日本共産党の池内さおり衆院議員は26日夜、インターネット番組に出演して、ヘイトスピーチ(差別扇動行為)やレイシズム(人種差別)をなくす決意を語りました。番組は、「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク(のりこえねっと)」が企画するもの。ジャーナリストの安田浩一さんのインタビューに答えました。
ヘイトスピーチを知ったきっかけを尋ねられた池内議員は、「昨年3月に、初めて差別デモに反対する行動(カウンター行動)に参加しました。そこでヘイトスピーチという圧倒的な暴力を目の当たりにして悲しくなった。このような空間はこの国にあってはいけないと感じました」と話しました。
同時に、カウンター行動に参加していた人たちを見た池内議員は、「現場ではいろんな人がプラカードを持つなど、思い思いの方法で差別デモに抗議の意を示していたのが希望でした」と語りました。
ヘイトスピーチをなくしていくためには何が必要かとの問いかけに、池内議員は人種差別を許さない姿勢を政府や自治体が示し、人種差別禁止の理念を明確にした法律の制定など、ヘイトスピーチをさせない社会にしていくことが必要だと語りました