私はつねづね、人生は「いい加減に生きる」ことを提唱しているが、本日 たまたま兼好法師の本物の「つれづれ草」を読んでいたら、「これあるかな」とわが心に合致する一文につきあたった。その部分(意訳)をここに示してみたい。
ある人が法然上人に「念仏を唱えるとき、眠気におそわれて勤行を怠けることがあります。どうやってこの障害を除いたらいいでしょう」と申し上げたところ、上人は「目の覚めている間に、念仏しなさい」とお答えになったという、実に尊いことだ。
つまり上人は結局は 「無理をしなさんな」と言っているわけだ。
らくらくと念仏していることを勧めているわけで、ここが最大切なところなんだということだろう。
人生無理をすれば苦痛が生じる。苦痛が生じる人生は、最早いい加減に生きているとは言えないのだ。無理しない生き方こそ、上人流に言えば尊い生き方なのである。
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何事も 続けた者だけが 甘い果実に ありつける。
何かやることが あるということは なんと素晴らしい ことか!
それがたとえ 趣味であろうと 仕事であろうと。
ある人が法然上人に「念仏を唱えるとき、眠気におそわれて勤行を怠けることがあります。どうやってこの障害を除いたらいいでしょう」と申し上げたところ、上人は「目の覚めている間に、念仏しなさい」とお答えになったという、実に尊いことだ。
つまり上人は結局は 「無理をしなさんな」と言っているわけだ。
らくらくと念仏していることを勧めているわけで、ここが最大切なところなんだということだろう。
人生無理をすれば苦痛が生じる。苦痛が生じる人生は、最早いい加減に生きているとは言えないのだ。無理しない生き方こそ、上人流に言えば尊い生き方なのである。
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何事も 続けた者だけが 甘い果実に ありつける。
何かやることが あるということは なんと素晴らしい ことか!
それがたとえ 趣味であろうと 仕事であろうと。