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「共謀罪必ず廃止」続く声 ― “自公維に選挙で審判”

2017-06-16 | 危険な安倍政権の軍国主義・国民弾圧許すな

国会周辺 市民の抗議

 自民、公明、維新の各党が「共謀罪」法案を参院本会議で強行した15日朝、多くの市民が国会周辺で抗議を続け、「必ず廃止させる」「自民、公明、維新に都議選、総選挙で審判をくだそう」と声をあげました。


議員会館前

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(写真)「共謀罪」強行採決直後、夜を徹して廃案を求めた人たちとともに抗議する野党の議員。壇上は報告する小池晃書記局長=15日、衆院第2議員会館前

 強行採決直後の午前8時すぎ、衆院第2議員会館前で、共謀罪の強行採決に抗議する緊急国会行動がおこなわれました。民進、共産、自由、社民の4党と「沖縄の風」の国会議員が参加し、市民と一緒に「共謀罪は必ず廃止」「説明できない法律いらない」とコールしました。

 日本共産党から23人の衆参両院議員が参加。あいさつした小池晃書記局長(参院議員)は、「憲法違反の共謀罪を廃止させるたたかいが今日から始まる。力を合わせよう」とのべ、「加計・森友疑惑にふたをして、一日も早く国会を閉じるために弾圧立法を強行した。市民と野党の共闘で安倍暴走政治を打ち倒し、新しい政治をつくっていこう」と呼びかけました。

国会正門前

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(写真)国会議事堂に向かって「野党は頑張れ」「共謀罪絶対反対」と声をあげる人たち=15日午前4時すぎ、国会正門前

 国会正門前では、市民がインターネット中継で審議の様子を見ながら、動議や法案への討論、質疑に立つ野党議員への激励のコールが続きました。

 午前3時54分、秋野公造委員長(公明党)による「中間報告」を議題とする動議への質疑が始まり、民進党・田名部匡代議員、日本共産党・井上哲士議員の討論がはじまると「野党は頑張れ」「田名部がんばれ」「井上がんばれ」「共謀罪は絶対反対」とコール。

 5時57分、法案の質疑で、民進党・小川敏夫議員、6時17分に日本共産党・仁比聡平議員がそれぞれ登壇。金田勝年法相が「成立後も説明に努める」と答弁すると「これまでの審議は何だったのか」や「与党は質疑にも立たないのか」の声が起きました。

 6時37分、民進党の蓮舫代表が反対討論を始めると「蓮舫がんばれ」、同50分に仁比議員が討論に立つと「仁比さんがんばれ」のコール。途中、自民党の西田昌司議員が賛成討論で「テロ対策」を口実にあげると「テロ対策とうそをつくな」のコールに変わりました。

 議長が採決を宣言すると「強行採決絶対反対」「野党はがんばれ」のコールとともに、「賛成議員は絶対許さない」の声も。

 7時47分、議長が可決を宣言すると「安倍はやめろ」のコールが起きました。

 東京都杉並区の会社経営の男性(57)は「金田大臣の答弁は最後まで変わらなかった。大臣が理解できない法案を国民の理解も得ずに通した。しかも『中間報告』という異常なやり方だ。都議選、総選挙で自民、公明、維新に私たちの意思をしっかり示したい」と語りました。


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