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冒頭解散 野党が批判 衆院議運理 塩川氏「会期示せ」

2017-09-27 | 野党共闘で安部政権を退陣に
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(写真)衆院議運委理事会。右から2人目は塩川鉄也議員=2

衆院議院運営委員会理事会が26日開かれ、臨時国会が召集される28日正午に本会議を開くことを佐藤勉議運委員長の職権で決めました。野党側は安倍晋三首相が表明した冒頭解散を批判し、森友・加計疑惑隠しの解散だけのための本会議は開くべきではないと主張しました。

 本会議の開会時刻の提案しかしない与党側に対して、日本共産党の塩川鉄也議員は、なぜ臨時国会の会期を示さないのかとただしました。自民党は「今日の段階で示す状況にない」などと説明しました。

 塩川氏は「与党側が会期も代表質問などの審議の日程も示せなくなっているのは、総理の解散表明に原因がある」と指摘。そもそも安倍内閣自身が、憲法53条に基づく野党の臨時国会召集要求を受け、「諸案件の審議を求める」と召集を決定しておきながら、首相が冒頭解散を表明するなど「国会を冒?(ぼうとく)するものだ」と厳しく批判しました。その上で「冒頭解散を受けるだけの本会議はおかしい。開くべきではない」と抗議しました。

 民進党は、与野党書記局長・幹事長会談で北朝鮮非難決議の採択を合意しながら何の提案もないと批判。「与党からは会期の提案もない。解散、政局優先のやり方だ。要求した代表質問にも何の回答もない。本会議には応じられない」と抗議しました。


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