演技がカニオになりきっていた・・存在感ある歌手の波動・オーラが好作用をもたらす結果・・脇役の存在感もあり・・秀演の舞台となる
2004年09月17日 09時37分45秒
11日 ローエングリン
指揮・飯守泰次郎 演出・鈴木啓介 5千円 超安い 文化・5F R2-26
一幕は白鳥の引く小船に乗り 一人の騎士が・・自分を信頼するなら その名と素性については一切質問してはならぬと・・エルザに・・(夕鶴が浮ぶ)・・毒により二幕・三幕と・・
白眉は二幕であった
二幕のオルトルート・小山 分厚い声量に余裕ある演技と最高の歌唱で存在感が一番・・妖術の力でやって来た素性の知れぬお方。いつまた突然姿を消して、あなたを不幸に陥れぬとも・・エルザに・・魔の毒液が・・
フリードリヒ・島村の 今一度の復讐を・・
全幕を通じ 合唱と歌唱により 人物像・神像・悪と善 等の 音型・動機のモチーフが随所に旋律となり 展開の妙が・・最高の出来となる・・洗足の合唱が大健闘でした
飯守に大ブラヴォー
オケ・東京シティ・フィル 合唱・洗足学園合唱団 二期会合唱団
ローエングリン・成田勝美 エルザ・緑川まり
フリードリヒ・島村武男 オルトルート・小山由美
ハインリヒ王・鹿野由之 ゴットフリート・大 雅 王の軍令使・成田 博之
2004年09月12日 16時17分58秒
2005年1月7日 (金) マクベス
昨年も マクベス夫人 ルカーチを聴く・・回を追う事に・・己の五感・五官の壁を突き抜けて・・演技歌唱が・・俗に一皮むけた・・感極まった感動が
当然好作用をもたらしたのがマクベス・アルヴァレスの艶のある声と演技歌唱が
千両役者の オーラ・輝きが・・
オケ・歌手陣 合唱を 最大限引き出した指揮者リッカルド・フリッツァ が
貢献度一番となる・・
26日の席が指揮者の真横で・・アイコン・・歌手・合唱・オケの
間の計り方 等 楽しめた
26日が全体の統一感 総合芸術として最高の出来かな
2回とも昨年と比較すれば数段上の出来ばえであった
26日3F-R1-1 7,350円 29日・4F2-46 6,300円 ヤヤ安い
作曲 : ジュゼッペ・ヴェルディ 原作 : ウィリアム・シェイクスピア
台本 : フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ/アンドレア・マッフェイ
指揮 : リッカルド・フリッツァ
演出 : 野田秀樹 美術 : 堀尾幸男 衣装 : ワダエミ
照明 : 服部 基 振付 : 木佐貫邦子 演出補 : 田尾下 哲
舞台監督 : 大仁田雅彦 合唱指揮 : 三澤洋史
合唱 : 新国立劇場合唱団 管弦楽 : 東京交響楽団
キャスト
マクベス : カルロス・アルヴァレス マクベス夫人 : ゲオルギーナ・ルカーチ バンクォー : 大澤 建 マクダフ : 水口 聡
マルコム : 内山信吾 侍女 : 渡辺敦子 医師 : 片山将司
マクベスの従者 : 大森一英 刺客 : 篠木純一 伝令 : 塩入功司
第一の亡霊 : 友清 崇 第二の亡霊 : 高原由樹 第三の亡霊 : 直野容子
昨年の・・
16日 マクベス 新国立 2F 4-42 13,650円 ヤヤ高い
今回の話題作りは 野田の演出が 最近の透明人間の蒸気 昨年のオイル等 俳優の動線の早さ・・舞台を 縦横に使う手法は
今回のオペラには・・楽譜・伝統ありきの音楽劇としては制約が??
権力の象徴として 椅子 野田装置は赤の椅子を・・魔女軍団が中央に移動したり・・パンクォー マクベス と夫人 今後の展開に 魔女の手が長い骸骨・・顔も仮面に骸骨風で・・暗示的な・・気配を感じさせる・・前奏の場面に黄色の花が??何を意味する??・・中央装置が2階の螺旋階段を動かす事により魔女の動線を・・装置が勝ち過ぎで 人物像の印象が薄れるが・・幕を追う事により・・理解 しやすい面は・・声楽人は
ルカーチの歌唱 演技は 良しと感じたが オケ・指揮 他の声楽人の技量 歌唱力は?・・ 分かり易い演出 衣裳で 物語として充分楽しめた
ジュゼッペ・ヴェルディ マクベス
マクベス・ヴォルフガング・ブレンデル マクベス夫人・ゲオルギーナ・ルカーチ バンクォー・妻屋秀和 マクダフ・ミロスラフ・ドヴォルスキー マルコム・井ノ上了史 指揮・ミゲル・ゴメス=マルティネス 演出・野田秀樹 31日 ヴォツェック
演出・ペーター・ムスバッハ 舞台・安藤忠雄
指揮・小澤征爾 オケ・サイトウキネン
情け容赦ない祝典だった ヴォツェックがマリーの喉を切る時に、赤い血なんて流れない
舞台はペットボトルを積み上げた空間だし、殺害する者とされる者を、衣裳で区別することもできない。だがそれが、演奏の凄みを浮かび上がらせる。その時、どんな血よりも赤い響きが、客席を襲った 29日堀内 修・信濃毎日新聞より
何十年前に日生で観たただ一度のヴォツェックは記憶が薄れ・・何かこの世ではない力・・音響感が脳裏に・・
SKF松本のヴォツェックは 言葉・台詞が反体制 風刺 哲学 等・・・不安定な旋律 人間の奥深く隠された思想・・生きかたをえぐる舞台と感じさせた
舞台中央を正方形の空間として 縦横にペットボトルで仕切が・・これが照明により赤色照明が乱反射させ・・不安定な精神世界を表す・・声楽人は総じて安定した歌唱を聴かせ・・統一感に優れたオペラとなる
4階ではオケ・歌手の呼吸までは感じられないが・・毒・・不安定なリズム・難解な台詞があるが・・全身に痺れ・・恍惚感を 得るブロダクションであった
ヴォツェック・マティアス・ゲルネ マリー・ソルヴェイ・クリンゲルボルン 鼓手長・ステファン・マルギタ アンドレース・レイモンド・ヴェリー 大尉・クリス・メリット 医者・デイル・トラヴィス マルグレート・アン=マリー・オーウェンズ マリー子ども・藤田幸士郎 合唱・東京オペラシンガーズ
2004年09月08日 11時48分48秒
サイトウキネン 31日 1日 松本
31日 オペラ アルバン・ベルク ヴォツェック まつもと市民芸術館 4F-1-5 16,000円ヤヤ高い 交通費9千円 宿泊費4,980円
1日 斉藤秀雄 メモリアルコンサート 文化会館 2F2-50 8千円超安い 交通費9千円 宿泊費4,980円
新劇場の最初のオペラが・・難解なヴォツェック 4階やや左席 ホール空間は狭い印象と4階最前列は安全ポールが舞台を見にくく 席の向きも舞台に向かず舞台の右席が視線の真正面となり・・改善の余地が多くありそう?・・音響はオケ声楽とも直線的?透明感な音色と聴き取れたが??残響が無い印象が 東京の新国立・上野文化の 音空間の広さが響きの違いかも
2004年09月04日 09時12分16秒
ルチア 3日 ラ ヴォーチェ
ルチア・ドニゼッティ 新国立 3Fー2-48 12,000円 超安い
指揮・ステファノ・ランザーニ 東フィル 藤原歌劇団合唱
ルチア・マリエッラ・デヴィーア エドガルド・マルセロ・アルバレス エンリーコ・レナード・ブルゾン ライモンド・カルロ・コロンバーラ アルトゥーロ・中鉢 聡 アリーザ・エレナ・ベルフィオーレ ノルマンノ・樋口達哉
声量/歌唱 演技が絶品のアルパレス 超ブラヴォーと
演技/歌唱 デヴィーアの 狂乱の場 でフルートの 音質と 声・ソプラノの 同質性を感じえたのは 初めてであり 感動であった
コロンバーラ の 慈悲のある 演技歌唱
ブルゾンの兄・エンリーコ 家・権力者 妹・ルチアを政略結婚へと・・心理描写等
初日から 総歌手陣の歌唱演技と オケ/指揮者との有機的な舞台創造を創りあげた
2004年08月05日 15時38分26秒
1日 矢部/横山
矢部達哉・ヴァイオリン 横山幸雄・ピアノ フィリアホール 2F R-12 3500円ヤヤ安い
ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 横山幸雄・ヴァイオリン・ソナタ2003 ー矢部達哉に献呈ー ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調
此れからの より可能性を感じさせた 2人の演奏家である 何れも30代で 円熟の50,60代がどうのような 音楽家に変貌を遂げるのであろうか 今の時を奏でる・・横山のピアノと 矢部のヴァイオリン が共振し 音楽創造を醸し出した 横山の作に 旋律美を強く感じさせた 3楽章 美しいものが好き という美意識が・・
2004年08月05日 09時59分46秒
25日 ドン・ジョヴァンニ
二期会オペラ 上野・文化 4F3-17 7千円 ヤヤ高い
モーツァルト・ドン・ジョヴァンニー
指揮・パスカロ・ヴェロ 演出・宮本亜門 東フィル
ドン・ジョヴァンニー・宮本益光 ドンナ・エルヴィーラ・腰越満美 ドンナ・アンナ・増田のり子 レポレッロ・久保和範 マゼット・山下浩司 ツェルリーナ・砂田恵美 騎士長・長谷川
亜門演出が・・面白い?最後に何処かの国旗が多数でて??現在の悪は独裁者?何処かの国の指導者・・ある面では独裁者・・ジョヴァンニを現在の指導者に置換えた??殺人者?・・女好き?・・悪者は地獄に・・
指揮者が前半から平坦な道をガスに覆われた何処の道を・・目的を見出す事が出来ない・・迷い道を・・だだ歩む・・あの頂きが・・目標なの・・あと戻り・・歌が無い
2004年07月28日 1日
新国立 ファルスタッフ 5公演の4回目
指揮・ダン・エッティンガー 演出・ジョナサン・ミラー 4F 2-14 6300円 安い
ファルスタッフ・ベルント・ヴァイクル フォード・ウラディーミル・チェルノフ フェントン・ジョン・健・ヌッツォ 医師カイウス・ハインツ・シェドニク バルドルフォ・中鉢 聡 ピストーラ・妻屋秀和
フォード夫人アリーチェ・スーザン・アンソニー ナンネッタ・半田美和子 クイックリー夫人・アレクサンドリーナ・ミルチェーフ ベージ夫人メグ・増田弥生
14日 東京室内歌劇場
パーシモン・目黒 2F2-26 7千円 ヤヤ安い
オペラ・モーツァルトは中規模ホールが似合う
オケ 歌唱陣も 必要以上に声量を上げる事も無く・・諸に歌手の感性・技量 歌唱力が伝わる
佐々木・伯爵夫人の情感溢れる歌唱力と演技が際立ち・・小鉄・フィガロの安定した歌唱が舞台の充実度を高めた・・1.2幕のスザンナ ケルビーノのレチタティーヴォが 難しさが・・
三、四幕と絶妙なアンサンブルが
声楽とオケが有機的な響きを醸し出した・・若杉・東響はヤヤ重たい響き 一音一音の響きに 弾ける 躍動感 陰陽感は 不足と??総じてホールの規模の小ささが好作用が
秋のNHK・文化の小澤・ウィーンオペラは??
モーツァルト・フィガロの結婚
伯爵夫人・佐々木典子 アルマヴィーヴァ伯爵・勝部 太 フィガロ・小鉄和広 スザンナ・菅 英三子 ケルビーノ・井坂 恵 マルチェリーナ・森山京子 バジリオ・ドン・クルツィオ 近藤政伸 バルトロ・アントニオ 池田直樹 バルバリーナ・小林菜美 合唱・東京室内合唱団
2004年05月18日 10時05分26秒
小澤征爾 音楽塾オペラ 11日
上野・文化 4FL2-7 13,000円 ヤヤ高い
プッチーニ ラ・ボエーム
過去の演出・装置から想像出来ないプロダクションであった
一幕でビックリが中央に正方形の部屋を斜めに配し部屋の壁を取り払い周辺を雪が・・人物の動きは屋根裏部屋として床から主役が出入りする動線とした・・実に巧い・・狭い部屋が庶民生活感を表す・・ミミとロドルフォの一幕に聴かせ何処も 明かりが・・鍵が・・劇性に優れていた
二幕も一幕のベットをテイブルに替えスピーディな舞台転換となり・・ムゼッタの人物像が際だち 放漫な心 人間は恋に遊びに 今楽しめば実に舞台にミミとムゼッタに性格対比が際立ち又合唱少年行進でオケ舞台の共振共鳴感が秀演の二幕となる・・ヤヤ 卑猥な男女の絡みが・・此処まで演技演出をと・・思わせたが 許容範囲である
三幕も酒場から漏れる暖かい光りと寒寒した外気の陰陽が絶妙で・・生きる光り と 後僅かな命を・・影を・・明 暗 の心の動きが・・
二組の出会いと・・
四幕は一転屋根裏部屋に・・春になれば 木々も新たな伊吹が 新たな命が 一面を黄色花で春をあの出会いの時明かりが鍵が・・でも命が・・愛が
歌手陣では 演技 歌唱で際立ちアンナ・ネトレプコ と家主と哲学者のバスに最大のブラヴォーであった 小澤 オケは 響きにしなやかさが不足と??小澤オペラと感じさせた二幕 演出 劇性 振付 照明 等 舞台創造に最大のブラヴォーが・・今後のボエームの定番となる演出・プロダクションと感じさせた
(新国立の演出・舞台関係者は勉強して??と感じた前回のボエーム)
ミミ・ノラ・アンセレム ロドルフォ・ロベルト・サッカ マルチェッロ・マリウス・キーチェン ムゼッタ・アンナ・ネトレプコ
ショナール・ネイサン・バーク コルリーネ・ハオ・ジャン・ティアン ベノア・アルチンドロ・ポール・プリシュカ
2004年05月13日 11時06分10秒