「今が正念場!憲法問題~改憲勢力は何をねらっているのか」と題して、
6月9日、南区九条の会が行った学習会には30名が参加、自由法曹団所属の弁護士齋田求さんの熱のこもった講演に聞き入りました。
昨年4月、自民党が発表した「日本国憲法改正草案」は、天皇元首制、国防軍設置、国民の基本的人権の制限、緊急事態の宣言などが盛り込まれた驚くべき内容。
基本的人権を尊重するために国家権力に縛りを与える、という立憲主義や、
侵略戦争の反省に立って戦力不保持を国際社会に宣言した平和憲法の原則などをすべて否定したものとなっています。
今第二次安部内閣は96条(改憲手続き)の改定を突破口にしようと世論作りに必死です。
しかし、南区九条の会の南浦和駅での宣伝行動(4日)では準備したチラシ200枚がすべて受け取られたり、今回の学習会にも、これまでにない層からの反響が返ってきています。
「憲法改正」をめざす勢力の危険性を感じ取り、何かしらの行動をしないといけないと考えている、少なくない人たちに九条の会への参加を呼びかけています。