災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候
良寛
今回は前みたいに、道の駅もサービスエリアの店も閉まるということはないでしょうね。
ウィルスは自然災害だから、人間がどうあがいても太刀打ちできないんだよね。
歴史的にも 様々な病気にかかり、人口を減らしながらも また復活するゴキブリのような生命力の人類。
さっさとウィルスに負けを認めてしまえば良いのに、人間の力をでウィルスを封じ込めるなどと さすがは傲慢な人間の考えること。
残念ながら、この緊急事態宣言では感染はせいぜい横ばいだろう。
暖かくなれば、ウィルスの活動が弱まるので それまで待つしかない。
人類は自然とともに生かされている。 日本は地震、台風と自然災害が多い国だけど、その恩恵もある。
ほんの150年前はその恩恵に受けながら、自然の猛威に抗うことなく、家や財産を失う時は 自然に還る素材で暮らせば、また 新たに恵みを受けることができた。
現代は 畏れ多きことに自然をコントロールしようとさえする。
この新型コロナウィルスは そんな人間を嘲笑うように いとも簡単に侵入する。 特に自然を破壊した都市部に住む人間を襲うようにさえ思える。
そして、今の状況は数年続くだろう。 つまり、いつまでたっても病院は逼迫する。暖かくなれば多少はウィルスの活動は鈍くなるが、じっとどこかに潜み、また 寒くなれば蔓延し、また緊急事態宣言下に置かれるだろう。
多分、そんなことを何年もしなければならない。人類が自然耐性ができるまで。