救急搬送された総合病院で、
「すぐにがんセンターに電話をして」
と言われたが、できなかった。
母が点滴でやや持ち直したと言っても、
依然としてふらついて寝たきりで、
ほとんど食べられず、
トイレだけは頑張って行くような状態だった。
この状態で、タクシーで行き来するなんて無理、
仮に病院に辿り着いたとしても、長時間、
検査や診察や合間で待つのも、絶対無理。
しかも、翌週の水曜から4日間の工程で、
マンション専有内給水管更新工事が入っており、
緊急事態だから日延べしてもらったとしても、
母の状態は悪化する一方だから、
いつならできるという予定を入れられない。
工事が終わってから、
がんセンターの相談支援センターに私だけで行くことにした。
が、7日(金)に午前で工事が終わりそうなので、
午後からがんセンターに行くことにした。
窓口では保健師が対応してくれて、
親身に話を聞いてくれ、
その場でがんセンターの相談支援センターに電話された。
先方はソーシャルワーカーの責任者(と後でわかった)が
対応してくれて、婦人科の医師に話をしてみると。
すぐに折り返し区役所窓口に電話があり、
患者本人が外来で検査・診察に来るのは難しく、
直接入院になるかもしれないが、
とにかく家族だけで紹介状を持って来てと。
翌7日(金)12時半の予約を提示され、
午前の工事終了後では間に合わないが、
携帯で近所のおばさんに留守番を頼み、
行くことにした。
(つづく)