日本共産党さいたま市南区委員会へようこそ!

平和・民主主義・暮しを壊す逆流に立向かう党、どの分野でも改革と打開の展望を示す変革者の党、国民多数の合意を得てすすむ党。

「独裁傾向強まる」安倍政権 - 立憲デモクラシーの会講演 集団的自衛権問う

2014-07-07 | 危険な安倍政権の軍国主義・国民弾圧許すな

 幅広い学者らが結成した「立憲デモクラシーの会」は4日、東京都内で「集団的自衛権を問う」と題し公開講演会を開きました。

 三谷太一郎東京大学名誉教授が講演し、安倍政権は「デモクラシー(民主主義)なき立憲主義としての『立憲的独裁』の傾向を強めている。立憲的デモクラシーで対抗することが必要だ」と述べました。同氏は、集団的自衛権の行使容認を求める報告書を首相に提出した安保法制懇座長代理の北岡伸一氏の大学院時代の指導教官。

 三谷氏は、日本には江戸時代から「権力を抑制・均衡させるしくみがあった」と指摘。加藤陽子東京大学教授が「軍事的な緊張があっても、分権し、合議を尊重するやり方をとる伝統が日本にはある」と述べました。

 つづいて軍事評論家の前田哲男氏が講演。自衛隊創設時に、参院本会議で「海外出動はこれを行わない」という決議がされていたことを紹介し、集団的自衛権行使容認は「自衛隊の任務を完全に逸脱する」と述べました。

 木村草太首都大学東京准教授は、今回の閣議決定は「違憲」だと指摘。日本弁護士連合会の山岸良太弁護士が「全国の弁護士会が、閣議決定は違憲だと声をあげている」と連帯のあいさつをしました。450人以上が入る会場が満席でした。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。