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きょうの潮流

2017-08-07 | コラム

早すぎる義姉の死を悲しんでいる通夜の席で故人の友人たちに声をかけられました▼「赤旗の記者をされているんですってね。とても自慢されていたんですよ」「日本をよくするためにがんばってください」「応援していますからね」。胸が熱くなりました▼「おじさんがこういう仕事をしているんだから、共産党を応援してあげないとだめよ」。義姉が自分の息子や娘にそう話してくれたことは知っていました。でも友人たちにまで話していてくれたとは知りませんでした▼意外な激励は別にも。「おうおう、赤旗さんか。がんばってくださいよ」。穀田恵二さんの国対委員長20年を契機に議会制民主主義の今後を考えようと与野党の政治家が先日、京都に集いました。あいさつを交わした相手のなかには、反共で知られた政治家も。時代の変化を感じました▼集いで河野洋平元衆院議長は河野謙三元参院議長が芸者の姿勢に例えて「七・三の構え」、少数意見に7割の配慮が必要だと言っていたと紹介。「昔、芸者が人力車に乗る時は、帯をつぶさないために、はす(ななめ)に座ったもんだよ。少数意見はつぶさん」(畠中茂男「『河野語録』の秘密」)という意味でした▼少数者が意見を言うことが、いかに難しいか。共産党国対委員長として時には意見が封殺された穀田氏の苦労に思いをはせ、議会制民主主義の前進に期待を寄せた河野氏。「共産党をのぞく」壁が崩れ、野党共闘の要として存在感を増す共産党の役割を実感した集いでした。

 

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