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志位委員長、シリア代理大使と会談

2013-09-12 | 歴史の流れは平和外交

化学兵器廃棄、内戦の政治解決を提起

  日本共産党の志位和夫委員長は11日、党本部でシリアのワリフ・ハラビ駐日代理大使の訪問を受け、会談しました

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  ハラビ氏は、志位氏が8月30日に発表した談話「シリアへの違法な軍事攻撃の企てに強く反対する」に注目したとのべ、米軍が攻撃の構えを見せてきたシリア情勢について、同国政府の立場を説明しました。

 これに対し志位氏は、「化学兵器の使用は誰によるものであれ、人道と国際法に反する重大な残虐行為だが、事実の解明は国連が進めている途上にある。国連安保理の決議もないまま一方的に攻撃を強行することは、明白な国連憲章と国際法違反であり、強く反対する」とあらためて表明。

 そのうえで、「軍事攻撃を回避し、問題を政治的に解決するうえで、二つの点を率直に提起したい」とのべました。

 第一は、この間、ロシア政府が、シリア政府に、化学兵器禁止条約への参加、化学兵器の国際管理・廃棄を提案していることについてです。志位氏は、この提案を、「問題の政治的解決の道を示したものとして、歓迎・支持する。シリア政府が、積極的にこれに合意し、誠実に履行することを求めたい」とのべました。

 第二に、内戦の解決の問題です。志位氏は、「破滅的な内戦が10万人以上の命を奪い、地域全体の不安定化をつくりだしていることを強く憂慮している。今年5月15日に採択された国連総会決議にもとづき、シリア政府と反政府勢力の双方が、真剣な政治対話を開始し、双方を包括する暫定政権樹立をめざして努力すべきだ」とのべました。

 ハラビ氏は、「シリア政府は、ロシア政府の提案を受け入れ、化学兵器禁止条約に加盟する用意がある」とのべました。さらに、志位氏の談話と二つの提案について、本国に伝えるとのべました

 緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、田川実書記局員が同席しました

 

 

 


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