最も重大「クラスA」の事故
米西部ネバダ州で8月26日(現地時間)に発生した米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの機体炎上事故について、米海軍安全センターは27日、最も重大な事故である「クラスA」に分類していたことが分かりました。
「クラスA」事故は、損害額が「200万ドル以上」または「死者が発生」した場合などの事故。同センターによると、今回の事故は「低視界着陸訓練」で発生しました。
同センターの公表資料によれば、オスプレイは今年6月にも米南部ノースカロライナ州ジャクソンビルで着陸後、地表が燃えて胴体に引火、大破して約6300万ドルの損害を出しました。
今回の事故について、現時点で損害額は算出されていませんが、自力では飛行できない状態と見られ、ほぼ1機分(6000万ドル以上)になることが予想されます。オスプレイはわずか2カ月あまりで「クラスA」事故を2件、発生させていたことになります。
防衛省は、オスプレイの沖縄配備にあたり、2003年10月~12年4月の8年半の間に同機の「クラスA」事故は2件だったとして「安全性」を強調していました。しかし、この基準からみても、わずか2カ月あまりの間に「クラスA」事故が続発していることは同機の危険性を示すものです
米西部ネバダ州で8月26日(現地時間)に発生した米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの機体炎上事故について、米海軍安全センターは27日、最も重大な事故である「クラスA」に分類していたことが分かりました。
「クラスA」事故は、損害額が「200万ドル以上」または「死者が発生」した場合などの事故。同センターによると、今回の事故は「低視界着陸訓練」で発生しました。
同センターの公表資料によれば、オスプレイは今年6月にも米南部ノースカロライナ州ジャクソンビルで着陸後、地表が燃えて胴体に引火、大破して約6300万ドルの損害を出しました。
今回の事故について、現時点で損害額は算出されていませんが、自力では飛行できない状態と見られ、ほぼ1機分(6000万ドル以上)になることが予想されます。オスプレイはわずか2カ月あまりで「クラスA」事故を2件、発生させていたことになります。
防衛省は、オスプレイの沖縄配備にあたり、2003年10月~12年4月の8年半の間に同機の「クラスA」事故は2件だったとして「安全性」を強調していました。しかし、この基準からみても、わずか2カ月あまりの間に「クラスA」事故が続発していることは同機の危険性を示すものです