「仲間を一人も凍死させてはならない」と、年末年始にホームレスを支援する「第39回名古屋越冬活動」が28日夕、名古屋駅近くの西柳公園で始まりました。
NPO法人ささしま共生会など15団体の主催。来年1月4日まで炊き出しや生活健康相談、散髪、文化交流などを行います。
スタート集会には支援者を含め約100人が参加。各団体の代表があいさつし、「生活保護費や年金の引き下げ、消費税増税で生活は苦しくなる一方だ。安倍首相は絶対に許せない。連帯の力で、われわれの生存権を取り戻そう」などの訴えが相次ぎました。
日本共産党愛知県委員会の本村伸子県常任委員もあいさつし、参加者を激励しました。
愛労連や名古屋市職労など団体・個人からカンパや衣類、食料品が多数寄せられました。日本共産党は愛知農民連、党スポーツ後援会と共同で野菜やジャージーを届けました。
実行委員会の石田慶太さんは「日雇い労働を続ける限り、貧困から抜け出すことはできません。正規雇用が当たり前の社会に転換するために連帯の輪を大きく広げたい」と語ります。