大分空港(大分県国東市)に緊急着陸し、整備を続けていた米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のMV22オスプレイが7日、エンジンを始動させたところ再び白煙をあげました。8月29日の緊急着陸から10日目になりますが同空港にとどまったままです。
米軍の現場責任者は午後3時にはテストフライトを兼ねて岩国基地(山口県岩国市)に向かいたいと述べていましたが、断念しました。
同機は午後2時以降に3回、エンジンを始動させ回転翼をヘリコプターモードに切り替えましたが、2度にわたり、左側エンジン付近から大量の白煙を上げました。その都度、整備員と見られる米兵らがエンジンのカバーを開け、整備する姿が見られましたが、3度目は右側付近から青白い煙が上がりました。その後、右側エンジンを整備していましたが、雨脚が強まったこともあり、整備は中断したままです。
この日、日本共産党の山下芳生副委員長らが同空港に調査に入りました。
(記事・写真 大分県・丸小野一民)