通常国会が始まった26日、安倍暴走政治を許さない集会やデモが国会周辺で終日取り組まれました。夕方には、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を具体化する法案阻止などを掲げる「国会前総がかり行動」が衆参両院議員会館前で行われました。2500人が「戦争する国絶対反対」「安倍政権の憲法破壊を阻止しよう」と訴えました。
主催は、「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」。「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター」「戦争をさせない1000人委員会」「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」の3団体で構成する実行委員会として、初めての共同行動です。
3団体の代表があいさつ。「共同センター」の吉田万三氏は、「今やるべきことは、安倍政権から日本を守ることです」と訴えました。
日本共産党から衆参13人の国会議員が参加。小池晃副委員長(参院議員)は「安倍政権は戦後最悪の危険な内閣だ。国会内外で暴走政治をストップさせるために力を合わせましょう」と呼びかけました。
民主党、社民党、生活の党の国会議員があいさつしました。
千葉市の男性(70)は「戦争中、父がサイパン島に出兵しました。終戦の年に生まれた者として、戦争への道は絶対に許しません」と語りました。