風水都市 香港では風水用具や、凶を吉に変える方法を日常的に実践しています。香港では、風水先生と呼ばれる、風水術もちろん、中国のあらゆる運命学に精通している占い師が五千人以上とも言われ、日常生活に密接に根付いています。
中でも風水判定は、最重要事項とされ、たとえば、高層ピルを建設する際も、外観のデザイン、間取り、内装、机の配置まで゛すべて風水先生のアドバイスを受けるほどです。1997の中国本土返還を目前にして、ビクトリア市にある香港を代表する二大銀行ピル、
イギリス系の香港上海銀行と中国銀行が、相次いで高層ピルを建てたこと。どちらのピルも風水師から設計上の細かいアドバイスを受けたとされ、特に1989に完成した中国銀行ピルは、香港上海銀行より倍近く高く、ピルの形が三角形で壁面は全面ガラス張りとなっており、
風水的に周りの風水を乱す外観で問題となっています、この二つの銀行の周りの環境は、龍派の穴となっていて、香港聡督邸、最高裁判所などの重要な建物があり、中でも香港総督邸は、中国銀行の三角の角の一つが真っ直ぐ向いている鬼角の関係になってしまい、
そこで、風水師は総督邸に緑の樹木を出来るだけ多く植えるよう堤言しました。総督邸はもともと並木で囲んである緑の多い敷地ですが、新たにもっと効果があるとされる木を鬼角の来る方向に植えたととのことです。この例の他にも香港島南部の、あるマンションでは、その場所が龍の通り道に当たるため、
建物の真ん中に十メートル四方の穴を開けて、地表に流れる気を損なわないように設計したという例もあります。十メートル四方ですから、そこを部屋に取れば、何室も余計に売ることが出来、商売上儲かるのですが、それより気の通り道を大切にする考え方が、
いかに、香港で風水が大きな影響をもたらしているかがおわかりになると思います。
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