武器輸出を基本的に禁止していた「武器輸出三原則」を撤廃し、新たに武器輸出を認める「防衛装備移転三原則」を閣議決定(4月1日)した安倍晋三・自公政権が、武器輸出拡大に向けた動きを加速しています。同政権が、「積極的平和主義」の名の下に進める、集団的自衛権の行使容認など「戦争する国づくり」の一環であり、憲法の平和原則を空洞化させる重大な動きです。
米の軍需産業を補完
安倍政権は17日の国家安全保 . . . 本文を読む
防衛省は18日、自民党国防部会などの合同会議で、来年度軍事費の概算要求を提示しました。総額は4兆9650億円で、今年度の軍事費4兆8848億円を約800億円、比率で1・6%上回っています。日本の軍事大国化を志向する安倍政権発足以来、3年連続での軍拡を狙っています。
加えて、普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる同県名護市辺野古への新基地建設や、岩国基地(山口県岩国市)への米空母艦載機移駐が強行 . . . 本文を読む
刑法が禁じる賭博場・カジノの合法化に向け、安倍内閣が政府内にカジノ推進のための新組織を設立することが明らかになりました。
自民、維新、生活の各党などが議員立法として昨年12月の臨時国会に提出したカジノ法案(特定複合観光施設区域整備推進法案)は、さきの通常国会では継続審議となっています。その結論を待たず、政府をあげてカジノ賭博解禁に突き進む姿勢です。
菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で、 . . . 本文を読む
名護市辺野古への新基地建設に先立つ海底ボーリング(掘削)調査を強行しようと、沖縄防衛局が反対運動を取り締まるためのブイ(浮標)設置の資材を米軍キャンプ・シュワブ内に搬入した20日、多くの人が同基地ゲート前に駆け付けて終日、抗議の声を上げ続けました。
(写真)辺野古埋め立てを撤回させるため、「名護市議選と知事選で必ず勝利を」と訴える安次富共同代表(右)ら=20日、沖縄県名護市 . . . 本文を読む
内閣官房HPで設問・回答22→35に
集団的自衛権行使容認の「閣議決定」に対する反対世論を意識して首相官邸が作成した問答形式の言い訳集の設問・回答が次々追加され、内閣官房ホームページで初掲載した5日時点から13問13答増の35問35答に膨れました(21日現在)。世論に追い詰められる安倍政権の悪あがきがにじみ出ています。
言い訳集はウソとゴマカシが満載。「集団的自衛権の行使は憲法上 . . . 本文を読む
「市民を巻き込む無差別攻撃はただちに中止を」「犠牲者に哀悼のキャンドルを」―。
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆と地上侵攻の停止を訴えた緊急集会が21日夜、東京都内で行われ、NGOや市民500人を超える人が参加しました。
主催したのは、日本国際ボランティアセンターなど、人権やフェアトレード、開発支援、宗教交流でパレスチナと関係を持つNGO15団体です。
集会では、ガザで . . . 本文を読む
対岸は打越代替地、背面は急斜面地
「八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会」は15日、ダム予定地を視察しました。会は民主、社民、共産、市民クラブなど、関係自治体の県議で構成され、今日の現地視察に20名近い議員らが参加、埼玉県議会からは共産党のみでしたが、奥田と村岡の両県議が参加しました。
国会から共産党の塩川鉄也衆議院議員、吉良よしこ参議院議員も参加、マイクロバス . . . 本文を読む
検証に反論材料示さず攻撃
ジャーナリストの桜井よしこ氏が理事長を務める国家基本問題研究所が17~19日付の全国紙に「『河野談話』の検証はまだ終わっていません」とする意見広告を掲載しました。
「慰安婦」問題への旧日本軍の関与を認めて謝罪した「河野談話」(1993年)の政府の検証結果(6月)について「その内容は、当時の河野洋平官房長官と外務省が行った謝罪外交の失敗を覆い隠すものでしかありません . . . 本文を読む
米軍機訓練も
(写真)横田基地に飛来したオスプレイ=19日、東京都福生市
小野寺五典防衛相は20日、東京都内で記者団に対し、陸上自衛隊に2015年度から導入する方針の米国製の垂直離着陸機オスプレイについて、佐賀空港(佐賀市)1カ所に17機配備する意向を表明しました。また普天間基地(沖縄県宜野湾市)に24機配属している米海兵隊オスプレイの訓練でも、佐賀空港を活用 . . . 本文を読む
ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜されたとみられる事件で、オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスで記者会見し、「これまで得られた証拠によると、機体は親ロシア派が支配する地域から発射された地対空ミサイルで撃墜された」と語りました。
オバマ氏は、親ロシア派がロシアから訓練を受け、対空兵器を含む武器の提供などの支援を受けていると指摘。そのうえで「信頼できる国際的調査」のため、ロシア、親ロ派、ウ . . . 本文を読む