増税中止へ追い込もう

　安倍晋三政権が来年４月に狙う消費税増税を中止に追い込む運動と世論を広げよう、と全力を挙げる消費税廃止各界連絡会は２日、「いま増税するのは反対」の一点で幅広く共同し、増税中止の署名宣伝、対話の大行動で街の雰囲気を変える「全国宣伝強化旬間」（２１日まで）をスタートさせました。

　山形では、消費税廃止山形県各界連絡会が、山形市内で消費税増税中止を求める街頭署名行動をしました。

　日本共産党の渡辺ゆり子県議がハンドマイクを握り、「くらしに大打撃の消費税増税は中止を。いま必要なのは雇用確保と賃上げです。署名でキッパリやめさせましょう」と呼びかけました。

　「いまは（消費税率を）上げるときじゃないでしょう」と署名用紙にペンを走らせた５０代の主婦。「アベノミクスと騒がれて、いろんなものが高くなっても夫の給料は下がっている。大企業向けの減税の話は矛盾している」と語りました。

　「（消費税を）増税しなくても大丈夫だということをもっと宣伝してほしい」と激励していく年配の男性もいました。

　全国各地で多彩な行動を展開する「宣伝強化旬間」をうけて、「消費税大増税ストップ！！　国民集会」が２７日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれます。