中学採択で
全国約2100人の弁護士で構成する自由法曹団は12日、東京都文京区の団本部で、教科書問題学習会を開催し、教科書問題対策プロジェクトチーム(「教科書PT」)を立ち上げました。今年は4年ごとに行われる中学校教科書採択の年です。学習会には東京、神奈川、埼玉、千葉などから30人余が参加しました。
社会科教科書については、日本の戦争責任を矮小(わいしょう)化するなど多くの問題のある教科書 . . . 本文を読む
第189通常国会が26日、開会しました。会期は6月24日までの150日間。日本共産党が昨年末の総選挙で21人に躍進し、衆参あわせて32人の国会議員団となってから、初めての本格論戦の舞台となります。同日、党国会議員団は衆参で獲得した議案提案権を行使し、政党助成法廃止法案を衆院に提出。議員団総会で志位和夫委員長は「国民の声、国民の願いを、国会に届ける『代弁者』として頑張りたい」と表明しました。安倍晋 . . . 本文を読む
現場の声、実態をつきつけ安倍政権と正面対決―。1月末から今月6日まで衆参予算委員会・参院決算委員会で行われた日本共産党国会議員団の質問に「自分たちの声を代弁してくれた」と大きな反響が寄せられ、他党にも影響を与えています。総選挙で躍進して質問時間も拡大。その力がさっそく発揮されています。
(写真)質問する赤嶺政賢議員=1月30日、衆院予算委
自民党員「迫力ある . . . 本文を読む
過激組織「イスラム国」の日本人人質事件への安倍政権の対応を冷静に検証しようとの声が高まるなか、「産経」が言論機関としては異様な報道をしています。
同紙4日付は「『イスラム国寄り』?発言 野党・元官僚続々」と見出しを立て、安倍政権の対応について疑問や批判の目を向け、検証の必要性を指摘した論者を名指しで攻撃する記事を掲載しました。
首相の答弁引用
なかでも同記事が目くじらを立てたのは、安倍 . . . 本文を読む
日本の平和主義からの逸脱 事件を軍事力強化の口実に
安倍晋三首相は1日、過激組織「イスラム国」による後藤健二さん殺害に対する声明で、「テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせる」と表明しました。この発言が国際社会で大きな波紋を呼んでいます。
安倍首相はその後、「『罪を償わせる』ということは、彼らがおこなった残虐非道な行為に対して、法によって裁かれるべきと考える」(2日の参院予算委員会 . . . 本文を読む
日本共産党の志位和夫委員長は5日の記者会見で、過激組織「イスラム国」による日本人殺害事件をめぐる政府の検証姿勢について問われ、「二度と犠牲者を出さない、世界から過激武装グループ、テロリズムをなくしていくための教訓を、冷静に引き出すことがいま大事です。この間の首相の答弁をみる限り、冷静な検証をしようとすると、『テロに屈することになる』の一言で、検証を拒否する態度をとっています。この態度は良くない」 . . . 本文を読む
通常国会は6日までに、衆参予算委員会での補正予算審議・集中審議が終わりました。「イスラム国」問題、安全保障、憲法、アベノミクス、米軍基地、社会保障、原発―どのテーマをとっても、安倍晋三首相の答弁の異常さが際立ちました。
人質事件 「テロに屈せず」と検証拒否
過激組織「イスラム国」による日本人殺害事件。日本共産党の小池晃参院議員が、「イスラム国」対策で2億ドル支援を表明したエジプトで . . . 本文を読む
安倍晋三首相は3日、参院予算委員会で、次世代の党の和田政宗議員が「外国で拉致・拘束された日本人をいかなる場合でも救出できるよう、憲法9条を改正すべきだ」と迫ったのに対し、「わが党(自民党)はすでに憲法9条についての改正案を示している。それは国民の生命と財産を守る責務を果たすためだ」と述べ、自民党改憲草案の実現へ執念を示しました。
和田氏は「よく『憲法9条があるから、平和が守られている』という . . . 本文を読む
首相中東訪問 答弁回避に議場騒然
日本共産党の小池晃議員は3日の参院予算委員会で、過激組織「イスラム国」による日本人人質殺害事件について、安倍晋三首相の中東訪問(1月16~21日)をはじめとする政府の対応をただしました。
小池氏は冒頭、湯川遥菜さん、後藤健二さんの家族と関係者に哀悼の意を表明。「イスラム国」の犯行に対しては「残虐で卑劣なテロ行為を怒りを込めて糾弾する」とし、国連安保理決 . . . 本文を読む
安倍晋三首相は、「イスラム国」に対する空爆への「後方支援はやらない」と繰り返しています。
しかし安倍首相は、「イスラム国」に対する空爆を行っている米軍中心の有志連合など、国連決議に基づかない軍事作戦に対し後方支援をしないのは「政策判断だ」とし「憲法上は可能」と明言しています(1月25日のNHK番組)。現に後方支援の法律上の根拠となる、いつでも、世界中のどこにでも、どんなケースでも自衛隊派兵を . . . 本文を読む