いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

手術翌朝、体中に巻物と管

2012-05-04 11:42:02 | 脳腫瘍(闘病)
長く苦しかった夜がようやく明けて、看護師も患者も動き出した。
まず、ストレッチャーに載せられ、CT検査。
検査室は遠く、寝ているので揺れが直接伝わって再び吐き気がする。
この状態で、同意が必要な造影剤を入れられて死なないのか?
また、こんなときに限って、造影剤が漏れて注射やり直し。
普段なら相当痛い注射なんだが、どうでもいい。
T字体(ふんどし)姿が一瞬さらされたが、もうどうとでもして。

高度治療室に戻ると、S先生たちが回診に来て、酸素マスクが外され、
鼻から管が引き出される。
ずるずる長い。
「可能性は小さいけれど、髄液が鼻から漏れる髄液漏になると
髄膜炎になるので、2日間は頭を上げずに寝たきりです。
その後、一日ずつ30度、60度とベッドを起こして、起き上がります」
腕には左右に点滴が刺さり、血圧計が巻かれ、
脚には血栓予防のため圧迫する装置が巻かれ、
膀胱には尿管が入れられ、とても起きられる状態ではない。
(だから手術前に、パンツ脱いだんだ)
当然、トイレにも行かれず、大は看護師を呼ぶとのこと。
寝たきりは拷問で、辛いことこの上なし。
4日後なんて、永遠に来ないだろう。
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