自負心について
一方自負心と自尊心は、どう異なるのでしょうか?
まず結論的に言えることは、自負心も自尊心も同じく「優越心」の産物だということです。
ただし、この二者間には、大きく異なる点があり、その故に二者の間に分別を立て、それらははっきりと区別されなければなりません。
まず、「自負」という言葉を辞書で引いてみましょう。「自負ー自分の才能や仕事や誇りを持つこと」とあります。
この説明で解るのは、自負の場合は、他者と競争するあるものを背負っているということです。つまり彼はその背負っているものに関してのみ自信があるということです。
背負っているもので、他者と競争を続けていると長い間には、その競争に破れることもあります。そしてそれは彼にとっての重荷になるのです。
結果として、遅かれ早かれ彼は自信を失うことになります、こうして彼の 優越感は粉砕され、 自尊心は 大きく損なわれることになるのです。
この点において自尊心はものではなく、あなたそのものに価値を見出すのです。あなた自身が、すでに力あるものであり、価値あるものなのですから、例え幾つもの失敗を重ねようともあなたの力や価値そのものはが失われことにはならないのです。
あなたが、自らの力と価値を信じ続ける限り、あなたの自尊心は無くならないのです。つまりそれが 「信念」というものです。
人生に失敗はつきものです、失敗を思い出して、その時のマイナス感情を追体験するのは愚かなことです。人生はやり直せばいいのです、今度はうまくやるための方策を練り、そして成功した時のイメージを思い描くことがたいせつです。
このように、成功したイメージを繰り返し描き、楽しい氣分にひたるのが、すなわち自尊心を育て上げる秘訣なのです。 つづく
一方自負心と自尊心は、どう異なるのでしょうか?
まず結論的に言えることは、自負心も自尊心も同じく「優越心」の産物だということです。
ただし、この二者間には、大きく異なる点があり、その故に二者の間に分別を立て、それらははっきりと区別されなければなりません。
まず、「自負」という言葉を辞書で引いてみましょう。「自負ー自分の才能や仕事や誇りを持つこと」とあります。
この説明で解るのは、自負の場合は、他者と競争するあるものを背負っているということです。つまり彼はその背負っているものに関してのみ自信があるということです。
背負っているもので、他者と競争を続けていると長い間には、その競争に破れることもあります。そしてそれは彼にとっての重荷になるのです。
結果として、遅かれ早かれ彼は自信を失うことになります、こうして彼の 優越感は粉砕され、 自尊心は 大きく損なわれることになるのです。
この点において自尊心はものではなく、あなたそのものに価値を見出すのです。あなた自身が、すでに力あるものであり、価値あるものなのですから、例え幾つもの失敗を重ねようともあなたの力や価値そのものはが失われことにはならないのです。
あなたが、自らの力と価値を信じ続ける限り、あなたの自尊心は無くならないのです。つまりそれが 「信念」というものです。
人生に失敗はつきものです、失敗を思い出して、その時のマイナス感情を追体験するのは愚かなことです。人生はやり直せばいいのです、今度はうまくやるための方策を練り、そして成功した時のイメージを思い描くことがたいせつです。
このように、成功したイメージを繰り返し描き、楽しい氣分にひたるのが、すなわち自尊心を育て上げる秘訣なのです。 つづく