台風18号 共産党が政府に要請
日本共産党18号台風災害対策本部(本部長=山下芳生書記局長代行)は19日、緊急の申し入れを政府に行いました。申し入れには山下本部長、穀田恵二本部長代理、倉林明子事務局長、塩川鉄也衆院議員が参加しました。
山下氏は「われわれが現地調査を行った結果を踏まえて緊急の要望をしたい」と発言。▽災害救助法の適用を積極的に行い住宅修理など全面的な活用をすすめ、土砂の除去など生活環境の回復に万全を期す▽竜巻・突風被害など同じ災害の被災者すべてを被災者生活再建支援法の対象にする―など8点を要請しました。
(写真)台風被害で内閣府に申し入れをする
(左2人目から右へ)塩川鉄也衆院議員、山下
芳生書記局長代行、穀田恵二国対委員長、倉
林明子参院議員=19日、東京都千代田区
倉林氏は「被害は広範囲に広がっている。同じ災害の被災者すべてが支援の対象となるような対応が必要だ」と指摘し、被災者の実態に即した支援を行うよう申し入れました。内閣府の日原洋文政策統括官(防災担当)は「政府も現地の情報を集めているところ。基本的には被災者の立場にたって対応したい」と述べ、関係各省と連携していくことを表明しました。