今年は例年と違い初詣客が少ないことがテレビでうつしだされる。
多分多くの人は、少ないことがおかしいのではなく、大混雑する例年が異常だという事に気がつく。
ここ数年、お正月は暇なので、暇つぶしに初詣なるものへ行ってみた。
電車で行ってみた。10キロほど歩いてみたり。
ところが、 毎年、参拝するのに行列で何十分も待たなければならず、
これって なんか変!
と疑問を持つようになった。
多くの参拝客や門前に並ぶ屋台は 本当に平和そのもので確かに楽しげである。しかし、並んでまで参拝するものか?
しかも、時間がかかる原因と思われる参拝の仕方、
二礼二拍手一礼
なぜかどこの神社にもこれが掲げてある。
昔はこんなものなかった。
ちょっと調べてみたら、
どうやら、神社本庁や 政治団体の神道政治連盟と関係があるみたい。
こちらは自民党の支持母体。
我々が並んでまで賽銭を入れている先はもしかしてこちら??
また、初詣と鉄道会社の関係も怪しい。
現在の初詣の形式が整ったのは、明治に入ってからだと言われている。神社と鉄道会社が組んで、新春イベントとしてさかんに宣伝し、国民に定着した。つまり初詣は、日本古来の伝統行事などではなく、神社と鉄道会社が儲けるためのイベント。
今年のコロナ禍でニュースになったことに、
初詣は分散して、期間も12月から3月までOKとか、
鉄道会社に深夜運行を停止するように要請したとき、鉄道会社が難色を示したとか、
この時に 物凄く違和感を感じた。
コロナ禍でも 初詣はせよ!ということ。
空いていれば 初詣も全然良いのだが、とにかく並ぶのは時間の無駄。
しかも、皆さん お願いごとが多いのが長時間拝んでいる人多数。
そもそも、神さまに願い事をするものではない。
自分は 年がら年中どこかの神社に寄るけど、毎回、ここに訪ねることができたことへの感謝のみです。
天皇を崇拝するような参り方はしたことがなく、もともと山の神、土地の神にご挨拶といった感じ。