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軍事行動第1でない」 北朝鮮問題でトランプ米大統領

2017-09-08 | 歴史の流れは平和外交

【ワシントン=遠藤誠二、北京=小林拓也】トランプ米大統領は6日、核実験を強行した北朝鮮への対応について、「明らかに、それ(軍事行動)は第1の選択肢ではない」と述べました。中国の習近平国家主席との電話会談後、報道陣に語りました。

 トランプ氏は、「習主席は何か行動をしたいと思っており、われわれは彼がそれをできるかどうかみることになる」と中国の影響力行使に期待を表明。同時に「北朝鮮で起きていることに我慢することはしない」と北朝鮮に警告しました。

 ホワイトハウスは同日の声明で、電話会談についてトランプ氏と習氏が、「朝鮮半島非核化の目標を実現させるため、より踏み込んだ行動にむけて協力を強化する」ことに強い意欲でいると表明しました。

 中国外務省によると、習氏は、トランプ氏との電話会談で、北朝鮮情勢に関し、「対話と協議による問題解決を堅持すべきだ」と訴えました。習氏は「われわれは朝鮮半島の平和と安定の維持を堅持する」と強調。「核問題の解決は結局、対話と話し合いによるべきで、長期的な解決の道を探っていきたい」と呼びかけました。

 

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