大激戦の堺市長選(24日投開票)で、「日刊 堺はひとつ」が大きな反響を呼んでいます。元維新府議を相手に奮闘する現職の竹山おさみ候補を自主的支援している「住みよい堺市をつくる会」が連日夕方に堺市内全27駅前で配布している日替わりのビラです。
最新号の20日付では「堺を支えるしごとづくりで元気アップを!」と現市長の政策を紹介。「ものづくりで成果あり」と製造品出荷額は大阪市を上回り、企業本社流入で雇用もアップへ、と紹介しています。コラムで古墳や包丁など堺の歴史・文化・人を解説・紹介し、「地元のこともよくわかる」と好評です。
宣伝に「がんばってや」「ご苦労さん」との激励が次々。「どっち?」と聞く男性に「竹山さん」と答えると「(高齢者が1回100円で乗れる)『おでかけ応援カード』。あれいいよね」と返ってきます。
つくる会のメンバーが「今日も新しいビラです」「みんなで力を合わせて堺市を守りましょう」と声をかけ宣伝すると、ビラをもらいに引き返す人も。「維新なんかに負けたらあかんで、絶対勝ってや」と真剣な表情で訴える市民もいます。
維新陣営も各駅頭で、事実にもとづかない「堺は停滞」「維新で成長」宣伝を繰り広げており、激しいつばぜり合いとなっています。