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大臣の所信表明なく質疑のみ 高橋議員が厳しく批判 閉会中審査

2017-09-21 | 嘘とごまかし政治はいずれ崩壊する

日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は20日の厚生労働委員会の閉会中審査で、安倍政権が、憲法53条に基づく野党4党の国会開会の要求を3カ月間放置したあげく、安倍晋三首相が解散・総選挙に向けて自民党内の選挙準備を進めていることにふれ「年金問題での閉会中審査は野党が求めたことだが、大臣の所信表明もないまま、今日の3時間半の質疑が最初で最後の質問になるのは納得がいかない」と厳しく批判しました。

 そのうえで、国会開会要求に応じないで冒頭解散に踏み切ることは「憲法違反と言うべきもの。臨時国会を開き、大臣所信聴取、代表質問など行うよう首相に進言すべきだ」と求めました。

 加藤勝信厚生労働相は「解散を前提にものをいうのは控えさせていただく」と述べるにとどまりました。


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